”耳鳴りの音” の聞こえ方から病原を想定する資料をご案内します。 以前も、「耳鳴り音から、原因想定?」というタイトルで漢方薬のお店の情報を紹介したことがありますが、今回は耳鼻咽喉科医がまとめた情報です。

私の耳鳴り音は、3種類の音がミックスしているような気がするのですが、その状況が今だ特定できない状況です。

① 右耳の「ブーン」という重低音

② 左耳の「ピー」という高音

③ 左耳中心に聞こえる低音の聴覚過敏

 

”耳鳴りの音” の聞こえ方から病原を想定する資料をご案内します。

以前も、「耳鳴り音から、原因想定?」というタイトルで漢方薬のお店の情報を紹介したことがありますが、今回は耳鼻咽喉科医がまとめた情報です。

 

■ 高音の耳鳴り

音感:「キーン」「ピー」

金属音や電子音のように表現されることが多く、耳を塞ぐと音が大きくなるのが特徴です。

● 突発性難聴
突然、片方の耳が聞こえなくなり耳鳴りやめまいを伴います。
治療が遅れると、聴力が戻りにくくなるため、至急(1~2週間以内)に耳鼻咽喉科を受診する必要があります。

● メニエール病
突然、ぐるぐる回るような回転性のめまいが起こり、吐き気や嘔吐を伴う病気で、めまいの前後には左右どちらかの耳に耳鳴りや難聴、耳の詰まり感も伴います。

● 加齢性難聴
加齢が原因で聞こえが低下する難聴が基に、耳鳴りを伴うことがあります。
50~60代からの発症が多いですが、中には40代で発症するケースもみられます。

● 聴神経腫瘍(ちょうしんけいしゅよう)
神経を包む細胞にできる良性の脳腫瘍です。発症初期から片方の耳に難聴や耳鳴り、ふわふわとした浮遊性のめまいが現れ、時間と共に少しずつ大きくなることがあります。

● 音響外傷
大音量の音で蝸牛の有毛細胞が障害され、聞こえ方が低下する難聴により、両耳の耳鳴りが生じます。ヘッドホンやイヤホンを使って長時間大きな音を聞くことで発症する場合もあります。

● 薬剤性難聴
アスピリンなど特定の薬の副作用で耳の聞こえが低下し、耳鳴りやふわふわとした浮動性のめまいなどを伴います。

● 自律神経失調症
ストレスや疲労、睡眠不足などが続き、自律神経の働きが乱れることで、「キーン」「ピー」などの耳鳴りが起こる場合があります。

 

重低音の耳鳴り

音感:「ブーン」「ボー」「ゴォー」「ザー」

耳が詰まったような感覚の耳閉感を伴い、耳を塞ぐと音が小さくなるのが特徴です。エアコンの風、ボイラー音のような重低音の類似音です。

● メニエール病
回転性のめまいや難聴のほか、患者さんによっては高温ではなく「ブーン」「ザー」というような低い音の耳鳴りが起きることがあります。

● 低音障害型感音難聴
低い音だけが聞こえにくくなる難聴で、低音の耳鳴りを伴います。、めまい症状がないのが特徴です。突発性難聴に比べると症状が軽く、聴力が回復しやすい傾向があります

● 中耳炎・耳管狭窄症(じかんきょうさくしょう)など
風邪などをきっかけに中耳や耳管など耳内の器官に異常が起こる「滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)」や「耳管狭窄症」を発症すると、低い音の耳鳴りが起こることがあります。

● 肩・首の凝り、疲労・ストレス
肩や首の凝り、疲労、精神的なストレスなどにより、低い音の耳鳴りが起こる場合があります。

● 急な気圧の変化
天候の変化で気圧が急に低下した時などに、低い音の耳鳴りが起こることがあります。

 

不定期に聞こえる耳鳴り

音感:「ブクブク」「ポコポコ」「グググ」「コツコツ」

● 耳の周りの筋肉のけいれん
耳の周りや耳小骨(じしょうこつ)の筋肉がけいれんすることで音が発生し、耳鳴りが聞こえることがあります。

 

乾いた音の耳鳴り

音感:「ガサガサ」「ゴソゴソ」

● 耳垢が溜まっている時
● 耳に虫が入った場合
耳の奥にある耳垢や、虫が耳に入った場合などに、ガサガサというような耳鳴りが聞こえることがあります。

 

乾いた音の耳鳴り持続する拍動性の耳鳴り

音感:「シャー」「ジョー」「ドクドク」「ドコドコ」

● 脳梗塞・脳出血の前兆
● 脳腫瘍による血管の圧迫

脳と繋がっている血管に異常が起きている可能性があります。特に、「ドクドク」というような心臓の音と一緒に聞こえる拍動性の耳鳴りは重大な疾患の可能性もあるため、脳神経外科などで精密検査を受ける必要があります。

 

私の耳鳴りの病原を想定すると.......

・左耳は、加齢性難聴による耳鳴り

・重低音の耳鳴りは、メニュエール病の可能性

なのかな?

 

井戸光次朗耳鼻咽喉科医師の情報を引用