病院に初診で行くとき、病状をまとめた”症状プレゼンシート”を作成して、ドクターに提出してきました。
自分の病状を確実に理解していただくため。そして、話し忘れの無いように。
このシート、先生とのコミュニケーションに有効だと思いまして、皆様にもご提案させていただきます。
私の経験上・・・
先生には、「症状を簡単にメモしてきました。」とお渡しします。
仮にレベルの高いシートを作っても、メモと言うことが大切です。
また、初診時には、病院の症状用紙に記入しますが。この持参したシートは受付のスタッフに渡さず、先生に直接お渡しすることが効果的です。
この”症状プレゼンシート”は、多くの先生に評価されました。
「わかりやすいね。」「なるほどね。」と頷いてくれたり、「これスキャニングしておいていいですか。」とも言ってくれたことが度々あります。
一方、5人に一人程度、「記入用紙があるのだから、こんなものはいらないよ」と感じる先生もいました。
このよう先生に出会ったとき、このシートを提出するのは失礼なのかなと思った時もあったのですが。今では、このシートをよく見て頂ける先生ほど、患者に向き合ってくれていると理解しています。
”症状プレゼンシート”の制作ポイントは、紙1枚、30秒で理解できるように簡素に作ることです。
ついつい、色々言いたいことがあるので、ダラダラと文字数が多くなってしましますが、それは絶対NG。そんな時間はかけられないのですから。
”これだけは伝えたい”ことだけをキャッチフレーズ的に記載します。
その下に、読めばもっとわかるが、読まなくてもいいですよ的な内容を箇条書きに、文字の級数を下げて加えます。
先生にお話しするとき・・・
「私の症状を、簡単にお話ししてよろしいでしょうか?」
了解されたら、キャッチフレーズ的な要素だけお話しします。先生は聞きながら、興味ある項目の詳細箇条書きに目を通してもらえます。
症状プレゼンは30秒を目安に、せいぜい1分内に。
プレゼンシートを制作時に、確実に伝えたいことをまとめたわけですから、短い時間でも必要な伝達ができるはずです。
言い足りないくらいの短い時間で終えて、後は先生のペースに戻します。
シートの制作項目は、それぞれ変えても良いと思います。私も受診科によって制作内容を変えています。
外科などで、患部を特定するためイラストを入れたりもします。
これは一つの例ですが、工夫によってもっとレベルアップしてくださいね。
症状メモ(例)
現在の症状
右耳の低周波耳鳴、左耳の高周波耳鳴り、左耳の聴覚過敏。
精神的苦痛が辛い。
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病気の推移
今年の1月中旬に右耳の低周波耳鳴り発生。3月に左耳の高周波耳鳴り、左耳の聴覚過敏が加わる。
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治療経緯
メヌエル病の可能性を疑い、イソバイト、メチコバール、アデホスを服用中。
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その他
脳神経外科でMRI検査で異常なし
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しっかりドクターに病状をプレゼンするのに、一つの良い方法だと思って、ご紹介しました。
スマホによって画像がズレてごめんなさい
Medley: Jolly Old St. Nicholas, The Little Drummer Boy
Ray Conniff











