耳鼻咽喉科の3人の医師にお世話になっています。 同じ大学病院の医師2人と、大御所の医師。 私が3人の医師に診てもらっていることを、各先生は理解して診察してくれています。
耳鼻咽喉科の3人の医師にお世話になっています。
同じ大学病院の医師2人と、耳鳴りの著名な医師。
私が3人の医師に診てもらっていることを、各先生は理解して診察してくれています。
※イラストは先生と違います
ベテランの耳管専門の医師
耳鳴りは、初診時は難聴外来系の医師が担当してくれるようですが。
聴覚過敏があることで、”耳管外来” でも診てもらうことになたのがきっかけです。
1年近く診療をしてもらっている、一番長く診療を受けている医師。

当初、この先生苦手だったのです。
話し方が、キツいというか、優しさがない口調で。
「聴覚過敏がひどいんです。」
「どのように。」
「メニエール病ではないですか?」
「今の状況では、わからない。」
「耳管狭窄症の可能性はありますか?」
「なんとも言えないな。」
あまりにも冷たい話し方。
でも40 分以上時間を費やしてくれました。
二度目の診察は、私の態度が悪かったのかなと思って、丁重な態度で診察してもらったのです結果は同じ状態。
私も、ついつい強い口調で話してしまったことを思い出します。
「また、来ますか?」こんな言われ方。
「はい、予約を入れてください。」
その頃は、耳鳴りがとても苦痛な状態で、来ないとは言えない状況でしたから。
「あなたには、時間を充分取りたいので、この日で良いですか。」と言ってくれた。
その時、「こんなに時間をとってもらっているんだ」というありがたさを初めて感じたのです。
その後、先生の堅い口調はそのままですが、私も思うことをどんどん言えるようになって、私にはとても良い診察になっていきました。
ただ、中途半端な話をすると突っ込まれるので、いい加減な話はできません。
当初、難しい医師という気持ちでしたが、今はざっくばらんに話せる相性の合う先生として診療してもらっています。
友達もこのような関わりってありますよね。
耳鳴りの著名な医師
耳鳴りになって、たくさんの書籍を読んだり、情報を探しました。
私がたくさん読んだことのある、耳鳴り専門書を著作した著名な医師と巡り会えたのです。

大学病院の医師と話している時、その先生の話題が出た時があって。
「紹介状書いてあげましょうか?」
「えっ。いいのですか。」
紹介状に、分厚い資料を添えた書類を添付してくれたのです。
かなり時間をかけて作ってくれたと思われる書類を持って診療に行きました。
私が耳鳴りに対して、一番基本の治療法と考えている ”耳鳴りガイドライン” を作成したの中心の医師。
診療は、綿密な検査後、今まで経験のなかった ”教育的カウンセリング” をしてくれました。
私はその時点では、そのカウンセリングで話される内容を充分勉強していたのですが。本で読んで認識した内容を本人の声で説明を受けると、一言一言頷けたのです。
この日をきっかけに、私のTHI(耳鳴りの苦痛度評価)が、"74" から "46" に一気に軽減しました。
勉強をしていた信頼していた医師が、直接カウンセリングしてくれたことは、まるで憧れの女優さんとゆっくり会話したような気持ちのようでした。
耳鳴りは精神的な影響が大きいので、この行為による治療は私にとって大変効果があったと思っています。
若い気鋭な医師
大学病院で最初に診て頂き、著名な医師に丁寧な紹介状を作ってくれたのは、今は大学病院を辞めてクリニックを新設した女医さんでした。
その後の、若い男子医師にバトンタッチして診療していただいています。

初めての診察の時、私は徹底的に私の耳鳴りの状態と、これまでの経緯を話しました。
そして、当病院の不満もぶちまけました。
TRTを試すとき、機器会社の業者にそのまま振られてしまったこと。
カウンセリングなしではTRT療法ではなく、サウンドジェネレータ治療だと、当病院での問題点なども話しました。
嫌われたら、それでもいいと思って。
嫌な患者だと思われているかも知れないと思いながら、2回目の診察を受けると。
聴覚過敏を課題にしたかなり積極的な検査を提案してくれました。
多くの患者を担当しているようで、時間的な制限があるようで、一番最後の時間に予約を入れて、充分な話ができるように調整してもらっています。
一般的には、経験豊かなベテランの先生の治療が信頼を持てるのですが。完治の難しい耳鳴りの疾患を考えると、この気鋭な先生によって、新しい治療法などにより確実に回復することを期待しています
最近耳鳴りが回復気味であることを考えますと、3人の医師にとても大変感謝しています。