信頼できる、耳鼻咽喉科に行ってきました。 現在は、3ヶ月位に1度通っています。 大学病院から紹介状を用意してくれた。 通っていた大学病院の耳鼻咽喉科の先生から紹介状を用意してもらって、伺ったのですが。 クリニックから大学病院への紹介状はよくあるものの、その逆はめずらしい経緯かも知れない。

 

信頼できる、耳鼻咽喉科に行ってきました。

現在は、3ヶ月に1度通っています。

 

大学病院から紹介状を用意して。

通っていた大学病院の耳鼻咽喉科の先生から紹介状を用意してもらって、伺ったのですが。

クリニックから大学病院への紹介状はよくあるものの、その逆はめずらしい経緯かも知れない。

 

その当時は耳鳴りがとても辛くて、多くの耳鳴り関連の本を読んだり、ネットで情報を探しまくっていた時期。

今通っている医師が書いた本を読んで、信頼感を持っていました。

たまたま、大学病院で担当の女医さんが診察をしてくれている時、本の情報から当医師の名前が出たら、立派な先生であることを先生と共に同調した。

そして、「紹介状、書いてあげましょうか?」と言われ。「本当ですか、とてもありがたいです」と答えたのがきっかけなのです。

 

大学病院の医師は、紹介状と共にかなり時間をかけて私の耳鳴りの情報をまとめてくれ、厚めの書類になりました。

お忙しいのに、かなり時間をかけて書類を作ってくれた先生も感動でした。

 

初めて行ったのは、2年前の10月。

紹介状をもらって連絡後、1ヶ月後の予約で伺いました。

待合室には、10人以上の患者さんが待っている。ほとんど椅子が埋まっていて、

患者の回転が悪いのです。

常連の患者さんは待つことは当然だと思っているみたいだ。

こんなに待たされるとは思わないくらいの時間を落ち着かないでいたのを覚えている。

その理由は、地下室にある医院は私にとって音が響くハウリング状態で、空調や人々の会話やなどが辛く聞こえていたのです。

 

丁重な検査。

2時間くらい待って、ようやく検査室に呼ばれました。

毎回続けている標準純音聴力検査から始まったのですが、大学病院でも経験のない多くの検査を実施。

 

それに、検査してくれてる女性技師の能力の高さに驚きました。

検査中に、微妙な状況でリアクションしている患者の状況を、技師は把握して、一つ一つ確認しながら検査を進める。

耳の検査は、患者のアクションによるものが多く、かなりアバウトになっているのではないかと思っていた。でも、これだけ慎重に進めると精度のあるデータが取得できるのではないか。

 

いろいろな病院でもう何十回も耳の検査をしたものの、ここでの検査はすごく丁寧で、他の病院よりも時間が数倍かかるほどなのです。

初回の時に、その丁重さに信頼が持てました。

 

優しく信頼のできる医師。

私は、耳鳴りの症状をA4の用紙に大事なことだけを記入して先生に渡して、1分程度で自覚症状を話しました。

頷いてとても理解してくれて、私はありがたかった。

 

その後、まず左右の耳を見てくれる。

耳の病気なら耳を見るのは当然だと後で聞いた。

大学病院からのデータと、その日の検査によってしっかりと私の耳鳴りを解説してくれたのです。

と言って耳鳴りなので、確実な診断の難しさも含めて教えてくれました。

難聴とは言えないのですが、高周波がある年齢から聞こえなくなって、診断としては ”難聴系の耳鳴り” とされてしまう。

でも、微妙な状況を細かく教えてくれたのです。

今まで出会った耳鼻咽喉科医は、裏付けとなったり可能性を背景に症状を提示してくれなかったのですが。

耳鳴りは理屈が通るものではないのでようが、一応論理的な話をしてくれたことが私には ”もやもや感” から抜けるような気がした。

 

そして、ここで耳鳴りの "教育的カウンセリング" をしてくれたのです。

大事だと言われている ”教育的カウンセリング” なのに、今まで行った耳鼻咽喉科ではを受けた事がありませんでした。

難しい内容の部分もありましたが、事前に先生の本を読んでいたので私は十分理解できたのです。

読んで勉強した内容を、医師本人が解説してくれて、ある意味感動的な出来事に思えました。

 

人気があって混み合う医院なのに時間をかけて、今後の耳鳴りについてをゆっくりとお話もしてもらって。

私のいくつかの質問も、専門医レベルで確実に回答してくれたのです。

このような医師とは今まで出会う事がなく、とても力強く思えました。

 

医院を出て街を歩きながら「ここに来てよかった」と考えながら。特別な治療があったわけではないのですが、ここ半年の耳鳴りとの関係が変わってきたように感じられたのです。

 

その後、耳鳴り苦痛度かなり軽減した。

信頼できる医師と出会って、私のTHI (耳鳴苦痛度質問) は驚くほど改善したのです。

特別な治療をしてもらったわけではありませんが、私が不安になったこと、疑問になっていたことを専門医として回答をしてもらった事が、かなり苦痛を払拭してくれたような気がしました。

その話がとても裏付けのある理論的な話だったからです。

 

当医師に行って、変化のあったTHIの数値

検察月 評価 症状
2022.9 74 重症
2022.10 46 中等症
2022.11 24 中等症

 

私の耳鳴り改善のきっかけの時期は2022年の秋で、これは明らかに当医師との出会いによる改善だと考えています。

それは、私が耳鳴りにデリケートな体質だからだと思いますが。

 

 

今日も1時間50分待ちでした。

難聴の患者さんも多く、高齢層が多い待合室。

私を含めてここにいる皆さんは、長時間も待つのはやむおえないと理解しています。

患者さん毎に、しっかり時間をかけて対応してくれるので。

 

今日は、地下室の待合室のハウリングが苦手なのですが、2年前から比べるとかなり楽になっています。

耳鳴りがかなり良くなっていることを実感しました。

小さい椅子に座って、先生の講義映像を何となく見ながら時間潰ししているのですが、さすが2時間は長い。

待つのが苦手な私ですが、ここだけは我慢できるように頑張っています。

 

丁寧に交流してもらえて、ありがたい。

標準純音聴力検査は、前回と変わらず聴覚は落ちていない。

耳鳴りの音の大きさを測る検査をしようと思ったら、耳鳴りが消えているのです。

「耳鳴りちゃん」と呼ぶといつもは必ずやってくるのに、何故だろう?静な部屋なのに聞こえてこない。

「このように耳鳴りが聞こえないのは珍しいのですが、でもありがたい。」と言ってこの検査は終了しました。

聴覚過敏の検査も安定していて、今日の検査は問題なしのようです。

 

医師との話では、この季節は去年も安定していて、もしかしたら水分補給を積極的にしてえいるのが要因かも知れない。

そして今回も、私が聞きたかったいくつかの質問を、教授のようにレベルの高い話で回答してもらいました。

素人の私には、分かりにくい内容もありましたが。

 

このような話をしてもらえるだけでも、私の耳鳴りには大いに役に立っているのです。

今日は、いつもより半分くらいの時間でしたが、十分交流できた気持ちで笑顔で診察室を出てきました。

先生も笑顔を返してくれて。

 

次回は12月の予約を入れて。

医師とお目にかかってお話しするだけで、耳鳴りの精神的な負担が明らかに軽減するような気がしていました。

耳鳴りって、もともと精神的苦痛によって辛く感じる疾患なのだから。

信頼できる医師と出会えて、ありがたい気持ちで帰ってきました。