発表にあったとおり6/23の池袋EDGEワンマン公演にてGt.夢人が脱退となります。


応援してくれるファンのみんなには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。


きっかけとなったのは去年の4周年ワンマンツアーの時です。


そのちょっと前からもバンド的には苦しい時期でこのまま活動を続けるか、続けないのか。
バンドとしてしっかり話し合わなければいけないと思い、ツアー中ですがリーダーの僕がメンバーを集めてミーティングをしました。


そこで全メンバーの今の気持ちや、想いを改めて再確認して10/20の4周年ツアーファイナルの東京キネマ倶楽部を終えてからちゃんと決めようという結果になりました。


もちろん気持ち的にはずっと続けたい。


その気持ちはあったものの、バンドをただ続けるだけだったら趣味でもいいんじゃないか


このまま上を目指していけるバンドになれるだろうか



僕自身も葛藤と悩みの日々でした。


その時期はいろんな人に話を聞いてもらって自分の悩みを打ち明けました。家族、友人、関わってくれる関係者の方々。


リーダーであるからこそ、周りにはいつも心配されていました。



その中で迎えた東京キネマ倶楽部のワンマン。



結果としてそのワンマンは現時点でのベルの良さを出し切れたと思ったし、終わった後こんなに良いライブできたのは初めてなんじゃないかな?と思うくらい。




と同時にまだできるんじゃないか?


俺はまだこのバンドでやりたいことがあるし、ここで終わるには悔いが残る。


何よりファンのみんなの声が忘れられなくて、悲しい想いをさせたくないなって思いました。



その後、もう一度ミーティングをして今後も活動を続けていこうという意思をはっきりメンバーに伝えて、メンバーも同じ気持ちでいてくれました。



ただ、そういった中で各々のメンバーが今一度ベルというもの見直す時間を設けたっていうのはこの4年で初めてのことで。


各メンバーの見え方や未来の見据え方の考え方が変わってしまった時間だったというのも事実です。


だから今回夢人がそういう時間の過程の中でベルを辞めるという気持ちに至ったという事実は誰が悪いわけでもなく、本人の未来を見据えた結果だったということになります。



夢人本人も相当悩んだと思います。


活動の規模とかバンドの大きさは違えど

「人生でこんなに長く続けたバンドは初めてだし、こんなにメンバーでいて笑った時間は初めて」

と言ってくれたのはすごい嬉しかった。



僕らは仲はいいけど、喧嘩するときはするし、怒鳴ることもあったし。


それでも次の日には笑ってたり。


うまくいかないことがあったらメンバーみんなで集まって公園でお酒飲んだり。笑



言いたいこともきちんと言い合えた上での仲の良さでした。


だから単純に別れは本当に悲しいです。


でもバンドメンバーとして、ミュージシャンとして、友人として大切に思うからこそ、本人の気持ちを大事にしたいと思いました。


お互いを思うからこその別れだと思っています。




6月23日以降は残ったメンバーでベルを続けていきます。
茨の道だとはわかっています。

けどまだここで終わりたくはなくて、燃え尽きるまでベルをやりたい気持ちです。


この気持ちになれる原動力の一番は応援してくれるファンのみんながいるからです。

どんな辛いことがあってもみんなの声で立ち上がってこれました。

これからもがむしゃらにがんばりたいと思います。






長くなりましたが、



今週末から始まるワンマンツアーが結果として現メンバーで周る最後のワンマンツアーになります。



全力でみんなにベルの音楽を伝えていく気持ちです。


皆様どうかよろしくお願いします。