昨日、先輩から連絡があって飲みに(遊びに)行くことになりました。
先週、私が誘った時に先輩は出張で行けなかったので。
誘い直してくれました。
最近私は、体調不調で。気分を払拭するために遊びに出ようと思っていたので、即スタート。
時々行くことのある、ダイニングバーで。
まずは、ワインとオリーブを頼んで軽く乾杯。
先輩の出張中の、面白い出来事を話していたのですが。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240626/16/belle-blue/78/4c/j/o0400040015456190310.jpg?caw=800)
「あの二人、オシャレだね。」と言って、いつものようにサッサっと声をかけに行きました。
相変わらずと言うか、定番で。
素敵なスーツにネクタイをきしっと締めて、The紳士と言っっても良いほどの先輩なのに、女性への声かけが趣味(?)。
でも意外に、すぐに戻ってきて。
「やはり、無理だった。とても素敵だから声をかけてしまったけれど。」
二人ともおしゃれしていると言うことは、きっと目的があるのだと思っていたのだけれど、魅力的だからつい誘いに行ってしまった。
マーケッティングが得意の先輩としては反省気味。
「ごめんなさい、今日予定があるので。」と断られてしまったようです。
声かけは、相手に対する感情ではなく、相手の状況を把握して声をかけなくてはいけないことを自覚しながら、私に分析して話していると。
やはり、その二人は短い時間で店から出ていきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240626/16/belle-blue/fa/90/j/o0400040015456186705.jpg?caw=800)
2杯目のワインを注ぎ直して飲む頃。
近くのテーブルに20歳代後半の女性が二人が席についた。
先輩は声かけの対象として注視しながら、あえて私と雑談しています。
入店した途端に声をかけるのは失礼だし、仲良くなるのも難しいタイミングで、時間調整しているようです。
最低20分程度経たないと、声をかけてはいけないと先輩の考え。
話題は、お店の中での ”ナンパのマーケッティング” の話に集中になって。
特に目的がなくて、なんとなく遊びにきた二人に声をかけるのが確度が高いと言う。
だから、仕事帰りの仲間同士がターゲットかも知れない。
この店を選んでいるのも、店自体が目的でなくフラッとやって来る人がいるからだと言います。
おしゃれしてきた二人。久しぶりに会った二人。飲食時間よりお喋りに集中する二人。....... このような二人は、目的があるので第三者からのインサートは快いものではなくお断りされてしまうことが多いと言う考え方。
実は私もかなり前、 ”○○○のモテるためのマーケッティング” と言う遊びのコラムを連載したことがあったのですが。
先輩はそのネタをいくつか思い起こして話しながら、私よりQuattroの方がナンパが得意だよね。
そんなことはありませんが。
「俺、さっき失敗したから、あの二人はQuattroが行ってきてよ。」と言う。
あの二人は、おそらく仕事関係。年齢が近い先輩後輩だろう。
それに盛り上がるような会話でもないので、可能性があるかかも。
でも何故か、声かけの対象としてピンとこないと私たち二人は疑っている。
それでも、先輩自ら声かけに席に向かいました。
今回も、短い時間で戻ってきてしまったのです。
これから、仕事仲間の男性二人と合流するのだと言われたようです。
私たちが視線を向けていたせいか、彼女たちも私たちを多少意識してくれたようで。
「今度、二人の時に声かけてくださいね。」と社交辞令を言ってくれたそうですが。
2連敗。先輩としてはめずらしい連敗して、この店ではもう声をかけにくい。
今話題になっている、 ”ナンパエリアの銀座コリドー街” に向かった。
と言っても、金曜日の比較的遅い時間がナンパタイムのようで、この日は人の出はあまり多くない。
店の中はカジュアルで席が近く、仕事帰りの男女のナンパが話題になっているエリアになっているようだが。
ここに入ろうという店が見つからない。
かなり前には、私もコリドー街は飲みのエリアだった時があったのですが、大分雰囲気が変わってきている。
結局、二人を演出してくれるような店が見つからず、道を通り抜けて新橋方面まで歩いてしまった。
「今日は六本木に行こう。」とタクシーを止めて、私もご一緒したことのあるキャバクラに移動。
先輩の仲良しなセクシーな女性を呼んで席についた。
先輩が、銀座で二組をナンパしたのに断られてしまった話を、かなり大袈裟に話し始めた。
「もう俺たち、ナンパできなくなってしまったのかな。」と寂しげに。
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「大丈夫よ。」
女性が好きなのは、”小ぎれいなオッサン”と”ある程度はイケてるオッサン”。
二人とも充分イケてるから大丈夫!(お世辞。)
それに年上に興味を持つ女性は、 ”ちょい悪オヤジ” が大好きなのよ。
さすが、キャバクラのオネエサン。上手い話をしてくれる。
「俺たち、ちょい悪ではなくて、良いオヤジだからダメかも。」と先輩。
「だってQuattroさん、Tちゃんと付き合っているのでしょう。」といきなり。
「付き合ってなんていないよ。よく飲みには行くけれど。」
「本当?」疑いぽい顔。
1年前にここにやってきた時、アルバイトしていたシャープな女子大生。今もあちらこちら連れて行かれているのですが。お友達です。
彼女は、先輩に「今日忙しくて、ごめんね。」と言って他の席に移動してしまった。
若い二人の女性が私たちの席に着いて乾杯すると、またナンパ話が続いた。
”ナンパされた時、OKするのはどんな時?”と言う質問をすると。
一人は、ナンパに付いて行ったことはないと言う。でも一度、いきなりお手伝いを頼まれてお礼にご馳走してもらったことがあけど。
それって、ナンパのテクニックの一つですよと言うと、驚いていた。キャバクラ女子にしては真面目。
もう一人は、男性から誘いは、当然好みのタイプの人に付いて行きたいのですが。ナンパは、なんとなくその時のタイミングかな。
実は、それが定説なのです。
好きなタイプの男性に声をかけられても、これからの予定があれば当然断ります。
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ただ、この後に何も予定が無い時には、OKする可能性があるかも知れません。
これから家に帰るだけで、何も予定が無い場合は、嫌な人物ではなければ付き合ってくれる可能性があるかも。
もうひとつ、同じ行動の考えを持っていた時。
例えば、コーヒーを飲もうとした時、”コーヒー飲みませんか?”と言われるとそのタイミングでOKしてしまう人もいるわけです。誰でもというわけではありませんが。
だから、大きい公園で一人で散歩している女性に、ナンパ感のない気楽な会話をすれば一緒に歩けて、その後にお茶でもご一緒できるわけです。
このような話をしながら、今日の声かけした二組は、マーケティング的に ”用事のあること” を判断できなかった私たちのミスであったことを反省しました。
ようよく、先輩の知り合いのオネエサンが戻ってきたのですが。
「ごめん、今日一緒に飲みに行けないの。あのグループに前から誘われていて。」
ここでもまた、お断りされました。
「大丈夫。今度ね。」と先輩は、明るく答えて。
みんな聞こえるように。
「ここにいる可愛い二人に、またお断りされそうだから誘わないことにするよ。」
「そんなことないよ。」と言われながらも、オネエさんのいる間に会計して店を出てきました。
二人で久しぶりにラーメン屋さんに入ったら、隣に若い女性が二人。
”声をかけない” という笑いの合図を交換しました。