ゴールデンウイーク最終日の今日。
今年のGWはほとんど家にいました。
”人混みが苦手” で混み合うところに行きたくない性格で、最近はGWはあまり行動しないようになって。
今年のGWはコロナに罹ってまだ調子が戻ってなくて、積極的に旅行を計画する気持ちはなかったのですが。
それに叔母が亡くなって、お手伝いしなくてはならない状況。
このような状態だから、多くの方と違ってGWが終わって、平常な生活に戻る方が気持ちが穏やかになりそうです。
朝から、空港や新幹線の混雑、溢れる観光地のニュースが流れてきて、見ているだけで私は気持ちが重くなりそう。
以前は、軽井沢や京都に出かけていたことが多かったGW。
軽井沢のこの季節の爽やかな環境が、とても気に入っていたのに。
次第に施設や人の流れが変わってきて、ある時から行かなくなってしまいました。
私の気まぐれのせいでしょうが。
でも、人がいない季節の軽井沢には、今でも行ってみたい気がしています。
その後は、目的なしで京都に例年行くようになって、街中で適当にふらふらしていたのが定番のGWでした。
でも京都旅行も止めてしまって、何年も行っていません。
それは、異常にアジアからの旅行者が多く ”The 観光地” になり過ぎて、あの混み合うあう環境にはいたくならなくなったのです。
探せば、いまだ人の人の少ない場所もあるよですが。私は、あの混雑する京都駅前を通過するだけでけで、気分が疲れてしまいます。
私はどこへ旅行しても、ほとんど観光地を巡わることがなくて、出かけた地でなんとなく雰囲気に浸るような気持ちでいることが好き。
だからよく行った京都でも、行ったことのない名所がたくさんあります。
予定をたてず、お気に入りのホテルをベースにアドリブで適当にふらつくのが楽しみでした。
気に入った食べもの屋さんを見つけたり、東京と違った自然と出会ったり、気が向いたら近くの競馬場や場外馬券場に行ったり。
でも、最近はあまりにも混み合う観光地になって、そのような自由な動きが取りにくくてご無沙汰しています。
あわせて、東京も急に今までと違った観光地になってしまいました。
GWの間の平日に銀座を仕事で歩いていると、アジア人を中心にした海外からの旅行者がごった返している。
銀座二丁目のシャネルのお店は、100人以上が入店待ちの行列ができているのです。
中国の高度成長によって旅行者はどんどん増えていった時期があったのですが、一旦はコロナ騒ぎで減少したのに。
昨年の秋あたりからまた旅行者が多くなり、今年になって円安の影響で街の雰囲気が大きく変わったように感じます。
従来は、表通りだけに観光客が溢れていたのに、最近は裏道も外国人がいっぱい。
私の生活道路にも観光客があちらこちらにいて、仕事とのテンションが違う銀座になってしまった。
よく行くお蕎麦屋さんや、静かだったお店も旅行者がいっぱい集まるようになって。観光気分のお店に入っても、仕事の合間の休息気分にならなくて、ここでも落ち着けない。
もちろん海外の旅行者が来てくれるのはウエルカムなのですが。私にとっての仕事場の環境があまりにも混み合い、違った商業地に変わって、ちょっとしたイライラを感じることもあるのです。
GWの期間だけでなくて、この混雑状況はこれからも続くものと考えると気持ちが重くなります。
・・ ”混雑している” のTVニュースを見ながら。
”人混みが苦手” な私は、GWの人混みの画像から想像して、これからの平常な生活環境にも影響が出てくることがとても気になってしまいました。
昼頃、新宿の伊勢丹のメンズ館で買い物しようと出かけて、帰りには人の少ないお店を選んでランチに寄ってこようと出かけたのですが。
とんでもない、当然新宿にも人がいっぱい。それもあちらこちらにも観光客も沢山いるのです。
伊勢丹まで行く気にもならなくて、そのまま電車で戻ってきてしまいました。
一杯飲もうと思って、車を運転しないで電車で出かけたのに。
戻って。
住宅地に入ると、まだ明るい時間なのにとても、シーンと静まりかえっている。
今日は ”混雑” のイメージを頭いっぱいに詰め込んだせいか、いつも見ている景色なのに、身近にある新緑を何ともフレッシュに感じるのです。
道沿いにあるサツキは咲き終わって、咲き遅れたツツジが清楚に咲いている。
さすが住宅地までは、観光客が押し寄せてはいないので、静な近所を歩いているだけでストレスが緩和してくれます。
今日は曇りがちの天候ですが、見慣れた木の淡い葉に風が吹き抜けて、リゾート地に行かなくても充分爽やかな気分になりました。
GWを終えて忙しくなりそうな明日から、気持ちを入れ替えて頑張れる気になれたかもしれません。
混雑したGWが終わっても、その後も観光客で混み合う街があちらこちらに
存在しそうで不安ですが。