ふっと、視線を向けられたいる気配がした。 見上げると隣の逆側に席に座った男性と目があった。 彼は、自分のネクタイを持ち上げて私に見せるような仕草をしている。 えぇ、私と同じネクタイをしている。
Merry Christmas
26 days to go!
二度あることは、三度 ..... あった。
昼前、いつものスタバでコーヒーを飲みながらPCをいじっていました。
イヤフォンからは、"ロドルフ・ラファリ ＆ ルネ・ガルレーヌ"のジャズ系のシャンソン が流れている。
takeshi2393さんがの昨日のブログに公開した、お気に入の曲を今日も聴きながら。
ふっと、視線を向けられている気配がして。
見上げると隣の逆側に席に座った男性と目が合いました。
彼は、自分のネクタイを持ち上げて私に見せるような仕草をしているのです。
えぇ、私と同じネクタイをしている。
「同じネクタイですね。」と思わず声をかけました。
普通に声が届く範囲の席なので、続けて「このネクタイ、かなり古いのにご一緒とはめずらしいですね。」と話すと。
「ごめんんさいね。驚いて見入ってしまって。」と、きしっとした紳士。
このネクタイ、もう15年くらい前に、このスタバからちょっと出たところのLOUIS VUITTONでこのシーズンに見つけたものだ。
彼も、同じ店で購入したという。
黒ベースに星をデザインしたクリスマスイメージで。見つけると、直ぐにピックアップしたネクタイだった。
「このネクタイ、いいですよね。」と言うと。
彼は、ポツポツとこのネクタイの思い出話を話し始めたのです。
奥様が、このネクタイを瞬間的に気に入って選んだという。その奥さんは今はいないと言う。
おしゃべりのタイプには見えませんが、同じネクタイを見てお話ししたくなったのでしょうか？
おしゃれな方と、ご一緒の持ち物でした。
午後に少人数の打ち合わせがあって、初めてお会いした方と名刺交換。
出した名刺入れが、二人とも同じカミーユ・フォルネ(CAMILLE FOURNET)。
二人とも驚いて、「同じですね。」と声も同調したくらい。
名刺の交換は簡単にすまして。
「だいぶ使い込んでいますね。」と言われ。
「そろそろ取り替えてほうがいいですね。」
「とんでもない、とても雰囲気いいですよ。」
私はこの名刺入れを気に入って、３回取り替えて使い続けているくらいです。
※写真は、私のものではなく新品の名刺入れです
その彼は、高級なプリーツタイをしている。
「ステファノ・リッチ (STEFANO RICCI) ですね。とてもおしゃれで。」
イタリアの派手目のデザインが多いのですが、パープルのシックな色合いでとても素敵だ。
おじさん同士で、ちょとしたファッション話をしました。
仕事を終えて、「今度、電話くださいね。」と言って別れましたが。
またまた、おしゃれな方とご一緒の持ち物でした。
二度あることは ....... 三度ありました。
仕事関係で、お世話になっている方にプレゼントしようと、ジャン＝ポール・エヴァン (JEAN-PAUL HÉVIN)のチョコレートを持って地下鉄に乗り込みました。
まだ混み合う前の時間で、空席に座ると。
直ぐに隣に座り込んだのは、ブルーとブラックを組み合わせた色合いのワンピースを着た美人さん。
私の膝の上にあるジャン＝ポール・エヴァンの同じ袋を、彼女の膝の上にも置かれている。
お互いに気がついて、私は声を出さずに”エッ”と言う感じ。
彼女は声を出して”同じ”と言って、小さく笑いました。
「今日、同じものを持っている人と出会ったのが三人目なんです。」と話しかけたい気分でしたが、我慢。
気にしながらも静かに黙っていて、溜池山王で一緒に降りました。これも偶然。
魅力的で、おしゃれな女性とご一緒の持ち物でした。
一緒の物を持っている方と出会うことは、それなりに良くあることでしょうが、１日に３回の出会いはちょっとめずらしくありませんか？
きっと、幸運の予兆っだと思って喜んでいるのですが。
Jingle Bell Rock
Bobby Helms
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