ある年齢になると「親友」という言葉が大事に感じるようになってきました。 人生の中で、多くの友人と付き合う中で。ある時、ある友人を「親友」と言える時がやってくるものだと。
ある年齢になると「親友」という言葉が大事に感じるようになってきました。
人生の中で、多くの友人と付き合う中で。ある時、ある友人を「親友」と言える時がやってくるものだと。
言葉の定義づけでは・・・
親友とは互いに心を許し合っている友達。しばらく会わない時期があっても、会えば、時の隔たりなどがまるで感じず、すぐに今までの時間を埋められるのが親友。
こんな話題を書き始めたのは、谷村新司さんの亡くなったニュースがきっかけなのです。

アリスの堀内孝雄さん、矢沢透さんとの関係が報道されていて、3人は親友だったのだろうなと感じたからです。
長年音楽を創作、発表しながら、仲が良い関係からきっと親友になったのだろうと想像したのですが。

アリスの特別なファンということではないのですが、私たちの世代には忘れない曲がたくさんあります。
すぐに思い出した関係出来事は、タイのオリエンタルホテルに行った時の話。
ホテル内の ”バンブーバー” という名のバーに入るとジャズ系の生演奏が流れていたのですが、私たちが席に着いたら曲が ”昴” に変わったのです。Welcome 日本人だったのでしょう。ジャズ系の音楽の方がよかったのに。笑ってしまう思い出です。
谷村新司さん。魅力的でとても残念です。
仲の良い友人と、親友とは何が違うのだろうか。
飲みに行ったり、よく会う友人で、仲の良い友人がいます。
でも、私が ”親友” と思っているのは、ここ何年も会っていないし交流も少ない友人。その相手は、私に対してどう思っているか分かりませんが。
親友と思う気持ちは、人それぞれの価値観で考えれば良いのでしょうが。
私は、自分の弱いところを見せることができて、格好つけることがなく自然体でいられる友人だと考えました。
親友の価値観が、客観的にどのようなものかと思って調べたら、下記の情報を見つけました。
私の価値観とちょっと違う項目もあるのですが。
1. 何年も会っていなくても、再会すればいつもの感じに一瞬で戻れる
2. お互いの家族にも問題なく紹介できる
3. 長時間一緒にいても全くストレスを感じない
4. 気負いせず、思ったことは何でも言い合える
5. 相手のされて喜ぶこと、嫌がることをハッキリと理解しあっている
6. 損得勘定を抜きにして、相手のためになにかしてあげたいと思える
7. 会うだけで不思議とエネルギーがチャージできて元気になれる
コーヒー飲みながら、彼のことを思い出して。
彼とは、あるビジネスの競合チームだったのですが、プレゼンが終わった後、彼が私に「これからいっぱい飲みに行けませんか?」と誘ってきたのがきっかけ。
競合の人から、誘われたことはこの時だけです。
その後、同じ仕事仲間となって、多くの関わりを持ちました。

二人でニューヨークへ10日間の旅をしたのを思い出しました。
チープなホテルに泊まって、ほとんど眠る時間がないほど動き回った旅行。
旅行テーマは、1日4件以上クラブやバーを回ること。
数店は、事前に調べていた興味のるお店を回っていたのですが。数日後には、だんだん裏街に入って、ヤバそうな店に深夜まで巡るようになったのです。

危なそうな客が集まる店、ドアを開けたら危ない香りが匂う店。
私は、怖がらずに入っていたのです。
彼はアメリカで1年間格闘技のをしていた経験があって。勝手にボディガード的に感じていて。
帰りの飛行機で、彼が「スゴいところ回ってきたよね。俺すごく怖かった」。
それを聞いて私の方が、よほど怖くなりました。
彼は、千葉に住んでいて周辺で仕事をしているので、最近会う機会が少なくなってしまったのですが。
私が電話しようかなと思うと、同じタイミングで彼の方から電話してくれるのです。
そして今、電話がかかってきたのは、親しい友達。

よく飲みに行っている、仲の良い友人から電話がかかってきました。
「美人3人と飲み会するから、参加してね。」
「本当に、美人?」
「僕の知っている女性が、私より全然美人だと言っているから大丈夫。」
よくある話。でも、参加にはOKしましたが。
彼が私のことを、もし親友と思っていてくれたらと一瞬考えて。私は失礼しているのではないかとドキッとしました。
”親友” と ”親しい友達” と、どこが違うのだろうか?
そんなこと深く考えるものではないし、自分がそう思えば ”親友” なのだから。
今日から、彼も親友と思うことにしました。
ブログを書くっていいことですね。
大事なことを思い出したり、考える機会ができて。