おかみさんが一人で運営している小さな料理店に、男女二人ずつ4人ででランチに行きました。 サンマの焼き魚の定食を頼んで、早朝に中継を見たラグビーの話をしていました。 中継を見たのは、私だけだったのですが。 みんな、ニュースを見てよく知っている。
おかみさんが一人で運営している小さな料理店に、男女二人ずつ4人ででランチに行きました。
サンマの焼き魚を頼んで、早朝に中継を見たラグビーの話をして。
中継を見たのは、私だけだったのですが。
みんな、ニュースを見てよく知っている。
下町のようなお店で、テレビがワイドショーを放映して、なんとなく見向いていたのですが。
”18歳から33歳までの男女は、2/3が恋愛をしたいと思っていない” というフリップが現れ。
「うそ、恋愛なしで若さをどうして楽しめるのかしら?」と40代の仲間の女性。
これを機会に、TVを見ながらZ世代の恋愛の話題になったランチタイムでした。
Z世代は「恋愛は、リスクがある」と言う考え方から、”恋愛” は面倒で積極的に関わりたくない若者が多いようだ。
「恋愛は人生に不可欠」と思う人は 1、2割。人生で大事なものは「恋愛じゃない」と思っている人が多いようだ。実際、恋人がいるZ世代は2割程度だと言う。
焼き魚と味噌汁の食事をしながら、二人の女性が中心にこの話題で盛り上がった。
Z世代は、リスクを背負いたくないと考える人が多く、当たって砕けろという精神よりも、傷つきたくないという保守的な感情の方が優先するようだ。
私などは、当たって何度も傷ついても止められなかったのに(?)
「恋に興味がない」「恋愛至上主義じゃない」と、恋愛に興味がなさそうなZ世代の子。でも、本心かかな?と私たちは疑問でしたが。
TVコメンテーターからの意見で、”恋愛以外に夢中になれる対象がある”ことが恋愛への興味を妨げていると言う。
特に、都心のZ世代には、恋愛以外にも楽しいことが沢山あって。
趣味、習い事、オタ活、サークルなど。
これらにアクティブな人は恋だけに集中出来ないで、必然的に恋愛の優先順位が下がるようだ。
でも本当だろうか?私たちの青春時代だって、音楽、美術、スポーツなど熱中する対象はいくつもありました。でも、一番夢中 になるのは ”恋愛” で間違えなしだと思っているのですが。
"蛙化現象(かえるかげんしょう)"と言うZ世代に流行している言葉があります。
”恋愛感情や好意を抱いている相手の些細な言動が気になり、気持ちが急速に冷めてしまう”・・・という意味で使われています。
蛙化現象は、SNSの影響があるのでないかと言う意見もあるようで。
今の若者は、いろいろ加工し、理想化した写真をインスタグラムやTikTokなどに上げる。相手の写真も理想化しすぎてしまっていて、リアルで会ったときに理想とずれていると急に冷めてしまうこともある現象とも考えている。
でもZ世代だっても、恋愛に全く興味がないわけでもなく、自分が今やりたいことを優先していると言うことなのでしょうが。優先順位が ”恋愛” でないことが私には理解できないな。
店を出て、スタバでコーヒー飲みながらもこの話題が続きました。
「私たちの頃は、少しでもモテようと思って、おしゃれにお金を使ったけれど、今の若い子たちは、モテるためのおしゃれ感ではなくなったようね。」と二人の女性は同じように言う。
私も恋愛のために、時間もお金もほとんど使ってきた。
車もファッションも、究極的には恋愛対象だったように思われる。
Z世代の価値観を冷静に考えると、私はいかに無駄をした人生だったのだろうか。
でも、今になって考え直しても、未だ ”恋愛” が最大の楽しく幸せな出来事だと思うことを話したら。
この4人だから、大賛同をしてくれた。