9月に入って、秋の色合いの空に変わってきたものの、猛暑が続いています。 まだ暑さには注意が必要だ。 今年の夏によく使われていた「暑さ負債」というフレーズが、まだ気になる。
9月に入って、空は秋の色合いに変わってきたのに、猛暑が続いています。
今年の夏によく使われていた「暑さ負債」というフレーズが、まだ気になりますね。
暑さ負債
昨年までは、”蓄積熱中症” と呼んでいたようですが、今年は同じ意味で ”暑さ負債”という言葉が使われています。
”暑さ負債” とは、暑さによる疲労や不眠、慢性的な脱水状態が蓄積した状態。
"暑さ負債" がたまった状態に達すると、熱中症を発症すのです。
今年は世界各地で記録的な猛暑が続き、暑さで亡くなる人が続出。人類が経験したことのない暑さに見舞われている状況です。

「暑さ負債」という概念も、最近出てきたフレーズ。これまでは体温が下がれば体はリセットされると考えられてきましたのですが。記録的な暑さによって、体はリセットできず、ダメージが蓄積されてしまう今年の夏でした。
重い熱中症にならなくても、後遺症のような状態で1週間程の熱やだるさが続くケースもあるようです。
まだ、猛暑が続いている状態ですので、注意が必要ですね。
「暑さ負債」の返済方法
”負債” ですから、”返済” しなくてはなりません。
”暑さ負債” の返済方法は、日常生活にウォーキングなどの適度な運動や入浴を取り入れることはもちろんですが、重要になるのが「食べ物」だそうです。

まずは、生姜、唐辛子、アボカドやアーモンドなどビタミンEを含むものが効果的。
”暑さ負債” がたまると、血液の巡りが悪くなり、“負債” はさらにたまっていく。これらの食材を取り入れることによって、「血管を広げ血液循環を良くする効果」が期待されます。
血液循環がよくなると、疲労解消にもつながって "暑さ負債" の “返済” につながるといいます。
「いとう王子神谷内科外科クリニック」の伊藤博道院長
耳鳴り負債
私は、「耳鳴り負債」と言うフレーズを創りました。
耳鳴りが悪化するのは、”耳鳴り負債” によるものだと考えたのです。
”耳鳴り負債” とは、耳鳴りにより精神的な苦痛や睡眠不足が蓄積した状態。
思い起こすと、私が耳鳴りが発生して2.3週間くらいは、毎日辛い状態が続きましたが、その時期は苦痛の蓄積は感じませんでした。
その段階では、1日1日だけでの辛さを感じていただけだったのです。

しかし、耳鳴りの症状が1ヶ月以上続いた頃、苦痛の蓄積が始まってきたように思われます。
そして、この時点から耳鳴りによる精神的な苦痛がどんどん増加されるようになってきました。
これが、苦痛の蓄積による「耳鳴り負債」だと考えます。
”暑さ負債” がたまって「熱中症」になるように、”耳鳴り負債” がたまると「うつ症状」が発生するものと考えられます。
私は春に始まった耳鳴りが、初夏には ”耳鳴り負債” の状況になって、どんどんと精神な不安定さが加わり、「うつ状態」に悪化してしまいました。
ここで、”耳鳴り負債にならない方法”と耳鳴り負債の状況になった時の”耳鳴り負債の返済方法” を私の経験から考えてみました。
"耳鳴り負債" にならない方法
”耳鳴り負債” にならない手段を、私の経験で考えてみます。
「苦痛を蓄積しない」ことがポイントです。
そのためには・・・
⑴ 毎日1日単位で、耳鳴り苦痛を蓄積しないこと
朝から夜までの間に苦痛を増やさないようにする
▶︎ 耳鳴り苦痛を継続させないように、耳鳴りを少しでも忘れる行為を何回か実施して、耳鳴りの意識外の時間をを繰り返し作ることが大事です。
⑵ 翌日に苦痛度の蓄積を持ち越さないこと
日ごとに苦痛度が蓄積されても、1日ごとにクリアして、翌日は ”苦痛度0” から始められるようにする
▶︎ 充分な睡眠時間をとって、その日の苦痛度蓄積を翌日に持ち越さない。リラックスできる睡眠行為が必要です。耳鳴り患者は、耳鳴りの不快音によって不眠になることが多分にありますが、眠れない状態になっていることは、すでに ”耳鳴り負債” の状況だと思います。
▶︎ 朝のフレッシュ感を感じる行動が必要です。”耳鳴り負債”起きずに、1日の新鮮さを感じるために、朝日を浴びたり運動をしてセロトニン分泌を促し、新しい日としてスタートさせます。
"耳鳴り負債" の返済方法
”耳鳴り負債” になってしまったら、負債を返済しなくてはなりません。
少しずつでも、返済を続けて ”耳鳴り負債” から脱皮しましょう。
⑴ まず、負債を増やさない
1日ごとにけじめをつけて、継続感を持たない耳鳴り改善生活
▶︎耳鳴り負債にならない方法と同様に、”1日の苦痛を一旦消去して、新しい次の日を始める意識を持つ” ことにより苦痛の蓄積を増やさないようにすることがまずは大事です。
⑵ 負債を少しずつでも減少する
私の経験から、負債減少の方法をあげてみます
● 質の高い睡眠
▶︎ 耳鳴りになると、多くの人が睡眠が妨げられて苦痛悪化の傾向があります。耳鳴り負債の返済には、充分な睡眠が第一条件です。
● 食事を規則正しく摂る
▶︎ ”耳鳴り負債” 状態になって、正常な生活ができなくなる方が多いですが、規則正しい生活が大事です。まずは、食事をまともに摂りましょう。
● 人との交流を積極的に
▶︎ 精神の苦痛から、人との交流を避ける傾向がありますが、孤立することから
苦痛が蓄積する傾向があります。人との交流は、苦痛度軽減のための大きな改善行為です。
● 信頼する医師の継続治療
▶︎ ”耳鳴り負債” を改善するためには、自身が信頼できる医師を見つけて、継続的に治療してもらうことです。
”耳鳴り負債” 状態では、何しろ ”不安” が苦痛の第一の課題。
その不安を、丁寧に理解させてもらえる医師による治療が、苦痛を改善させてもらえます。
以上の耳鳴り負債については、全てQuattro独自の考え方です
”耳鳴り負債” は私の経験からまとめたもので、医療関連の情報から引用したものではありません。一患者の情報として解釈願います。
”耳鳴り負債” については、今後も深く考えていこうと思っています。