「免疫が落ちているのかな。」と最近感じることがある。それなりに”免疫力”のフォローはしているつもりなのですが、とても気になっています。 ”免疫” は誰でも何となく気にはしていると思うのですが。 難しいことではなく、概要を理解したいと思って情報をまとめてみました。
「免疫が落ちているのかな。」と最近感じることがある。

それなりに ”免疫力” のフォローはしているつもりなのですが、とても気になっています。
”免疫” は誰でも何となく気にはしていると思うのですが。
難しいことではなく、概要を理解したいと思って情報をまとめてみました。
免疫とは?
細菌やウイルスなどの「異物」から、体に入ってくるのを 防いだり、排除したりして体を守る働きのこ。
免疫には、自然免疫と獲得免疫の2種類があります。
自然免疫
体に侵入してきた病原体をいち早く見つけ て取り除こうとする働きで、 免疫機能の最前線で体を守ってくれます
獲得免疫
侵入してきた病原体に合わせて、それぞれ の ”抗体” を作って、ねらいを定めて攻撃します。反応するのに時間がかかりますが、次に同じ病原体が侵入 した時には、記憶している”抗体” を使って、迅速かつ強力に反応できます。
ワクチンなどによる免疫ということです。
▶︎ 私が、今気にしている免疫は、”自然免疫” です。
免疫が低い人の特徴は?
免疫が低い人の一般的な特徴
● 細菌やウイルスに感染しやすくなる
● 口内炎やものもらいがよくできる
● のどが腫れやすい
● 病気やケガが治りにくくなる
● 抗生物質の効き目が悪くなる
● 自己免疫疾患が発症しやすくなる
● 予防接種の効き目が悪くなる
● 活動するのが億劫になる
もう少し、具体的な特徴
■ 分泌物の異常や変化が見られる
免疫力低下が起こっているときは、体内の分泌物に異常や変化が現れやすくなります。それは、免疫細胞が細菌やウイルスと闘っているとき、敵に対抗するために分泌物を増やすからだそうです。
● 痰が黄色くなる、ベタつく
● 汗がベタつく
● おりものの匂いが変わる
■ ドライマウス(口の中が乾く)
唾液の分泌が少なく、口の中が乾燥してベタつきがちな「ドライマウス」になっている人は注意が必要です。
口は、一番初めに細菌やウイルスが侵入するところ。口の中が乾燥していると粘膜が敏感になったり、雑菌が繁殖しやすくなったりして、防御機能が低下してしまいます。
■ 便の状態が変化する
● 便秘
● 柔らかくなっている
● ベタつきがある
● 痛みを感じる
● おならや便が臭い
免疫が低下すると
免疫力が低下すると、些細なことに身体が反応しやすくなります。
また、美容面でもさまざまなデメリットを引き起こし、老化リスクも高まるので注意が必要です。
■ 免疫力低下によるリスク
● 免疫力低下によるリスク
● 感染症の発症率が高まる
● がんの発症率が高まる
● 肌環境が悪化する
● 新陳代謝の低下
● ターンオーバーの乱れ (新しい皮膚が生まれ古い皮膚がはがれ落ちる流れがうまくいかなくなるこ)
■ 環境変化による不調
● 季節の変化によって不調になる
● 天気の変化によって不調になる
● 新しい場所によって不調になる
免疫力の検査
免疫力低下の、簡易セルフチェック
- 最近体が疲れやすくなった
- 睡眠不足が続いている
- 運動不足だと感じている
- ストレスの多い生活をしている
- まわりの人より風邪を引きやすい
- 歯ぐきが腫れやすい
- 口内炎やヘルペスができやすい
- 肌荒れが気になる
血液検査
免疫力は血液でチェックできます。
①白血球数
白血球には、体内に細菌や異物が侵入すると、これらと戦って追い出そうと働くなどの免疫機能が備わっています。基準値は30~90×10²/μLですが、基準値から外れている場合は、炎症を起こしていたり、感染症にかかったりしている可能性があります。
”リンパ球”、”単球”にも注意が必要。これらは白血球を構成する成分で、リンパ球には異物と戦う抗体を作る働きがあり、単球にはリンパ球に異物の情報を伝える働きがあります。
基準値は性別によって異なりますが、リンパ球も単球も特定の病気で増加することがわかっているので、リンパ球の数値が高い場合は感染症の可能性が疑われ、単球の数値が高い場合は感染症や膠原病などが疑われます。
②免疫グロブリン
免疫グロブリンは、ウイルスや細菌などが体内に侵入してきたときに攻撃して、異物を排除しようとする抗体のことです。
免疫グロブリンにはIgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5つの種類があります。
▶︎ IgGは、免疫グロブリンのなかで、最も多く含まれている(約80%)。体内に侵入したウイルスや細菌と結合して、その働きを止めることでからだを守る働きをします。
▶︎ IgAは、腸や喉の内側にある粘膜に存在する免疫グロブリンです。ウイルスなどの異物の侵入を妨ぐ働きがあるため、感染症の予防に役立ちます。基準値は93~393mg/dL。数値が高い場合は慢性肝炎やIgA腎症、多クローン性肝疾患など、低い場合は自己免疫疾患などが疑われます。
▶︎ IgMは、病原体と結びついてウイルスなどを破壊する点はIgGと似ていますが、Y字が1つしかないIgGより効率よく病原体と結合できると考えられています。基準値は男性は33~183mg/dL、女性は50~269mg/dLです。
③補体
補体とは、抗体の働きを助けるたんぱく質のことです。
抗体だけでは侵入物を完全に排除することはできませんが、補体がウイルスや細菌に結び付いて、破壊したり餌となったりすることで異物を死滅に導き、抗体の働きを補助します。
④自己免疫疾患にかかわる項目
自己免疫疾患とは、からだの中にある免疫機能が正常に機能しなくなり、自分で自分の体の組織を攻撃・破壊してしまう病気で、膠原病やリウマチなどがこれにあたります。
私の免疫力の評価は?
私の免疫力の状態をチェックすると、

ドライマスク、口内炎、お腹の調子などの症状があって、免疫力が低下している傾向が明らかにあります。
耳鳴りと免疫とは直接の関連はないのかもしれませんが、季節の変化、天気の変化などの体調の不調は、”免疫力”に関わり、耳鳴りにも影響しているかも知れません。
それに、確定はしていないものの今気になっている ”帯状疱疹” も免疫に大いに関係しているのでしょうから。
免疫のメカニズムについては追求せずに、免疫力を改善する方法を、積極的に考えようと考えています。