昨日は、東京の耳鳴り注意報 ! !
驚くほどの ”温度変化”に耳鳴り気配が広がった。
東京は一昨日桜が開花して、なんとも幸せな時期なのですが、合わせて背景には ”花粉が” 多く飛んでいる。
そして、昨日の午後から ”黄砂” もかなり酷いようだ。
耳鳴りの方には、負担が大きくならないように注意してください。
こんな機会に耳鳴りが発生することもありますから。
こんなに、温度変化が大きくて

東京の昨日は、本格的な春の訪れでした。
気象庁は一昨日の午後2時ごろ、東京・千代田区の靖国神社を気象台の職員が訪れ、桜の標本木の観測を行い。 「東京の標本木、いま観測しまして、6輪認められましたので、東京、開花ということで観測」が認められ、桜の開花が発表されました。
昨日は、日本付近の上空に平年より10℃以上高い暖気が流れ込み、関東から九州の太平洋側を中心に季節外れの暑さになりました。
全国でもっとも気温が高くなったのは宮崎・高鍋と大分・佐伯市宇目で、気温が30.3℃まで上がって。
そして、宮崎・西都で30.2℃、宮崎空港で30.0℃と、全国4地点で真夏日になりました。
これまで国内の観測所で3月に真夏日になったのは1999年3月26日に鹿児島・奄美市名瀬で記録された1回だけで、実に26年ぶり、島嶼部を除いては観測史上初めてのことになります。
でも、1週間前は大雪のニュースが繰り返されていたのですよ。
あの寒い日が、1週間後こんなに暑くなるとは、体にデリケートな感覚を与えられています。

「寒暖差疲労」とは、
気温の寒暖差が大きいことにより、自律神経の働きが乱れ、体が疲れることを「寒暖差疲労」と言います。
気温の変化に伴い、体は体温を一定に保つため自律神経を働かせて皮膚の血管を流れる血液量を調整したり、筋肉で熱を生み出したり、発汗して体温を下げたりします。
気温差が大きいと自律神経が過剰に働き、大きなエネルギーを消耗して疲労が蓄積し、肩こりや頭痛、めまい、耳鳴り、倦怠感(けんたいかん)、便秘、下痢(げり)、不眠などの様々な心身の不調をもたらし。
慢性化すると、わずかな気温差でも不調を感じやすくなります。
寒暖差疲労をケアするためには乱れた自律神経を整えて、日常生活に適度な寒暖のリズムを作り、自律神経をトレーニングすることが大切です。
例えば、気温の高い昼は換気で外気を取り入れることで身体を冷やす、逆に気温の低い夜は温かい飲み物を飲むことで身体を温めるなどして、1日の中で意識的に寒暖差をつけることが自律神経のトレーニングになります。
この際、急激に身体を冷やしたり温めたりすると逆効果になるので注意しましょう。
自律神経を整えるには.......
① 身体の局所(筋肉や内臓)を温める
② 散歩などの運動をする
③ 首肩の筋肉をストレッチする
④ 身体を温める食べ物を多くとる
⑤ 規則正しい生活(適度な睡眠と朝に太陽の光を浴びること)
⑥ 38~41度の湯に首までつかり体の芯まで温め、自律神経の集まっている首を温めることです。
自律神経は首だけではなく、耳の周りにも集中しています。耳をつまんで前後に回したりすることも自律神経の働きを整えるのに有効です。
温度変化による耳鳴りの懸念
⑴ 急激な温度変化
例えば、暖かい場所から寒い場所への移動などは、耳周囲の血管に影響を与え、血流の変化が起こることがあります。
⑵ 耳の内部の圧力変化
温度が大幅に変化すると、耳の内部の圧力にも影響が考えられます。
耳と外界との間の圧力の不均衡(例えば、冷たい空気を吸ったり、急に暖かい部屋になったりしたとき)は、耳の中に違和感を生じさせ、耳鳴りを感じることがあります。 管耳(ユースタキオ管)がうまく機能できず、温度の変化が耳の圧力調整に悪影響を与える可能性があります。
⑶ 湿度の影響
温度の変化に伴って湿度と共に温度変化をします。 乾燥した空気(寒いやエアコンが止まった部屋など)は、耳の内部のある粘膜を乾燥させ、耳鳴りが起こる季節があります。
⑷ 気温の大幅な変化によるストレス
急激な温度変化(例、外から寒い外気にさらされるなど)は、体にストレスを考慮します。ストレスがたまると、耳鳴りを考える可能性が高くなります。
ストレスは自律神経を刺激し、耳の健康に影響を与える可能性があるため、耳鳴りの症状が起こることがあります。
⑸ 中耳の炎症
空気が寒いとすぐ当たることで耳の内部に炎症が起こり、耳鳴りが起こることがあります。 特に風邪や耳の感染症がある場合、温度変化によって炎症が起こり、耳鳴りが起こることがあります。
温度変化による耳鳴りの対策
温度変化による耳鳴りを予防するためには、以下のような対策を取ることが有効です。
● 急激な温度変化を気にすること自体が問題です
● 外出時に耳を保護する
● エアコンや暖房を使う場合は、湿度も正しく考える
● 空気冷たく長時間使われないように
これらの対策をとることで、温度変化が耳鳴りに影響を軽減することができると言われます。
花粉による耳鳴りの影響

東京を含む関東エリアは、ビルが立ち並び、自然が少ないイメージがありますが、実は日本の中でもさまざまな花粉が大量に飛ぶエリアといえます。
東京23区には多摩地域から大量のスギ花粉が飛来し、2月から4月まで約3カ月間も飛散のピークが続きます。
ヒノキの花粉も多く、こちらのピークは3月から5月半ばと、やはり他のエリアよりも長い地域です。
関東エリアは草の花粉も他のエリアよりも多く、しかも長い期間飛散します。
温度変化による耳鳴りの懸念
花粉が耳鳴りに悪い理由もいくつかあります。主に以下のような懸念が影響しているようです。
⑴ アレルギー反応
アレルギーによって、特に耳の中に影響がある事があります。
花粉はアレルゲンとして知られており、アレルギー反応を当然考えなくてはなりません。
⑵ 外耳道炎などの鼻
花粉症によるアレルギー反応が耳の内部に炎症を起こし、耳鳴りを起こすことがあります。 特に、アレルギー性の中耳炎や外耳道炎などが耳鳴りの原因になることがあります。
⑶ 耳の圧力変化の症状
花粉症の耳の圧力変化症状として、鼻づまりや副鼻腔炎が起こります。
これによって、鼻腔と耳をつなぐ耳管(ユースタキオ管)が見つかり、耳の圧力調整が上手くいかなくなります。その結果、違和感や耳鳴りが生じやすくなります。
⑷ 血行不良 > 花粉症が引炎を引き起こす
花粉症による体内の炎症反応は、血流や免疫系に影響を与えます。
これが耳への血流にも影響を与える場合があり、血行が悪化することで耳鳴りが悪化する可能性があります。
くしゃみやストレス不快感で、耳鳴りを悪化する傾向があります。
花粉症の症状が目に入ることがあり、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどが続き、
花粉症と耳鳴りは密接に関連して。
花粉症の症状が起こることによって、耳鳴りの発生の可能性もあるものと考えられています。
黄砂が近づいて来た
黄砂は中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄土高原など、乾燥・半乾燥地域で、風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛来し、大気中に浮遊あるいは降下する現象です。

風によって大気中に舞い上げられた黄砂は、発生源地域周辺の農業生産や生活環境にしばしば重大な被害を与えるばかりでなく、大気中に浮遊し、黄砂粒子を核とした雲の発生・降水過程を通して地球全体の気候に影響を及ぼしています。
また、海洋へも降下して、海洋表層のプランクトンへのミネラル分の供給を通して海洋の生態系にも大きな影響を与えていると考えられていますが、その量についてはまだ明確にはなっていません。

黄砂現象は従来、自然現象であると理解されてきましたが、近年ではその頻度と被害が甚大化しており、急速に広がりつつある過放牧や農地転換による土地の劣化等との関連性も指摘されています。
そのため、黄砂は単なる自然現象から、森林減少、土地の劣化、砂漠化といった人為的影響による側面も持った環境問題として認識が高まっています。
黄砂が耳鳴りに悪影響を考慮する理由は、主に以下のような懸念が関係しています。
黄砂が耳鳴りに影響する理由
黄砂は、呼吸器系への影響やすく、耳鳴りにも影があるといわれています。
黄砂は非常に微細で、呼吸器系になりやすい粒子。
吸入すると、気道に刺激を与え、炎症やアレルギー反応が起こる可能性があります。
⑴ 呼吸器系の影響
黄砂は非常に微粒な粒子で、吸収器系に影響があります。
吸収すると、気道に刺激を与え、炎症やアレルギー反応を起こす可能性があります。
顔や喉に炎症が起こると、耳管(耳と喉をつなぐ管)の機能が低下することがあります。
⑵ 耳管機能低下に影響
耳管黄砂は非常に微粒な粒子で、鼻や喉に炎症が起こり、吸収器系に影響があります。
吸収すると、気道に刺激を与え、炎症やアレルギー反応を起こす可能性があります。
⑶ アレルギー反応
黄砂に含まれている微細な粒子や、他の物質がアレルゲンとなって、体内に免疫反応を起こすことがあります。
これが、耳の中の炎症や、耳鳴りを感があえる原因ともなります。
特にアレルギー性鼻炎や喘息を持っている方は、黄砂の影響を受かれやすいと言われています。
⑷ 黄砂は、強い風の日が特徴
気圧や天候の変化が黄砂に大きく影響を与えます。
風が強いと大きく影響されるし、気圧によって耳の中の圧力も影響されて、これらが耳鳴りに影響されることがありますので注意してください。
黄砂が飛来する際に役立つ対策
< 外出時の対策 >
マスクの着用:黄砂には細かい粒子が含まれており、呼吸器系に負担をかけるため、外出時にはフィルター付きのマスクを着用することが推奨されます。
特にN95やPM2.5対応のマスクが効果的です。
眼鏡やサングラス:目に砂が入るのを防ぐため、外出時に眼鏡やサングラスを着用すると良いでしょう。
長時間外出を避ける:黄砂が強く飛んでいる日には、なるべく外出を控えるようにしましょう。
< 室内での対策 >
換気を控える:黄砂が多い日は、窓やドアを閉めて換気を控えましょう。外の空気が室内に入らないようにします。
空気清浄機の使用:空気清浄機を使用して、室内の粉塵やアレルゲンを取り除くことができます。PM2.5対応の空気清浄機が特に効果的です。
湿度を保つ:室内の乾燥を防ぐために加湿器を使い、湿度を50%〜60%に保つことが呼吸器を守るために役立ちます。
室内での対策:黄砂による乾燥や呼吸器への負担を軽減するために、水分をしっかり摂取しましょう。
栄養の摂取:免疫力を高めるために、ビタミンCやDを含む食事を心がけましょう。新鮮な野菜や果物を積極的に摂取すると良いです。
睡眠の質を向上させる:黄砂の影響で眠れなくなることもありますが、質の良い睡眠をとることで、体調を整え、免疫力を高めることができます。
< アレルギー対策 >
薬の使用:黄砂が原因でアレルギー症状(くしゃみ、鼻水、目のかゆみ)が出る場合、抗ヒスタミン薬や点鼻薬などを使用すると効果があります。事前に医師と相談することをおすすめします。
鼻うがい:鼻の中に黄砂の粒子が残らないように、鼻うがいを行うと良いです。これにより、アレルギー症状を軽減することができます。
今日も3月でありながら、この暖かさをどのように評価したら良いのだろうか。
天気が下り傾向で、昨日から比べると落ち着き気味ですが。
この数年、あまりに天気が暴れていて。
この季節は穏やかな美しい春を感じさせたてくれたら良いな。