土曜日の朝のランニング。 まだ、体力がなくて一緒に駆けることはできなかったのですが、顔出して4人で一緒にコーヒーを飲んだのですが。 カナダ女性の、最近続く地震への恐怖の話題から、テーマは ”東京の地震” に話が盛り上がってしまった。

 

土曜日の朝のランニング。

まだ、体力がなくて一緒に駆けることはできなかったので、顔出して4人で一緒にコーヒーを飲んだのですが。

 

カナダのランニング友の女性が、最近続く地震への恐怖の話から、皆で ”東京の地震” に話が盛り上がってしまった。

 

能登の地震が話題になっている中。

この数日間連続的に大きめの地震があってとても気になる。

2日の早朝には、岩手県北部を震源とするマグニチュード6.0の地震が発生。岩手県宮古市などで最大震度5弱の強い揺れを観測しています。

3日には、台湾付近でマグニチュード7.7の大きな地震が起きて、沖縄県与那国町で震度4を観測。台湾では震度6強に相当する揺れとなり、建物の倒壊や土砂崩れなどの大きな被害に見舞われました。
そして、4日は福島県沖でマグニチュード6.0の地震が発生し、福島県、宮城県などで震度4を観測しています。

 

「東京もいつ地震が来てもおかしくないですね。」

「関東大震災から100年経っているし。」

どこでも、話題になっている話なのですが。

 

地震の話題となると、ちょっとスピリチュアル的な話題が含まれてくる。

「”1”がつく日が危ないのでは?」とMさんが説明する。

この話は、あまり聞いたことがなのでみんな興味を向けて聞くと・・

関東大震災は、1923年9月1日。阪神淡路大震災は、1995年1月17日。東日本大震災は2011年3月11日。

そして、能登半島地震は2024年1月1日。

1のつく日が多いと思いませんか?

 

・・なるほど、”1”の日が気になる。

そして、みんなで地震のありそうな日を漠然と予想したりしたのですが。

私たちが選んだ可能性日は、7月1日。7月11日。11月11日は見え見えなので。

何の根拠もありませんので、心配する必要はありませんが。

もちろん予想は外れるでしょうが、この日を我々の一つの目標日として震災対策を徹底しようと話し合いました。

 

地震の予兆の話になって、地震雲、太陽の周りの丸い虹のハロ、深海魚からナマズ話まで展開してしまったのですが。

これが本当に予兆なのか?

家に帰って調べたのですが。これらについては色々な情報があるのですが、科学的にはあまり根拠のあるものではなさそうです。

 

地震雲は?

普段見かけない、変わった形の雲が出現すると、地震の前兆であるという意味で「地震雲」が出たと話題になることがあります。

帯状、放射状の雲やレンズ上の雲を地震の前兆と言うのですが。

科学者が基本的に考えると、地球の地面の中で起こる現象である地震と、上空の大気で発生する雲には、一般的には全く別の現象であると考えられるそうです。

 

ハロ(日暈)は?

太陽の周りに虹がかかっているように見える「ハロ(日暈)」などの大気光学現象も、地震の前兆と言われることがあります。

しかし、このようなハロなどの現象は雲の中にある氷の粒に太陽の光が屈折して起こる現象ですので、地面の中で断層の活動等の結果として起こる地震とは、基本的に関係がない現象と考えられるそうです。

他にも、太陽の光を受けた雲が虹色に輝いて見える彩雲や、雨あがりにかかる虹、真っ赤であるとか、空一面に紫色に見える朝焼け、夕焼けなども同様に、地震現象とは基本的には関係していないと捉えることが望ましいようです。

 

深海魚は?

リュウグウノツカイなどの深海魚は、その姿の不思議感があって、打ち上ったり浅い海で見られると地震が発生するのでは?という話がよく話題になりますが。

深海魚と地震との関係性は、江戸時代の寛奇談集「諸国里人談」から考えられていたもので。このような、深海魚の出現と地震との関係については、東海大学が詳しく研究がなされており、「迷信である」と結論づけられているようです。

 

ナマズは?

地震のシンボルとしても描かれている、地震の前に騒ぎを起こすナマズ。

ナマズの行動と地震との関連を科学的に扱った研究は、過去にも複数あるようです。

東海大学の研究内容では、一定の異常行動が見られた事例などはあるようですが、ナマズの行動と地震の発生、電磁気現象との関係性についての結論は得られていないと言う考え方です。

でも、正確な裏付けはないようですが。

 

 

午後に、「コロナの調子、どお?」3子から電話があって。

ここでも地震の話になってしまった。

能登地震の時に、二人とも感じた ”ジーン” という変な耳鳴りに話題になったのですが。

今回の地震日にはお互いに、違和感のある耳鳴りは感じていません。

「お正月は、何か偶然だったのかな?」と地震と耳鳴りとの関連を表向きには肯定できない二人。

でも、地震話は続いてしまって。

7月1日か、7月11日の地震予想の話をしたら、「本当に?」と言いながらも。

「東京には、やっぱり地震きそうだよね。」と言う話に進行してしまう。

首都直下型地震と、南海トラフ巨大地震の話。

 

首都直下地震は、東京を震源として起こる地震思っている方も多いようですが、実際は、東京都、茨城県、千葉県、埼玉県、神奈川県、山梨県を含む南関東地域のどこかを震源として起こるマグニチュード7クラスの大規模な直下型(内陸で起こる)地震のことを言うそうです。

1923年の関東大震災から100年経って、政府は発生確率を「30年以内に70%」という数値を発表しています。

”30年間起こらないかもしれないし、今日起こるかもしれない” 訳ですが。日頃から意識して備えておくことが大切なのかも知れません。

 

差し迫ったと言われている ”南海トラフ巨大地震。

日本周辺には、ご存知のように4つのプレート(ユーラシアプレート、北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレート)が密集しています。

フィリピン海プレートは、ユーラシアプレートの方向に進んでいて、最後はユーラシアプレートの下に沈み込んでいきます。この2枚のプレートの境界線は、海底を走る細長い溝になっています。

この東海地方から紀伊半島、四国にかけての南方沖約100kmをほぼ東西に走っている長さ700kmの細長い溝が「南海トラフ」と呼ばれているもの。

南海トラフは、過去に100〜150年の周期でM8.0〜8.7規模の巨大地震が繰り返し起こっています。

このことから、前回1944年の南海トラフ地震が発生してから80年近くが経過した現在、つぎの南海トラフ地震は目前にまで差し迫っていると警鐘が鳴らされているのです。

 

3子と、もし異常な耳鳴りがしたら知らせ合おうと言って電話を切ったのですが。本来の電話の要件を忘れていた。

その後、「いつ食事行く?」と言うメールがありました。

「今週はまだ調子悪いので、次週にしようよ。」と返事した私。

 

何故か地震が気になる日になってしまった。

それで、地震対策グッズを確認し直したり、水のペットボトルを発注したりしました。

どうして、今日はこんな地震のことばかり考えているのだろうか?

雨が降りそうな、どんよりした空のせいかも知れません。

 

でも、皆さんも地震に気をつけてください!