今年は、急に寒さを感じるせいなのか。 このところ、ブログに「寒さ」をテーマによく書き込んでいます。 東京は、今日も 寒くて、10℃を超えないかも知れない。 街の銀杏の木は、一気に黄色の色に変わって落ち葉も見られます。 また、「寒さ」の話です。 でも、今日は寒さのポジティブな話を中心にしようと思って。

 

今年は、急に寒さを感じるせいなのか。

このところ、ブログに「寒さ」をテーマによく書き込んでいます。

東京は今日も 寒くて、10℃を超えないかも知れない。

街の銀杏の木は、一気に黄色の色に変わって来ました。

 

また、「寒さ」の話です。

でも、今日は寒さのポジティブな話を中心にしようと思って。

寒さは、体に良いところもあります

本格的な寒さになると、運動することや外出することが面倒になる方が多くなっていきます。

でも、寒さが体に与えるメリットも結構あって、一概に寒さを健康にとってネガティブに考えない方が良いという意見もあります。

寒さによる、体のメリットをいくつかまとめました。

 

若返る

 

アディポネクチンと言う物質が、寒さによる増加して若返りが期待できます。

人は寒い環境で生活すると、体内でアディポネクチンという物質が増加するそうです。

アディポネクチンとは脂肪細胞から出るホルモンの一種。

ホルモンというと、内臓などから分泌されるものと考えている人が多いと思いますが、実は脂肪細胞からも分泌されます。

脂肪細胞からはホルモンだけでなく多くの生理活性物質が分泌されていますが、そのなかで善玉アディポカイン(生理活性物質)として注目されているのが「アディポネクチン」です。

 

脂肪を燃焼させる働き

アディポネクチンは、脂肪分解酵素を活性化する働きがあり、糖や脂肪の消費をサポートしてくれます。

運動を行わなくても、アディポネクチンが分泌されていれば脂肪を燃焼しやすく、太りにくいカラダになることが可能というわけです。

 

インスリンの効果を高める働き

膵臓から分泌されるインスリンは、私たちの体の中で唯一、血糖値を下げてくれる働きを持っています。

しかしアディポネクチンの値が低いとインスリンの働きが悪くなってしまい、血糖値が上昇してしまう危険性があります。

つまりアディポネクチンには、2型糖尿病の予防に対しても大きな期待がかけられているのです。

 

動脈硬化を予防し、炎症を抑える

血管は加齢によって弾力が失われるだけでなく、喫煙・コレステロール・高血圧・肥満・運動不足などの危険因子によって損傷していきます。

動脈硬化が進んで血管が狭くなったり詰まったりすると、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの心臓や血管の病気を発症する原因になります。

アディポネクチンには血管内の傷を修復するだけでなく、血管を拡張する働きがあるそうです。

アディポネクチンがちゃんと分泌されていれば、動脈硬化を予防することが可能となり、脳心血管疾患のリスクの低減にもつながります。

 

アディポネクチンは、別名「長生きホルモン」と呼ばれています。

実験では気温10℃の部屋で2時間過ごしただけでアディポネクチンが70%増加したとの報告もあります。

 

睡眠の質が上がる

 

睡眠の質はその場の温度に大きく影響されますが、ちょっと寒いぐらいがベストと言われています。

ちなみに、国際睡眠財団が推奨する睡眠時室温は15~19℃。

この温度は、秋が深まった頃の温度と考えて良いと思います。

 

冬は日が早く沈み、夜が長くなるため、メラトニンの分泌時間が延び、自然と眠気を感じやすくなるのです。 

さらに、 寒さによって体温が下がることも、睡眠時間に影響を与えます。 

人間は眠るときに体温が下がります。 もともとの体温が低くなると、眠るときの体温の低下が起こりにくく寝つきが悪くなったり眠りが浅くなってしまいます。

 

ただこれから冬期になって、温度が下がっていくので温度調整が必要です。

体が冷えていると、体温を逃がさないように「交感神経」が優位に働き続けるので、寝付きが悪くなったり、睡眠中でもリラックスできずに睡眠の質が下がってしまいます。

今日の温度は低すぎて、逆に眠りにくくなりますので、注意してください。

 

痩せる

 

冬は体温を維持するために代謝が上がるため、夏に比べて痩せやすい季節だと言われます。

その方々の体調によって、”痩せる”のが良いか悪いかは異なるでしょうが。

現在の傾向は太り気味の体質の方が多いと考えますと、寒さによって ”痩せる” のが良いと思う方もいらっしゃると思います。

奈良大学の調査によると、秋~春の生活室温が10℃グループと20℃グループでウエストサイズに平均3.6cmの差が生じていました。

これは寒さで代謝が上がることに加え、脂肪の燃焼に関わる褐色脂肪細胞の働きが活発になるからと考えられているようです。

 

抗酸化物質が出る

 

動物が生きていくには、酸素を取り入れることが必要です。

そして、酸素を使ってエネルギーを作り出し、活動をしているのですが。その過程で、一部の酸素が体の中で酸化力の強い「活性酸素」というものに変化をします。
吸い込んだ酸素の約2~3%が活性酸素に変化しているといわれていて。

この活性酸素が体内で増加すると、血管や細胞を酸化させて傷つけてしまうことで、老化が進むといわれています。
具体的には、シミやシワなどのほか、がん、動脈硬化、糖尿病、認知症、白内障といった病気の引き金になるともいわれています。

 

人間の身体は「酸化」によって錆びるように老化していくのですが。

寒さの環境にいて酸化を抑える「グルタオチン」が多くなる傾向にあります。

グルタチオンは人間の体内に広く分布するアミノ酸化合物で、強力な抗酸化作用があります。 

人間の身体を酸化(サビ)から守り、アンチエイジング効果のある代表的な薬剤です。 免疫システムにおいても重要な役割を担っており、アレルギーや喘息などを抑える効果もあります。

 

寒さを感じると、こんな効果もあるようですが。

たまに薄着で外に出るだけでも同様の効果が得られると言われています。

このようなメリットを頭に入れていると、寒い事の苦痛も少しマシに感じられるかもしれませんね。

 

でも、今日は寒すぎ。気をつけて!

今日は、「寒暖差疲労」に気をつけて

寒暖差疲労とは、大きな気温の変化に体がついていかない状態です。

成人の平熱は、個人差はあるものの、大体36℃前後から高くても37℃前半くらいに保たれています。体の機能を守るために、体温を一定にコントロールする「ホメオスタシス(恒常性)」の仕組みが備わっているからです。

 

体温の維持に重要な役割を担うのが、自律神経です。

外気温が高いときは、体温を下げるために血流を活発にし、汗をかいて熱を発散します。

一方、気温が低いときは血流を滞らせ、毛穴を閉じて体温を逃さないようにします。

多少の温度の変化であれば、ホメオスタシスが機能するため問題はありません。しかし、寒暖の差が大きくなると、体温を一定に保つため、自律神経の働きが必要以上に活発になります。

・・その結果、過剰にエネルギーを消費することになり、体に疲労が蓄積してしまうのです。

昼と夜との寒暖差が大きくなりがちな季節の変わり目や、暖かい室内から気温の低い室外へ移動する場合などは寒暖差疲労がたまりやすいので注意が必要です。

 

急激な温度変化がもたらす健康リスク

急激な温度変化は、肉体面のみならず精神面にも影響を及ぼします。

特に思い当たる原因がない場合は、寒暖差疲労を疑ってみてもいいかもしれません。

● 肉体的な不調
頭痛やめまい、肩こりなどの症状がみられます。

体内のエネルギーの大量消費により、冷え性を引き起こし、だるさが続いたり、食欲がなくなったりすることもあります。

● 精神的な不調
自律神経の乱れにより、イライラや不安、落ち込みなどの精神的なダメージを受けやすくなります。

 

3つの「首」を温めて!

今日みたいな寒い時は、よく言われる「3つの首」を温めてください。

首は冷えると、血行の悪さから肩こりにもつながりやすいです。
マフラー、ネックウォーマー、ハイネックのトップスを着て寒さを防いでください。

デスクワークなどの影響も受けやすいので、1日の終わりにストレッチを行うのも血流をよくするのがおすすめです。

手首

手先が冷たくたい方も結構いるようです。臓器を温めようと血液が中心へ集中してしまうため、末端が冷えやすくなります。
外出の際は手袋やアームウォーマーを使って寒さをしのいでください。
冷えを感じたときにマッサージを行うのもおすすめです。

足首

足は下半身にたまった血液を重力に逆らって戻さないといけないため、大切な部位になります。温めて血流もよくしましょう。
冬は足首を出さず、靴下などで温めましょう。
1日の疲れを癒すためにも、入浴中や睡眠前にストレッチを行うのも効果的です。

 

外出だけでなく、お家の中にいるときも三首を温めることで、ポカポカ温まることができます。

 

 

あまりにも今日は温度が下がってきて .......

テーマがぴったりしなくてごめんなさい。