『病気の9割は歩くことで治る!』というベストセラーの本を読んだ。
私も、「耳鳴り+うつ症状」の改善メニューのメインとして「ウオーキング1日8000歩」を実行している。
多少ではあるが、症状が良化している理由の一つとして、この「歩くこと」が大きな要因だと思っている。
この本の内容に、かなり頷くことが多く、その要約をお伝えしたくて・・・
私は町医者ですから、外来にはいろいろな患者さんがいらっしゃいます。
お一人おひとり治療は違いますが、どんな病気であっても、共通してお話することがあります。それが今回の「歩く」という話です。
「よく歩いていますか?」「よく歩いてくださいね。歩くことで良くなりますよ」来る患者さん来る患者さんに、そう伝えている毎日です。
「治る」は言い過ぎに当たるとすれば、歩けば確実に良くなる、医者いらずになる。これは確信を持って言えます。
逆に言えば、うつ病にしても、がんにしても、アレルギーや免疫系の病気にしても、現代においていろいろな病気が増えているのは、私たちが歩かなかったためでしょう。病気の大半は歩かないために起こっていると思っています。
医療というのは、本来、食事療法、運動療法があって、3番目に薬物療法がくるはずなのに、ここ数十年、薬が一番上になっています。
この本では、「歩くだけで、なぜ幸せになれるのか、なぜ運命が変わるのか」、なるべく簡潔に書いていますので、読み終わったころには、歩くことのすごさをわかっていただけるだろうと思います。すごさがわかったら、次は、実行に移してほしい。歩くことを、ぜひ自分の生活に取り入れてください。そうすれば、健康になるのはもちろんのこと、一日一日幸せを実感しながら過ごせるようになるはずです。
<私が特に興味を感じた項目>
● 現代病の大半は、歩かないことが原因だった
● うつ病も薬要らず、歩くだけで改善する
● 逆流性食道炎も便秘も一挙に改善、腸内フローラが脳を変える
● 線維筋痛症も喘息もリウマチも、痛い病気こそ、頑張って歩け!
● まちをフィットネスセンターにしよう!
● セロトニン顔をめざそう
● 歩くと頭が劇的に良くなる二つの理由
● 歩行は脳を変え、人生を変える
● 偉人たちが偉業を成し遂げたのは、歩いていたから
長尾和宏先生は、マスコミでも活躍しているようです
You Tube で、この本の「書評」が上がっていました