ランチで蕎麦屋さんでビールを飲んだら、耳鳴りが大きく聞こえて。 なかなか戻らない時間が続きました。久しぶりです。 暑いので、冷たいビールをグーっと2杯続けたせいだろうか。 時々お酒を飲んだ後、耳鳴りが誇張されてことがあるのですが。 私は、同じアルコールでも特にビールが ”耳鳴りの拡大” に影響されるのです。

 

ランチで蕎麦屋さんでビールを飲んだら、耳鳴りが大きく聞こえて。

なかなか戻らない時間が続きました。久しぶりです。

暑いので、冷たいビールをグーっと2杯続けて飲んだせいだろうか。

時々お酒を飲んだ後、耳鳴りが誇張されてことがあるのですが。

私は、同じアルコールでも特にビールが ”耳鳴りの拡大” に影響されるのです。

 

アルコールは、耳鳴りに良くない飲み物であるのは前提ですが、耳鳴りに慣れてきた段階で飲む機会が増えてきました。

最近は友人たちとお酒を飲んで、気を晴らす精神的な効果は決してネガティブなこととは言えないと思って。飲む機会が少しずつ戻ってきたのですが。

耳鳴りが気にならない時もあるのですが、今日は大きな音が比較的長く聞こえて気になりました。

 

耳鳴りにアルコールが悪い理由

耳鳴りにアルコールが悪いとされる理由はいくつかあります。

その主な理由は・・・

血行の影響

アルコールを摂取すると血管が拡張し、血流が増加します。これは一時的なもので、その後に血管が収縮してきます。

この血行の変動が、耳鳴りを引き起こしたり悪化させたりする可能性があります。

中枢神経系への影響

アルコールは中枢神経系に影響を与えます。

耳鳴りは脳内での神経活動が関連していると考えられており、アルコールがこれを乱すことで、耳鳴りの症状が強まることがあります。

脱水の影響

アルコールは利尿作用があるため、体内の水分を減少させる可能性があります。脱水状態は、耳の内耳にあるリンパ液のバランスを乱し、耳鳴りを悪化させることがあります。

特にこのシーズンは ”補水” を気にしているのですが、アルコール摂取によって、脱水傾向になるのが問題です。

ストレスの増加

アルコールは一時的にリラックス効果があるものの、その後のアルコール代謝によってストレスホルモン(コルチゾール)の分泌が増えることがあります。

ストレスは耳鳴りを悪化させる要因とされているため、結果として症状が悪化する可能性があります。

 

酒類によっての違い

耳鳴りに特に悪いとされる酒類の理由は・・・

赤ワイン

赤ワインにはヒスタミンやチラミンといった物質が含まれており、これらが血管を拡張し、耳鳴りを悪化させる可能性があります。

また、赤ワインは他のアルコール飲料に比べて血圧を上昇する傾向もあります。

ビール

ビールには多くのホップや麦が含まれており、これらの成分がアレルギー反応を引き起こし、結果として耳鳴りが悪化することがあります。

また、ビールは利尿作用が特に強く、体内の水分を減少させ、脱水によって耳鳴りが悪化する可能性があります。

スパークリングワイン

スパークリングワインには炭酸ガスが含まれており、これが血流に影響を与えることで耳鳴りを悪化させることがあります。

また、これらの飲料もヒスタミンを含んでいることが多く、耳鳴りを悪化させる要因になります。

ウイスキーやバーボン

これらの蒸留酒もアルコール度数が高く、体内への影響が大きいため、耳鳴りを持つ人にとっては悪影響を与えることがあります。特に、飲み過ぎると血圧の変動や脱水症状を引き起こしやすいため、耳鳴りが悪化するリスクがあります。

 

 

私が何人かの耳鳴り患者から調べたところ、耳鳴りの各患者によって耳鳴りが大きくなる酒類は個々にかなり違っているように思われます。

その理由は明白に裏付けられませんが、本人の体質と関わっているものと考えられます。

 

醸造酒が耳鳴りに悪いとされる理由

醸造酒が耳鳴りに悪いとされる理由には・・・

エタノール以外の微量なアルコール分

お酒のアルコールといえば、エタノールなのですが。

醸造酒には、エタノールの他にも、メタノール、フェネチルアルコール、ブタノールなどが微量ですが存在しているそうです。これらのアルコールは人間には悪影響があります。

一方蒸留酒は、純粋なエタノールのみで作られているため体内での分解がスムーズに進行されるようです。

ヒスタミンの分泌

醸造酒には、ワインやビールのように発酵過程でヒスタミンが生成されるものがあります。

ヒスタミンは、アレルギー反応を引き起こす物質であり、血管を拡張させることもあります。これにより、耳鳴りが悪化することがあります。

カフェインやナトリウムの摂取

醸造酒の中にはカフェインやナトリウムを含むものもあり、これらの成分は体内の水分バランスを崩し、耳の内圧を変化させることがあります。これも耳鳴りを悪化させる一因となる可能性があります

 

耳鳴りの原因や影響は個人によって異なるため、ある人にとっては醸造酒が耳鳴りを悪化させることがある一方で、他の人にはそれほど影響がない場合もあります。

お酒で耳鳴りが気になりやすい人

アルコールを飲むと耳鳴りが気になる人は・・・

血圧が不安定な人

アルコールは血圧に影響を与えるため、特に低血圧や高血圧の人は、耳鳴りに影響を与えます。

自律神経が敏感な人

アルコールは自律神経系に影響を及ぼすため、自律神経が敏感な人は、耳鳴りが気になる傾向があります。

カフェインやニコチンなどの摂取量が多い人

アルコールとカフェインやニコチンの組み合わせは、耳鳴りのリスクを高めることがあります。

これらを普段から多く摂取している人は、アルコールがより強く引き金となりやすいです。

脱水症状になりやすい人

アルコールは利尿作用があるため、脱水症状になりやすい人は、耳鳴りの症状が現れやすくなります。

年齢が高い人

加齢により内耳の血流や神経機能が低下することがあり、このためにアルコールが耳鳴りを気にしやすくなります。

 

お酒を飲んだ後の対応

アルコールを飲んだ後に耳鳴りがうるさく感じる場合。

対策法は・・・

水をたくさん飲む

アルコールは脱水を引き起こすため、体内の水分を補うことが大切です。

水分補給をしっかりと行うことで、アルコールの代謝を助け、耳鳴りが軽減する可能性があります。

私は、アルコールによる耳鳴りが気になる時は、水をどんどん飲む努力をしています。

リラックスする

耳鳴りが気になるときは、リラックスすることが重要です。深呼吸などのリラクゼーション法を試してみてください。

音楽を楽しく聴く

静かな場所では耳鳴りがより気になることがあります。

お酒を飲んだ後、楽しい音楽を聴いていると耳鳴りを逸らしてくれることがあります。

カフェインの摂取を控える

お酒飲んだ後にコーヒーを飲むことがああるのですが、これはNG。

アルコールとカフェインが効果的に耳鳴りが気になることがあります。

耳マッサージ

耳の周りを軽くマッサージすることで、血行を促進し、耳鳴りの緩和に繋がることがあります。

睡眠をとる

時間の余裕があったら軽く睡眠を取ると、アルコールも抜けるし耳鳴り音も軽減します。

 

ビールを飲んで大きな耳鳴りが気になっていたのですが、水をどんどん飲んで、ブログを書いていたら何となくフェードアウトしていました。