後輩のMくんが、集合時間によく遅れる。 仕事もできるし性格も良いのですが、遅刻の常習が問題の彼。 いつも遅れて、「すいません。」と繰り返し謝っている。 人生で、私の100倍も謝っていることだろう。

 

後輩のMくんが、集合時間によく遅れる。

仕事もできるし性格も良いのですが、遅刻の常習が問題の彼。

いつも遅れて、「すいません。」と繰り返し謝っている。

 

人生で、私の100倍も謝っていることだろう。

 

考えると他のグループでの集合の時も、同じようにいつも遅れ気味の人がいます。

多分、皆さんのお仲間にもそのような方がいるのではないでようか?

 

以前私は、”集合する場合に、到着するタイミングの10人” の考え方を想定としてまとめたことがあるのですが。

[ 10人の、集合時間の到着想定 ]

⑴ ギリギリまたは遅れる人(0分〜10分遅れ) ▶︎ 1人

約束時間前に来る人(5〜10分前)  ▶︎ 5人

やや早めの時間に来る人(10〜15分前) ▶︎ 3人

⑷ とても早く来る人(20分以上前) ▶︎ 1人 

※普段は遅れない人が、事情で遅刻することはありますがそれは除外です

10人で集合すると、このような時間帯で集まる構成を想定しました。

問題は、”ギリギリ、または遅れる人” で。仕事では集合後にちょっとした打ち合わせも必要な時もあるのですから。

 

集合態勢の状況

何度かの10人程度の集合したことを思い出すと、私が到着すると3〜4人が既に待っていています。

いつものように極めて早く来ている人が必ず一人いて、集合時間15分前くらいに3人が前後が交互にやってきます。

軽い話をしていると10分程度で、次々と集まって5分前にはほとんどの人が集合するのですが。やはりいつもの一人が来ていません。

その一人は、ギリギリにやってきたり、遅れたり。9人はいつもその一人を待つことになるのです。

 

仕事の仲間、遊びの仲間、学生時代の仲間、親戚関係の集合などのグループを思い起こすと同じような体勢で、どこにも遅れる人が一人いるような気がします。

集合時間の到着タイミング別の分析

⑴ ギリギリまたは遅れる人

遅刻をあまり気にしない人もいるのですが、そのような人はここでは対象外として。

基本的には遅れないつもりでスケジュールを組んでいるのですが、ついつい遅れてしまう人。

年がら年中、謝っています。

この方の問題点は、集合時間ピッタリに到着するようなスケジュールで出発をするので、ちょっとしたアクシデントがあると簡単に遅れてしましまうのです。

余裕を持たない行動計画なので、電車が遅れたり、何かの出来事があると集合時間に間に合わない訳です。

でもそのような方は、問題がなくピッタリの集合時間に到着した場合は、無駄のない行動に納得感を持っているものと思われます。

 

このような遅刻気味になる人を分析すると・・・

[  特徴  ]

① 待つことが苦手

せっかちで、待つことが苦手な人なのです。せっかちな人を考えると、早く行くイメージがあるのですが。実は、せっかちが故に ”待つことがとても苦手” で、ギリギリの時間に行く傾向があります。

② 細かい計画が不得意

細かい計画を立てることが苦手な人は、集合時間から何分前に到着するために逆算して出発時間を決めるのが苦手な人がいます。

③ 手順通りに進行できない

集合時間に合わせての各種の準備がスムーズに進まないで、結果的にギリギリになって出発してしまうようです。計画を立てていても順番通りに進められないようです。

[  性格  ]

① マイペース

マイペースな人は”遅れる”という行為が、他人との関わるによるルールをあまり考えていないようです。

マイペースな性格の人は何事にも自分を優先しているので、他人に合わせることが苦手なのです。そのため仕事でも、プライベートでも自分の基準で動いてしまいます。

② 楽観的

楽観的な人も遅れやすいようです。

それは、「遅刻しても許してくれる」「遅刻しても大丈夫」と、何事も甘く考えているのです。

気にする人は、「遅刻することで相手に迷惑をかける」など、遅刻することにマイナスなイメージを持っているのが当たり前ですが。

③ 面倒さがり

面倒くさがりな人は自発的に動きにくい性格で、ギリギリの時間にならないと動かないようです。

また、面倒くさがりの人は片付けが苦手で、出発の時間が過ぎてしまうこともあるようです。

いつも、約束時間前に来る人

一般的な考え方から、集合の何分前が到着するのが適当なのでしょうか?

仕事と遊びで会う場合は、多少時間的な違いはあるのですが。

「集合時間のマナーとして、10〜15分前に到着することが良いとされています。」

10〜15分前に到着することで、予期せぬトラブルや遅れに備えて十分な時間を確保できる訳ですから。

特に仕事関係では早めに到着することで、気持ちに余裕を持って上手な会談が臨めますので。 

 

・・・このような考え方が一般論ですが、実際の集合時間に多少の余裕を持って設定することが多いので、5〜10分前に到着することが適当だと思われます。

適切なスケジュール管理をして、集合の体制を考えている方だと思います。

やや早めの時間に来る人

集合時間より早めに到着しようと考える人は、何かのアクシデントで予定時間に遅れないように15分程度の余裕を持って出かける人が多いようです。

万が一でも、自分が遅れることで迷惑をかけてはいけないという ”気遣いのできる” 人だと思いますが。

このような方は、時間だけではなく全ての生活にデリケートな性格の方が多いようです。

ただ、いつも繊細に時間計画を考え過ぎる傾向がありるのは多少リスクがあるかも知れません。

このような人は、20〜30%いるのではないでしょうか?

⑷ とても早く来る人(20分以上前)

待ち合わせの時間よりもずいぶん早く来る人は、十分時間にゆとりのある行動をとっているかのように見えるのですが。

実際はまったく逆で、時間の管理がへタで性格的にルーズな人が多いと言われています。

本人は、自分が時間に遅れがちなのをよく知っているので、待ち合わせに遅れないように早め早めに行動をしようとして、極端に早く出かけてしまうのです。

相手に迷惑をかけたくないと思って早めに動こうとするところをみれば良い人だと言えます。
しかし、このタイプの人は、時間的な計画が苦手で、正確なスケジュールが立てられないない傾向があって。

たまに、逆に極端に遅れてしまう可能性もあるよです。

 

耳鳴りと、到着タイミングの関係

耳鳴りのブログを書いているので、この話題でも耳鳴りとの関係を考えてしまいました。

 

私が考えるのには、”耳鳴りを気にする人”は、” やや早めの時間に来る人 ” が多いのではないでしょうか。

耳鳴りを強く気にする人は、 ”デリケート・繊細・神経質” な方が多く、私もこの ” ⑶  ” の性格です。

逆に、” ⑴ ⑷  ” の性格の人は、耳鳴りを気にならない人が多いのではないかと考えてしまいます。エビデンスはありませんが。

 

繰り返し通院している耳鼻科でよく感じます。他の治療科よりも耳鳴り患者の集合時間がかなり早く来ている様に思われるのですが。

耳鳴りで通院する患者は、やはりデリケートな性格の方が多いように思われるという医師の意見も聞きました。

後輩Mくんが耳鳴りになっても、もしかすると気にしないでいられるかも知れません。

 

後輩Mくんへ、提案をしました。

 

 一般的に遅れる人に対しての対策は、"事前に相手に連絡を入れる” 、 ”待ち合わせより早い時間を伝える” 、 ”余裕のある計画の提案” などと記されてありますが。

遅れることを気にしている人は、このような考え方は十分把握しているはずなのに、うまく対応できていないものと思われます。

 

先日、彼が集合時間に遅れて、その後に謝られたのですが。

私は提案しました。「これからは、簡単に謝らないようにしたほうが良いのでは。」

 

「すみません」を何度も聞いていると、口癖程度の軽い言葉に感じてしまいます。

謝るときは、相手に対して重い思いを伝えるときだけにするべきです。

謝ってばかりいる人は、軽くみられてしまう可能性があるので。

Mくんがせっかく頑張っている人生に、謝ってばかりいるのはとてももったいない。

謝らないことを大優先することで、 ”遅れる行為” を操作してみたらと提案したのですが。