”LDL-コレステロール”が高い! 今までにない高い数値 血液検査を、年に2回実施している。 数日前の検査で、”LDL-コレステロール” が過去にないほど高い数値で、先生に注意を促された。
”LDL-コレステロール値” が高い!
今までにない高い数値
血液検査を、年に2回実施している。
数日前の検査で、”LDL-コレステロール” が過去にないほど高い数値で、先生に注意された。
私は太った体格では無いのですが、気を抜くとコレステロール値が上がってしまう。
血液検査の検査項目は85項目。
前回の検査は、各項目の数値が全て範囲内に収まっていて「珍しいくらい」良い状況だったのに。
今回は、耳鳴りの酷さから食事への気遣いを欠けていたのが原因だろう。
今後のコレステロール対策を考えていたのですが.......
ふっと、「コレステロールと耳鳴りの関係」が気になった。
まさか、コレステロールと ”耳鳴り” との関連性があるとは考えていなかったのですが。
医師が言った「動脈硬化」というキーワードを思い起こして、もしかしたらと気になったのがきっかけで調べてみると。
かなり、「コレステロールと耳鳴り」との関係があることを知ることになった。
驚きながら、まずは「高脂血症と耳鳴りの関係」をまとめてみました。
「高脂血症」と「耳鳴り」は深い関連性がある
中・高年の耳鳴りの大部分は、高脂血症(血液中のコレステロール、中性脂肪など脂質系物質が増えてくる状態)、特に中性脂肪が高値になると起こり易いことが、20年以上前から判明して居り、これを低下させることにより、発症3~5年以内の耳鳴りは90%以上が消失するという所見がある。
「動脈硬化」が「感音障害」に影響する
1980年代に日本で高脂食負荷の動物実験による内耳血管動脈硬化と難聴の関係の研究が行われ、内耳の動脈硬化の解剖学的所見が明らかにされていました。
当時は動脈硬化に関する薬(特にコレステロール薬)が全く開発されておらず、確固たる確信が得られませんでした。しかし近年、医学の発展による動脈硬化治療薬の開発に伴い、ある程度動脈硬化を改善する事が出来るようになりました。
専門医のデータ(土田医院長 土田博夫先生)
「高脂血症と難聴」の関係性に着目し、154名を対象に内耳の動脈硬化を治療することで難聴の治療法を実施。
結果:改善率が75%以上の効果が見られた。
患者の改善結果から考えると、「動脈硬化」と「感音難聴」は深い関連性があると考えられる。
[ 難聴の治療開始後3ヶ月の結果 ](治療対象者数:154名)
● 明らかな改善を示した(平均聴力が15dB以上上昇)⇒無かった
● ある程度の改善あり(平均聴力が0~10dB)⇒46名
● 聴力の悪化 ⇒0名
中性脂肪は、それ自体は動脈硬化の直接の原因にはなりませんが、中性脂肪が増えすぎると、LDL-コレステロールが増え、HDL-コレステロールが減りやすくなることがわかっています。 動脈硬化に直接悪影響を及ぼすのはLDL-コレステロールですが、HDL-コレステロールと中性脂肪の異常も間接的に動脈硬化を促進します。
そして、動脈硬化の影響で、耳鳴りが発生する可能性が考えられます。
高脂血症(中性脂肪の増加)

LDL-コレステロールの増加

動脈硬化

感音難聴 → 耳鳴り
私の、耳鳴りの原因が高脂血症ではないかと疑いを持った。
専門医と相談とともに、コレステロール対策を検討しなくてはならないと思った。
[ 対策 ]
・耳鳴り専門医と、高脂血症と耳鳴りとの関係の指導
・内科医と、コレステロール減少のための治療
・自身で、コレステロール対策の実施