こらからの夏に向けて、脱水状態気味になると耳鳴りに影響しそうで。 人一倍、水分補給に注意しようと思っています。

あまり水は飲まないタイプの私。

ビールならガンガン飲みたいのですが!

 

でも最近、耳鳴り対策で「水を沢山飲む」努力をしています。

こらからの夏に向けて、脱水状態気味になると耳鳴りにも影響しそうで。

人一倍、水分補給に注意しようと思っています。

 

耳鳴りと水分との関係を気にしてみました。

 

水分少なくなると、耳鳴りになりやすい説

 

体の水分が減ると ▶︎▶︎ 血液ドロドロ ▶︎▶︎ 血行不良 ▶︎▶︎ 代謝低下 ▶︎▶︎ 頭の酸素と栄養が届かなくなる ▶︎▶︎ 耳鳴り発生

 

このような流れで耳鳴りが発生する可能性があるようです。

体の水分が減ることで血行不良になり、頭に酸素と栄養が供給されなくなることで、耳鳴りが起きるということです。

更に、血行不良から代謝が低下すると自律神経が乱れて、耳鳴りの悪化・長期化が起きやすくなります。

 

水分が充分で、耳鳴り改善という説

 

体に水分が充分あると ▶︎▶︎ 血液サラサラ ▶︎▶︎ 血行がいい ▶︎▶︎ 老廃物の処理・栄養・酸素・ホルモンの運搬 ▶︎▶︎ 代謝・体の修復の正常 ▶︎▶︎ 耳鳴り改善

 

体に水分がしっかりあると血行が促進されて、頭に酸素と栄養が運搬されるので耳鳴りが起きにくくなります。

血行の良化により、本来の正常なリズムで代謝を行って自律神経も正常な状態のため、耳鳴りの悪化も防げます。

 

 

「水飲み療法」について

「水飲み療法」は、水をたくさん飲むことで内耳の循環を促し、難聴や耳の不調の改善を図ります。

内耳のリンパ液の流れが滞ると、聴力低下や耳鳴り、めまいなどの症状が起こってきます。 

その様な、耳鳴りやめまいに対して、耳鼻科では尿の排出を促す利尿剤を処方するのが一般的です。

 

その代わりに、十分な水を飲むことで、滞ったリンパ液を排出する利尿剤と同様の効果が期待できると言われています。

内耳のむくみが原因で起きてしまった耳鳴りは、水分代謝をあげてスムーズにすることで改善が期待されます。

 

最近の医学的研究では、水を大量に飲むことで利尿ホルモンが体内で産生され、内耳にたまったリンパ液を排出する効果が明らかになったようです。

メニエール病のように内耳に水がたまったり、水分代謝が悪くなったりしている場合に、その「水はけ」をよくする「水飲み治療」は効果的だそうです。

 

「水分摂取療法」の効果実験
北里大学医学部の長沼英明教授(新世紀医療先端部門神経耳科学)

毎日、男性なら2~2.5リットル、女性なら1.5~2リットルの水を飲むことによる耳の疾患の改善状況を調べると。

メニエール病の患者さん122人を対象にした調査で、95%の人がまったくめまいを起こさなくなったということです。


この治療法は聴力の改善にもつながり、35%の人の聴力が改善し、65%の人が聴力を維持、聴力が低下してしまった人は5%にとどまったと、報告されています。

 

 

水分摂取のポイント

 

飲み物は純水を選ぶ

 

水なら何でも良いわけではなく、吸収効率がよい水を選ぶことがポイントで、純水を選択しましょう。
純水とは、不純物をほぼ全て取り除かれたお水のことで、その成分は99.9%水分でできているものであれば良いわけです。
水分吸収を邪魔するミネラルなどが含まれていないことで、飲んだ水分をきちんと体にとりこむことができます。

 

1回の量はコップ1杯

 

こまめに

一度にたくさん飲んでも、必要な量以上は排出されてしまいます。

そのため、回数を分けてこまめに飲むことがポイントです。
その適量はコップ1杯(200ml程度)ずつ飲むと良いとされています。
そして1日あたり合計して1.2リットルほど飲めるように水分補給を行うと水分代謝がスムーズになると言われています。
これからの気温が高くなる季節では、飲む水分量を調整し、水分補給の回数を増やすことが大切です。

 

常温の水を飲む

 

体に吸収しやすい温度のお水を飲むことも大切なので、常温のお水を飲むようにしましょう。
熱すぎたり冷たすぎたりする飲み物の場合体に負担がかかるので、できるだけ常温から体温に近いお水で水分補給をすることがポイントです。

こらからの季節は、冷たい水を飲みたくなりますが、水を冷やしすぎないように注意です。