耳鳴りは、1年中の季節変化によって影響されています。 季節の変化によって、気温や気圧の変化で鼓膜の奥にある内耳が影響を受けて、めまいが悪化したり、耳鳴りが起きやすくなります。

 

耳鳴りは、1年中の季節変化によって影響されています。

季節の変化によって、気温や気圧の変化で鼓膜の奥にある内耳が影響を受けて、めまいが悪化したり、耳鳴りが起きやすくなります。

 

一方、私はこの寒い季節に耳鳴りが悪化する傾向があります。

2年続けて冬から春にかけて音がうるさくて、今年はかなり丁寧に生活をしているつもりです。

この時期の耳鳴りが悪化してしまうの原因は、寒さからくる気温と考えても良いでしょう。 

寒くなってからだが冷えを感じると血管が縮こまります。 血管が収縮して血液の通り道が狭くなると運ばれる量が少なくなります。 

耳は体内で一、二を争うほど血流、血行が悪い場所だと言われているのですから大きに影響があるわけです。

 

冬場には、何度か耳鳴りと血行について投稿した経緯はあるのですが。

この寒さから考えて、「血行と耳鳴り」について...... 

私自体も、皆さんも対応するために再度まとめてみました。

  

耳鳴りが血流に影響

血液が潤沢に行き渡らないと全身でいろいろな問題が生じてくるのですが、耳への血液が不足すると耳鳴りが起きやすくなります。 

血流が悪くなれば、内耳の有毛細胞も酸素不足になるため機能が低下し、聞こえが悪くなるのです。 

聞こえが悪くなると、それを脳が補おうとして耳鳴りが発生するというわけです。

 

また、耳には音を感じるたくさんの細胞が集まっています。 

それらが正常に働くためにはたくさんの酸素や栄養が必要です。

  

耳鳴り改善のために、血流促進

この寒い時期に、少しでも血流を促進するための方法を集めてみました。
耳鳴りも勿論、この季節には血流効果が耳鳴り以外の体調不振になりますので、できる範囲の行為をしてみてください。
 

血流を良くする服装

 

首の後ろをきちんと保温することで、全身に温かい血流が巡るようになり、手足の血行促進や肩こり解消にも効果が期待できます。 

そのため、トップスはしっかりと首元を保温できる、ハイネックやタートルネックなどがおすすめ。 首元が開いているタイプのトップスを選ぶ場合は、ストールやマフラー、ネックウォーマーなどを活用しましょう。

手首・足首・首には、薄い皮膚の下に太い血管が通っています。 また、自律神経を整えるツボもあるといわれています。 

手先・爪先を温めるより、手足と頭をつなぐ首の部分を温めることで全身の血行をよくすることが大切です。

 

蒸しタオル療法で温め

 

耳の内部や耳たぶの後ろにあるリンパ節が詰まり血流が悪くなると、耳の各器官に血液が充分に行き渡らなくなります。これが原因の耳鳴りを回復するための「蒸しタオル療法」。

”蒸しタオル” で耳を温め、滞ったリンパ液と血液の流れを促すことにより耳鳴りに効果的です。

 

❶ タオルを水でぬらし、電子レンジで1分温める。目安は40℃。
❷ 5~10分ずつ左右両側の耳にタオルを当てます。

 

冬場は、耳の内部や耳たぶの後ろにあるリンパ節が詰まり血流も悪くなり、耳の各器官に血液がじゅうぶんに行き渡らなくなります。

「蒸しタオル」で耳を温め、滞ったリンパ液と血液の流れを促すことが効果的です。

 

血流を良くする飲み物

 

水分

血流改善の血液の80%は水分で構成されています。 

そのため、水分が不足すると血液がドロドロになり、反対に十分な量の水分があれば、血流が良くなります。

 また、血液には脂質や糖、塩分を排出する役割もあるため、水を飲むことで糖尿病や高血圧などの生活習慣病の改善や予防に役立つのです。

緑茶
とくに緑茶特有のカテキン、テアニンは、優れた抗酸化作用で心身をととのえてくれます。 

茶葉に含まれる「ガレート型」のカテキンは、コレステロール吸収を抑制。 内臓脂肪をつきにくくする効果もあり、血流をよくして高血圧や動脈硬化など血管トラブルのリスクを軽減します。

ココア

ココアに含まれるテオブロミンは血管を拡張するため、円滑な血流を促す効果があります。 血管が収縮した状態では円滑な血流が阻害され、疲労物質も溜まる一方です。 テオブロミンで血管が拡張されると、血流が改善するため疲労物質もスムーズに体外へ排出でき、疲労回復を早めます。

黒酢

血液サラサラ効果 黒酢には、血液をサラサラにする効果が期待できます。 血液サラサラとは、血液の流動性がよく、血管内をスムーズに流れる状態のことです。 血流がよいと、体のすみずみまで血液が行き渡り、細胞にくまなく酸素が供給されます。

 

耳鳴りに悪い飲み物は?

耳鳴りにはカフェインを多く含む飲み物や辛い食べ物が ”内耳の神経” を過剰に興奮させてしまうため良くないとされています。 

コーヒー、紅茶、香辛料の多い飲み物など。 

カフェインなどを含まない麦茶、そば茶、ハーブティーなどでしたら良いでしょう。

 

血流を良くする食べ物

 

たまねぎ

たまねぎに含まれる "ケルセチン" はポリフェノールの一種です。

血中総コレステロール・悪玉コレステロールを低下させるのが特徴です。

血管にコレステロールが蓄積されるのを防げることから、血流や動脈硬化への良い影響があると言われています。

青魚

青魚に含まれる「DHA」「EPA」には、中性脂肪を減らして善玉コレステロールを増加させる・脂肪燃焼を促進して肥満を防ぐなどの効果があるとされています。DHA・EPAは脂質異常症治療薬としても使用されており、心筋梗塞や狭心症の予防に役立つという研究結果も発表されている栄養素です。

海藻

海藻に豊富に含まれるアルギン酸には塩分や余分なコレステロールを吸着して体外に排出する働きがあります。

過剰な塩分摂取を防ぐことで高血圧の予防につながり、結果として動脈硬化や心筋梗塞などのリスク低減効果が期待されます。

納豆

納豆に含まれる "ナットウキナーゼ" には強い血栓溶解効果があると言われています。血液をサラサラにする食品は数多くありますが、ナットウキナーゼは血管の内皮細胞を刺激することで、既に血液にできている塊をなくすのが最大の特徴です。

きのこ

きのこには血管を拡張させる作用があるナイアシンや「造血ビタミン」と呼ばれる葉酸をはじめとしたビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群はエネルギー産生時に補酵素として働き、代謝をスムーズにすることで血行を促進します。

かぼちゃ

かぼちゃに含まれる "カリウム" には、細胞の浸透圧を維持したり、余分な塩分を排泄により身体の外に出したりする作用があります。塩分の過剰摂取を防げるため、血圧の上昇抑制効果が期待できます。

 

血流を良くするフルーツ

 

血液の健康状態は生活習慣病と密接な関係があるため、血液をサラサラに保つことが大切です。 

血液をサラサラにする果物は、いちごや柑橘類、ブルーベリーが知られています。 

これから、新鮮ないちごが店頭に溢れてきます。

美味しさと合わせて、血流促進してください。

 

耳の血流を良くするビタミン

 

耳の血流を良くするビタミンは、ビタミンB12。

ビタミン12には、難聴を引き起こす傷ついた末梢神経を修復させる働きがあると言われています。 

難聴の治療で、血流を改善する薬と共に、ビタミンB12が投与されることもあります。 そのため、普段から意識的にビタミンB12の豊富な食材を取り入れることが大切です。

 

湯舟に浸かる

 

入浴の際にシャワーのみで済ませるのではなく湯船に浸かる習慣をつけることで、血管が広がって血流が良くなります。

湯船に浸かって全身を温めると、皮膚の毛細血管が広がります。また、適度な水圧によって血液が全身に行き渡り、血圧や疲労回復に関する効果を得ることが可能です。

注意点として、湯船の温度が高すぎると交感神経が優位になり、リラックス効果が半減してしまいます。湯船のお湯は37~41℃程度に設定するのがよいでしょう。

また、効率良く血行促進効果を高めるには、半身浴ではなく全身浴がおすすめです。

[注意] 冬場のヒートショックの原因は、恒例、生活習慣病や睡眠時無呼吸症候群、不整脈や喫煙などがあります。 入浴中に意識が遠のく、お風呂から出た瞬間立ちくらみがするなどの症状はヒートショックのサインかも。 

 

運動をする

 

日々の生活にウォーキングなどの有酸素運動を取り入れれば、血行促進につながります。

通常の歩行から早歩き程度のウォーキングを30分以上行うと、心臓血管系疾患の予防効果が期待されます。

また、30分程度のサイクリングを行うと血液中の一酸化窒素が倍増し、血管が拡張することで動脈硬化を予防できます。

有酸素運動のための時間を確保するのが難しい場合には、階段を使う・バスや電車で座らないなど、日常生活の中に活動量を増やす工夫を取り入れるのも有効です。

血行促進を狙うには、有酸素運動以外に筋トレを行うのもおすすめです。筋肉量増加により基礎代謝が上がることで、血行改善につながります。

 

くるくる耳マッサージ(お勧め)

 

耳の血行促進に、耳周辺をもみほぐすことで血行が良くなり改善効果があると言われています。

血行により内耳の状態が改善し、さらに体の不調をやわらげる効果もあるので、改善努力をしたくなります。

 

いろいろな情報サイトで、耳の血行を良くする対処法が紹介されて、多くを試してきました。

私はその中で、 ”くるくる耳マッサージ” の評価が高い改善方法だと思っていますので引用させて頂きました。

医師の佐藤純先生が考案した「くるくる耳マッサージ」に、リンクしてチャレンジしてください。

 

くるくる耳マッサージ