最近、記憶力が落ちてしまったのか、たまに人の名前が思い出せないことがあるのですが。
脳には年齢によるピークがあって、 記憶力がピークになる年齢は18歳だそうです。
年齢によって脳の機能は下がってしまうようですが。年齢のピークを過ぎても脳を鍛えることはできるとも言われています。
鍛えなくては!
昨日、知り合いのお宅で ”記憶のゲーム” を6人でしたのですが。

25項目の記憶対象のイラストを順番に見て、幾つを記憶できているかというゲームです。
認知症検査も、このような検査をするようです。
ゲームのメンバーの中では、私は年上で。当然、私の記憶力が悪いと皆さんは思っていたのですが?
・・・なんと、結果は私がナンバーワンの記憶力。
完全記憶が出来て、驚かれました。
それも、表示された順に、「1番 -> ○○」「2番 -> ○○」と25項目を全て、順番に記憶していたので。
私は、得意げに「50項目は大丈夫。」と偉っそうに胸を張ったのですが。

実は、私のオリジナルの「あいうえお記憶法」があるのです。
この記憶法の名称は、私が名付けたものですが。
私はこの記憶法を10代から初めて、自分の使いやすさを色々調整しながら今に至っています。
今日は、その記憶法を投稿しようと思います。
仕組みは .......
アイウエオ順に50音を使って、各音ごとの自分で使いやすいキーワードを事前に設定しておきます。
例えば、1:ア → あめ(雨)、2:イ → いぬ(犬)、3:ウ → うみ(海) ....... というように。
1番目に提示された問題を、提示された解答と、あめ(雨)とを組み合わせてイメージを創造するのです。
それを順次に記憶して、解答時には、あめ(雨)をキーにしてその創造した組み合わせた情景を思い起こして。
このように書くと難しそうですが、慣れてくると速攻でイメージを創造できるし、簡単に思い起こすことが出来ますよ。
自分がピンとくる50音のキーワードを作る
まず、自分に合った50音のキーワードを作ることが大事です。
自分にとってインパクトがあって、どのような問題項目でも”組み合わせした創造のイメージ”を作りやすいワードを設定します。
まずは各音から、自分の頭の中に直ぐに出てくるワードを選ぶのが良いでしょう。
だから、個人のキーワードを作ります。
■ 私のキーワード例(まずは10音)
1 | ア | あめ | 雨 |
2 | イ | いぬ | 犬 |
3 | ウ | うみ | 海 |
4 | エ | え | 絵 |
5 | オ | おっぽ | 尾っぽ |
6 | カ | かかし | 案山子 |
7 | キ | きん | 金 |
8 | ク | くろ | 黒 |
9 | ケ | けいば | 競馬 |
10 | コ | こいん | コイン |
このように50音のキーワードを設定することによって、50の記憶をするわけです。
私は、以前はこれを4展開して200の記憶をしたことがあったのですが。
キーワードと記憶語を連想
例えば、”1の番号によって、”ア” のキーワードを即思い起こし、記憶対象のもの(言葉)と組み合わせたイメージを創造して覚えます。
「1=〇〇」と直接記憶するより、「1=ア=雨との組み合わせのイメージ物」で記憶することによって、かなり簡単に整理して記憶することが出来るのです。
”あいうえお記憶法” の例を幾つか試してみますと。

記憶番号:1
記憶内容:帽子
キーワード:ア(あめ)
[イメージ創造]
▶︎ 雨に降られて濡れている帽子
▶︎ 雨に降られて、水が溜まってしまった帽子なども良いかも知れません

記憶番号:2
記憶内容:パソコン
キーワード:イ(犬)
[イメージ創造]
▶︎ 犬がパソコンで作業している
▶︎パソコンをかじっている犬

記憶番号:3
記憶内容:ハンバーガー
キーワード:ウ(海)
[イメージ創造]
▶︎ 海に浮いているハンバーガー
▶︎ 海辺でハンバーガーを食べる光景

記憶番号:4
記憶内容:ベンチ
キーワード:エ(絵)
[イメージ創造]
▶︎ 額には入った絵にはベンチが描かれている
▶︎ ベンチの絵を描いている自分

記憶番号:5
記憶内容:自動車
キーワード:オ(尾っぽ)
[イメージ創造]
▶︎ 自動車の後ろに尾っぽがついている
▶︎ 屋根やフロントに尾っぽがついている自動車などのおかしい姿も印象的

記憶番号:6
記憶内容:コーヒー
キーワード:カ(案山子)
[イメージ創造例]
▶︎ 案山子がコーヒーを飲んでいる様子
▶︎ コーヒ豆の畑を案山子が守っている光景

記憶番号:7
記憶内容:スニーカー
キーワード:キ(金)
[イメージ創造]
▶︎ 金色のスニーカー
▶︎ 金で出来たスニーカーのネックレスなどのアクセサリー
幾つか例をあげましたが、このようにアイウエオ順のキーワードと記憶内容の言葉を瞬間的にイメージ化します。
このようなイメージ化で、けっこう記憶が鮮明に残って、記憶時間も長く覚えていられます。
上記の例題はかなり簡単ですが、実際はもっと難しい語句を覚えることが可能です。
解答は簡単!
例えば、「3番目は何ですか?」と言う解答に・・・
”3=”ウ"の海” で創造したイメージを思い起こすと、海に浮いている”ハンバーガー”を簡単に思い起こします。
「3番は、ハンバーガー」と直ぐに解答できるわけです。
耳鳴りの辛かった時は、この記憶法を使うことなどは考えられなかったのですが、ようやく最近は使えるようになってきました。
簡単ですから、皆さんも試してみてください。