まだ、耳鳴り発生したばかりの方に、私の経験から「医療機関との付き合い方」をご提案させていただきます。 私の個人的な考え方なので、一般的に正しい行為であるかはご自身でご判断くださいね。

今だったら、耳鳴り治療にもう少し上手に対応出来たように思われる。

当時は耳鳴りに驚いて、冷静な判断ができなっかった。

 

まだ、耳鳴り発生したばかりの方に、私の経験から「医療機関との付き合い方」をご提案させていただきます。

私の個人的な考え方なので、一般的に正しい行為であるかはご自身でご判断くださいね。

 

 

(1) すぐ、耳鼻咽喉科に行こう!

 

耳鳴りを感じたらすぐに耳鼻咽喉科に診察してもらおう。

それは、突発性難聴など、早期治療が必要な病気の可能性を考えて。

 

[ 突発性難聴]  

発症してから1週間以内、早めの受診であれば完治できる病気ですが、治療開始が遅れてしまうと症状がそのまま残ってしまう確率が高いです。

治療遅れで長期症状が残っている患者が多くいます。

 

[ 症状 ]  詳細

あるとき突然、片側の耳の聞こえに障害が起こる病気。
それが突発性難聴です。

 

 

私の考える、医師の選択

① ”耳” の専門医を見つけよう。

耳鼻咽喉科の医師は当然耳鼻咽喉を総合的に診断治療できる能力は持っています。ただ、医師により得意分野があります。

大学病院に行けば、耳鼻咽喉科の中でも、各部位の専門カテゴリに分かれています。

出来ることなら「耳専門医」(耳得意医) を選ぶべきだと思います。

 

② 最新の ”耳情報” を理解している医師を見つけよう。

耳鳴りの医療情報は、かなり変化し、そして進化してしています。

最新の情報を収取して、新しい理解ができる環境にある医師に治療してもらいたい病気です。

時々巡り会うのですが、過去型の情報で治療する医師は避けたいと思います。

[ 適当な医師機関を見つける方法 ]

耳鼻咽喉科のホームページでの判断

▶︎耳鼻咽喉科の医院のホームページを開くと、医師の得意分野を表現する内容のページを見つけることが出来ます。

”耳鳴り”で検索して、ヒットする医療機関を見つける

▶︎耳鼻咽喉科の医院のホームページを開くと、医師の得意分野を表現する内容のページを見つけることが出来ます。

 

注意ネット検索すると、整体、鍼などの広告に誘導されがちですが、まずは医療優先で。

 

(2) 現医院の継続を判断

 

通院している医院を客観的に、このまま継続した方が良いか、変更するかの判断が大事だと思います。

私は、不安を持ちながらも、ダラダラ通ってしまった結果。その間の不安定な症状の中で、うつ病を発症してしましました。

早めの判断によって医院の変更をしていれば、うつ病の発症は防げたのではないかと反省しています。

医師を変えることの問題はいろいろ提起されていますが、その上で信頼できる医院で治療を続けるべきだと強く思っています。

[ 判断基準 ]

私の気になる基準を記載してみました。下記の項目を考えて、十分な検査・治療を受けているかの判断と、「継続治療を受けて行きたいか」の自身の気持ちにより検討してください。

標準検査

 十分な検査を実施してもらって、正確な判断を受けているか?

 オーディオグラム(純音聴力検査)

 ティンパノメトリー(ティンパノグラム)  

 THI(耳鳴り苦痛度問診検査)

 必要の応じて検査

  ⚪︎ピッチマッチ検査

  ⚪︎ラウドネスバランス検査

  ⚪︎ティンパノメトリー など

 

病気の判断と説明

 患者が病気を確実に理解できる説明を受けているか?

 耳鳴りの原因となる病気を特定

 病気の解りやすい説明

 □ 教育的カウンセリング(耳鳴りのメカニズムの十分な理解)

 

 

治療の的確性と説明

 治療の方向性と、現状の治療を解りやすく説明してくれるか?

 治療方法の説明

 各種処置

 薬物治療(処方薬の理解できる説明)

 ⚪︎音響療法など

 

医師との相性

 信頼できる相性の合う医師でしょうか?

 十分なコミュニケーション

  ・わかりやすい言葉で説明してくれる

  ・質問しやすい

 医師への信頼感

 □ どうにか治してあげようという思い 

 □ 継続して治療をお願いしたい気持ち

 

(3) 脳神経外科での診断

 

耳鳴りを軽減するには「心配しすぎ」ないことが大事。

だから、一番心配する「脳の状態」が問題のないことを確認する必要があると思っています。

耳鼻咽喉科の医師は、特別な症状でない限り脳の疾患を想定しないことが多いのものです。でも患者として、やはり脳の障害を気にしてしまう。

モヤモヤしている気持ちを続けるより、脳のMRI検査をして安心することが「心配しない」ためにも良いかと思います。

 

耳鼻咽喉科の紹介で、検査施設でMRI検査する方法もありますが、脳神経外科の医師としての診断がより安心感を持つことができお勧めです。

 

私は昨年、なんと4回のMRI検査をしました。

先生はやりすぎだと言われましたが。

 

(4) うつ病にならない対策が大事

 

耳鳴りは、ストレスの影響を受けやすい症状です。

強いストレスを感じていると、耳鳴りがより過敏になりがち。

そして、不安感や抑うつなど、心の問題を抱えている傾向があります。

 

私も、まさかと思っていたのですが。耳鳴り発生から数ヶ月後に「うつ状態」に陥ってしまいました。

”うつ”になると、耳鳴りが相乗効果のようにかなり辛く感じてきます。

私が ”うつ” になった原因は、おそらく「治療の不安」。

今なら、しっかり(1)、(2)、(3)の行為を実施して、うつ状態にならなかったと思います。

 

 

私の耳鳴り初期状態の経験から、耳鳴初期の方への、「一つの参考」として提示してみました。