耳鳴りをテーマにブログを書いていて、ちょっと内容がデープになり過ぎてているものもあるのですが。 耳鳴り改善と共に、耳鳴りにならないようにちょっとでも気を向けてもらいたくて書き込んでいる内容もあります。

 

耳鳴りをテーマにブログを書いていて、ちょっと内容がディープになり過ぎてているものもあるのですが。

耳鳴り改善と共に耳鳴りにならないように、ちょっとでも気を向けてもらいたくて書き込んでいる内容もあります。

だって耳鳴りは、とても辛いので。

 

オリンピック真っ最中で、ついついオリンピック関連になってしまいます。

今日は、スポーツによって耳鳴りの生じる可能性をまとめてみました。

運動することは体調を保つのにポジティブな行為なので、基本的には積極的にチャレンジするべきですが、いくつかの行為が耳に影響を与えてしまうことがあるようです。

それらの多くは、難聴から起こる耳鳴りの可能性が高いものと考えられますが。

 

難聴は、先天的なものと後天的なものに大別されて。

後天的なものは、年を取ることで起こる「加齢性難聴」が主体です。

それ以外の後天的な難聴の中でも、騒音等による「職業性の難聴」や、イヤフォン等の不適切な使用による「イヤフォン難聴」が社会問題として取り上げられます。

そして今日取り上げるのは、スポーツによる聴力のダメージも注目されていることです。

楽しいスポーツなのに、難聴が起こるなんてとても嫌なもの。

どんなところに注意すべきなのかを確認してください。

スポーツで、耳を痛める原因は。

・大きい音を聞く(音響外傷)
・頭に衝撃を受ける(頭部外傷)
・耳に圧力を受ける(気圧の変化)

・耳に炎症が起こる(耳の炎症)

大きい音を聞く(音響外傷)

 

スポーツをする環境によっては、大きな音を断続的に聞くことがあります。

騒音の多い環境に長時間さらされると、内耳の感覚細胞がダメージを受け、耳鳴りが生じることがあります。

例えば、射撃や陸上で銃声のような音を聞くことや、モータースポーツの大きなエンジン音、それにパリオリンピックでたくさんメダルを取ったスケートボードパークの雑音も気になります。

また、場所によっては、スポーツジムの大音量のバックグラウンドミュージックなどもよくないと言われています。

音の大きさは、一般的にはデシベ(dB)という単位で測定します。

▶︎ 通常の会話は、60dB程度。
▶︎ それより大きい85~100dBの音は、6~8時間連続して聞くと耳を傷める可能性が高くなります。
▶︎ さらに大きい110~180 dBの音は、レベルによっては30分も経たないうちに耳を傷めてしまいます。

それに、「剣道難聴」と呼ばれているものに注意しなくてはなりません。

その原因は、まずは音の大きさです。

頭部を竹刀で叩くと、その打撃音の大きさが耳の内耳を傷つけると考えられています。

竹刀による打撃時の音圧は、約120dBとかなり大きな音になります。

合わせて、頭骨から振動が内耳に伝わって、その振動で内耳が傷つくという可能性があります。

長期のの練習等による衝撃が蓄積して、聴力障害が発症すると推測されています。

難聴に加えて、耳鳴り、耳閉感などの症状があらわれることもあるそうです。

 

頭に衝撃を受ける(頭部外傷)

 

頭に強い衝撃を受けると、内耳や聴神経にダメージが生じ、耳鳴りが発生することがあります。

特にコンタクトスポーツ(競技者間の接触の度合いが多いスポーツ)にリスクが高いと言われています。

サッカー、ラグビー、アメリカンフットボールなどの団体戦と共に、レスリング、柔道、ボクシングなどのスポーツにリスクがあるようです。

上記の剣道も、音響外傷と共に、頭部外傷の可能性があります。

 

耳に圧力を受ける(気圧の変化)

 

ダイビングや高山登山などでは急激な気圧の変化があり、これが耳に負担をかけ、耳鳴りの原因となることがあります。

 

”耳に圧力を受ける” スポーツは、ダイビングが代表的です。

登山などでも気圧差の影響を受けますが、ダイビングの方がより深刻のようです。水圧がそのまま耳にかかってくるからでしょう。

ダイビングで仮に水深30mまで潜ると、水圧は地上の気圧の4倍になり。この圧力が、耳に大きき負担がかかってきます。

耳の空気圧を調整しなければ、水深3mで鼓膜は破れてしまうと言われています。

この空気圧の調整が「耳抜き」。

耳抜きの動作をすると、鼻の奥にある管を通じて空気が鼓膜の内側に入り、耳の内側の圧力が外部と等しくなります。

 

しかし耳抜きがうまくできない場合、鼓膜内外の気圧差で「潜水性中耳炎」になることがあります。

これを繰り返すと聴力に影響を与えることもあるので、注意が絶対必要。

 

 急激な気圧変化による耳のダメージはダイビングだけではなく、コンタクトスポーツにも影響されると言われています。

各種の格闘技、柔道やラグビーなど、耳付近を強く打つ可能性があるスポーツを行う人は、気圧で鼓膜が破れる「外傷性鼓膜穿孔」にも気をつけなくてはなりません。

 

耳に炎症が起こる(耳の感染症や炎症)

 

スポーツ中に耳に水が入ったり、汚れが入ったりして感染症や炎症が発生することがあります。これも耳鳴りの原因となり得ます。

 

水泳などの水に触れるスポーツの場合、水が耳の中に入って「耳に炎症が起こる」場合があっって。

耳の入り口から鼓膜までの部分で炎症が起こる「外耳炎」がよく生じるようで、ひどくなると耳が痛くなったり、聞こえが悪くなることがあります。

 

耳に水が入ったとき、耳の中の耳垢がふやけて菌が過剰に繁殖し、炎症が起きることもあるので注意が必要。

また、逆に耳掃除をしすぎて耳管の皮膚が傷ついている場合は、その傷から炎症が起きることもあるようです。

軽い外耳炎は通常、治療すればすぐに良くなるはずですが。治療せずに放置して炎症が進行すると、慢性的な外耳炎になり、難聴が起こることがあるので気をつけましょう。

 

泳いだ時などに耳の中に水が入ったら、放置せずにしっかり出すようにする。

ただし、あまり強くゴシゴシと擦り過ぎるのもよくありませんので、優しく行ってください。

海やプールに行く方機会が多い季節なので気をつけて!

 

血流が変動(循環器系の問題)

 

激しい運動やストレスにより血流が変動し、内耳の血流にも影響を与えることがよくあります。これが一時的な耳鳴りを引き起こすことがあります。

循環器系の問題の問題は、激しい運動を中心に多くの運動によって生じます。

特に登山等は、注意しなくてはなりません。

血圧と血流の変化

激しい運動中や後に血圧が急上昇することがあります。

これが内耳の血流に影響を与え、耳鳴りを引き起こす可能性があります。

筋緊張

首や肩、顎の筋肉が緊張すると、これが耳に影響を与えることがあります。

特に重いウェイトを持ち上げる運動や、長時間のランニングで首や肩の筋肉が緊張する場合に耳鳴りが発生することがあります。

酸欠

非常に激しい運動を行うと、一時的に酸素が不足することがあります。

これも耳鳴りを引き起こす可能性があります。