私は、耳鳴りと聴覚過敏を共有している耳の疾患。 耳鳴りの苦痛度は、このところ改善しているのですが、聴覚過敏がより気になる状態です。 耳鳴りのことは、いろいろ調べて来ましたが、聴覚過敏はちょっと勉強不足。 聴覚過敏について、情報収集したものをまとめてみようと思います。

聴覚過敏について(1)

 聴覚過敏とは何か

 聴覚過敏の発現機構について

 

耳鳴りそのものは、健康な人にもよく起こるありふれた症状です。耳鳴りを経験したことのある人は、全人口の10~20%とも言われます。

それでも私は治りたくて、只今奮闘中!
 

私は、耳鳴りと聴覚過敏を共有しているようです。

耳鳴りの苦痛度は、このところ改善しているのですが、聴覚過敏がより気になる状態です。

耳鳴りのことは、いろいろ調べて来ましたが、聴覚過敏はちょっと勉強不足。

聴覚過敏について、情報収集したものをまとめてみようと思います。

 

 

聴覚過敏とは何か

聴覚過敏とは、一般的な音に対して過剰な反応を示す状態のことを指します。つまり、通常は普通に聞こえる音に対して、異常に過敏に反応し、不快な感覚を覚える症状が現れる状態です。

 

聴覚過敏は、「響く」、「割れる」、「エコーがかかる」などと表現され、ときに耳痛を伴う不快感があります。そして、恐怖、苛立ちな ど、負の情動を併せ持つ疾患です。

 

このような聞こえ方だけではなく、耳痛、頭痛、めまい,頸部の違和感や疼痛などを誘発する場合も多くあります。

過敏音は限定される場合も、そうでない場合もあり、音量もさまざまなようです。

多くの人が磨りガラスを爪で引っ掻く音などに不快感を持つちますが、これも聴覚過敏の一つですね。

 

聴覚過敏の種類

⚫︎Hyperacusis(聴覚過敏)

”音に対する異常に低い許容”と定義され、聴覚過敏一般を示す用語として用いら れている

⚫︎Phonophobia(音声恐怖)

音に対する恐怖。特定の音に対して否定的な感情を抱く。個人の脳の特性上の聴覚過敏が起因ともされ、トゥレット障害にも関与するとされている

⚫︎Odynacusis(聴覚性疼痛)

聴覚刺激によって疼痛が起こる

 

 

発現機構について

聴覚過敏が ”起きる仕組み” (原因)をについて一般的に回答を求めますと .......

「耳の機能」「脳の機能」「ストレスなど」と言われます。

 

もう少し、深く理解しようと思うと .......

聴覚過敏の発現機構についてはまだ完全に解明されていませんが、幾つかの理論が提唱されています。

  1. 脳の情報処理の異常: 脳の情報処理の異常によって引き起こされるという説です。脳の聴覚処理部位である聴覚皮質が、他の情報処理の異常によって過剰に興奮し、通常の音に対して過敏に反応するとされています。

  2. 神経伝達物質の異常:神経伝達物質の異常によって引き起こされるという説です。神経伝達物質のバランスが崩れることで、脳が音に対して過敏に反応するようになるとされています。

  3. 脳の防御反応の異常: 脳の防御反応の異常によって引き起こされるという説です。通常は無害な音に対しても、脳が過剰に防御反応を示し、不快な感覚を引き起こすとされています。

  4. 神経系の遺伝的要因: 遺伝的な要因によって引き起こされるという説です。遺伝子の異常により、神経系の発達が異常を示し、聴覚過敏が発現するとされています。

[ 聴覚過敏の中枢説と末梢説

やや解りにくく難しい内容ですが。

”中枢説”とは、聴覚過敏が脳の中枢神経系に原因があるという説です。

中枢神経系の情報処理が異常に過敏になり、聴覚刺激に対して過剰に反応してしまうことが原因だと考えられています。例えば、脳の聴覚情報を処理する領域である聴覚皮質において、神経細胞の興奮性が亢進していることが関与しているとされています。

一方、”末梢説”とは、聴覚過敏が内耳や中耳などの末梢器官に原因があるという説です。末梢器官自体に何らかの異常があり、聴覚刺激を過剰に伝えることが原因だと考えられています。例えば、内耳の毛細胞がダメージを受けて異常に興奮することにより、聴覚刺激を過剰に伝えてしまうことが挙げられます。

 

このように、聴覚過敏の原因については中枢説と末梢説の2つの説があり、どちらが正しいのかについてはまだ完全に解明されていません。また、両者が相互に関連し合っている可能性もあると言われています。

 

ややこしい内容のブログで申し訳ありません。

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