耳鳴りの患者は、医師に「気にしないように。」と繰り返し言われる。 確かに、気にしないでいれば苦痛度はない。 でも、中等度以上の耳鳴りを持つ患者の多くは、気にしない事ができないと思いませんか?

耳鳴りの患者は、医師に「気にしないように。」と繰り返し言われる。

確かに、気にしないでいれば苦痛度はない。

でも、中等度以上の耳鳴りを持つ患者の多くは、気にしない事ができないと思いませんか?

そして、”気にしない” 努力をすることで、返って耳鳴りを意識して苦痛度が増大してしまう事がありませんか。

 

 

そこで、「耳鳴りが気にならない行動を心がけなさい。」と言うべきだと、私は繰り返し伝えていのです。

耳鳴り患者の経験上、耳鳴りに対する最大のおすすめ行動として。

 

この事を考えたのは、耳鳴りと奮闘しながら、このブログを記載する中で考えたもの。

医師に「気にならない行動」というカウンセリングを受けていたら、長い間の苦痛が半分以下に減少していたと思っています。

 

生意気だとは思われるけれど、私は耳鼻科の医師に「耳鳴りを気にならない行動を心がけなさい。」と言ってほしいと言うと、「そう言う意味なんですよ」と返答をされました。

それなら、正確な言葉でカウンセリングして欲しかったな。

 

耳鳴りが ”気にならない行動” をしている時間を費やせば、それだけ苦痛時間が減少するわけですから。

 

耳鳴りを気にならない行動

 

耳鳴りを気にし過ぎず、日常生活の何かの行動に集中することが大切だと思います。

人それぞれ個性、耳鳴りの症状によって、”気にならない行動” は異なるものと思いますが、私が気にならなかった行動を記載してみます。

例として参考にしていただき、各自の ”気にならない行動” を見つけてくださいね。

 

 


● 熱中する会話

自分自身も、沢山おしゃべりする

● 集中できる程度の運動

運動だけを考えて、体を動かす

● アナウンスウォーキング

歩くだけでは耳鳴りを感じるので、声を出しながら歩く(なるたけ大きい声で)

● 断続行為のあるゲーム

次々に展開・操作するゲーム

● エキサイトできるスポーツ中継

昨年のWカップ、WBCは、耳鳴りなく集中できた

● 緊張度のあるドラマ

テンポのある、集中できるドラマ

● 人が混み合うカフェ

周りに騒音が溢れる店。一方図書館はNGだった

● 集中できる(のめり込める)趣味

好きな趣味も、ゆったりとし時期を持つ趣味はNG

● 集中できる仕事

時間制限などがある仕事をこなしているときは耳鳴り聞こえない

● 有酸素運動

運動に集中できて、耳鳴り忘れる

● カラオケ

大きく発声で、耳鳴り忘れる

 

[ POINT ]

・運動

・発声

・複数人

 

[ NG ]

・ながら行為

・独り