耳鳴りに処方されている数種の薬があまり効果を感じないため、サプリを試している方も多いのではないでようか。 慢性の耳鳴りには、あまり薬剤が効くというエビデンスがないようで、患者はいろいろチャレンジしたくなる。
耳鳴りに処方されている数種の薬があまり効果を感じないため、サプリメントを試している方も多いのではないでようか。
慢性の耳鳴りには、あまり薬剤が効くというエビデンスがないようで、患者はいろいろチャレンジしたくなる。
私の試みたサプリメントは、亜鉛とローヤルゼリー。
私のサプリメントの試用方法は、90日と決めている。副作用も考えて、決めた期間で自分なりに効果を評価している。
私の試みた耳鳴りサプリ
亜鉛
● 亜鉛の耳鳴り効果

亜鉛は、ビタミンに並んで耳鳴りに効果的だと知られている栄養素です。耳鳴りや難聴で悩む人の多くは、亜鉛欠乏に陥っていることが報告されているため、耳鳴りで悩む人は必ず摂取しておくようにしましょう。
● 私の評価
耳鳴りが消えたり、明らかに小さくなった?」と問われると、残念ながらそれほどの効果は実感できませんでした。
でも、何となくなのですが。服用してよかったとは思っているのです。
亜鉛服用の成果かは解りませんが、聴覚過敏の音が減少して来た感じもあります。
去年の秋には、「シンクに流れ落ちる水道の音が、すごく響いて辛かった」のですが。この音の響きがかなり気にならなくなったことは、もしかしたら”亜鉛”の効果かなとも考えています。
ローヤルゼリー
● ローヤルゼリーの耳鳴り効果

ローヤルゼリーの飲用で耳鳴りの改善率が低用量群で25.0%、高用量群では88.3%との結果が得られました。
特にアンケートの結果、高用量群で、「耳鳴りの大きさ」が8週間後に改善。
また、「耳鳴りの気になり方」が4週間後および8週間後に改善したことがわかりました。
機器測定においても、高用量群の4週間後の改善率は3人に1人と高いものでした。
以上のことから、ローヤルゼリーには耳鳴りを改善する作用があると考えられ、特に高用量のほうが低用量よりも有効であることが示されました。
また試験期間中に副作用は発生せず、ローヤルゼリーの安全性の高さも改めて確認できました。
● 私の評価
6月の後半から試して、2ヶ月半。
サプリは、「効いているな。」と言えるほどの効果はわからないのですが。
この数ヶ月、明らかに聴覚過敏が改善しました。先日のUCL検査でもデータは良化していました。
この間、他に特別な治療行為をしていないので、もしかしたらローヤルゼリー効果があったのかとポジティブに考えているのですが。
今月末で、一度終了して状態を判断してみようと思います。
耳鳴り効果のあるというサプリ
以下のサプリメントは、使用の経験がありませんが、ネットで検索すると上位に表示されます。
■ 蜂の子

ストレスホルモンのバランスを整えて、耳鳴りにともなう不安や苦痛をやわらげるとともに、聴力を回復させる効果があると言われています。
”栄養の宝庫”と称されるローヤルゼリーと比べても、アミノ酸含有量は、ローヤルゼリーの3倍以上。 しかも、9種類の必須アミノ酸をはじめ、合計18種のアミノ酸が豊富に含まれている。
ローヤルゼリーで効くのなら、もっと効くのでしょうか?
でも私は、個人的には”蜂の子”は怖くて口に入れられない。
■ イソフラボン

加齢によって耳鳴りが生じている場合、高い抗酸化力を持つ大豆イソフラボンを摂取すると症状が改善する可能性があります。大豆イソフラボンは血流を促進し、血管に弾力性をもたせてくれる効果があるためです。
大豆イソフラボンは大豆や枝豆をそのまま食べるだけではなく、豆腐や納豆、豆乳やきな粉などの加工食品を食べることでも摂取できます。
■ イチョウ葉

イチョウ葉から抽出されるエキスには、血流改善や抗酸化作用などがあるとされています。これに関連して、耳鳴り(鳴響や耳鳴りの症状)に対する一定の効果があるとされています。
イチョウの葉エキスが血流を改善するため、内耳や脳への血液供給が向上するとされています。内耳や脳の血流が改善されることで、耳鳴りの症状が軽減される可能性があると考えられています。
サプリメントは、体調などとの兼ね合いがあるので個人差があると思うのですが。
医療的には肯定的な評価はしていないようですが、リスクのないものであれば積極的に試したいと思っています。
みなさまも、サプリ効果を教えてくださいね。