天気が悪い秋分の日。 今日はランニングの会が中止で、ゆっくり起きると。 久しぶりに大きな耳鳴りが発生していた。 直ぐに治ると思っていたのですが、朝食後まで続いている。
天気が悪い秋分の日。
今日は。土曜のランニングが中止で、ゆっくり起きると。
久しぶりに大きな耳鳴りが発生していた。
直ぐに治ると思っていたのですが、朝食後まで続いている。
耳鳴り対策の ”くるくる耳マッサージ” をしっかりして多少は軽減してきたのですが、いつもとは違う煩さが残り続けている。
室内で、色々なストレッチしたり、耳鳴り対応をしたのですが、やはり気になる大きさだ。

「耳鳴りから意識を逸らそう」と、大きめに音楽を流したりするのですが、今日は何故か落ち着かない。
”意識逸らし” のために、競馬を始めたが集中できなくて、直ぐ席を離れた。
雨が上がったので、まずは外に出ようと、ウォーキングを始めたのですが僅かの時間で戻って来てしまった。
どうしたのだろうか、何も嫌なことはないのに?
でも、こんなに気持ちが塞いでいるのは、何か精神的なダメージがあるのだろうかと心配した。
気分転換に、たまには車のエンジンをかけようと、車を出した。

目的はなくて、山手通りを南に向かって。
車の量がとても少なくて、心地よく走れる土曜日。
窓を開けると、湿度はあるけれど涼しい空気がスーッと入ってくる。
お気に入りのベネデッタ・カレッタの曲を流しながら、ハンドルを握っていたら、ようやく気持ちが少しは戻って来たような気がした。
中目黒を通り過ぎて、どこかのお店にでも入ろうかという気持ちにもなってきた。
でも、アルコールなしでの食事は楽しめないなと迷いながら、ただ南に向かっていた。
目黒通りを過ぎた交差点で赤信号で止まって、周りを見渡していたら。

いきなり、すごい衝動。
車に追突されてしまったのです。
追突した車から、中年の女性が一人で出てきた。
「考え事して、ブレーキを踏むのが遅れてしまった。」と謝る。
大したことはないが、私の車にも傷がついたので、彼女の了解を得て警察を呼んだ。
彼女はおしゃれして、約束が間に合わないようでかわいそうに思ったのですが。
一応の処理をするために、結構な時間がかかってしまった。
彼女は、名刺を私に渡して。「本当に、ごめんなさい。」と言って去っていったのですが。
この加害者(?)が、とても穏やかで丁寧な対応だったので。
被害者(?)の私は、ほとんど不快感はありませんでした。でも、修理が面倒だけれど。
事故に遭って、嫌な事の連鎖になるのではないかと思っていたのですが、意外にも気持ちの負荷を感じませんでした。
私は、この交差点をUターンして家に戻って来たのですが。
不思議に、あれだけ大きかった耳鳴りを忘れていました。
ちょっとした出来事で、「耳鳴りから意識が逸らすとが出来た」のだと思います。