昨夜は暗がりのベランダで翌日の準備しながら携帯でオネオネ。
月食の元、ぼんやり光る携帯は明るい。
16年前の今頃って何してたかなぁとふと思う。あの年の12月もひんやりしてたなぁ・・・
暗い三宮センター街を西に向かい、フラフラと朝日会館の近くまで行って、ぼんやり光るイルミネーションに誘われるまま入っていった。
中でサービスを受けたコーヒーが温かく、それを両手に大切に持ってアーチをくぐり抜けていくうちに、明かりの一つ一つが上っていった魂のように思えてなぜか涙があふれてきた。
人が集まってきてるから当然駅周辺には露天を出そうとする人が車を停めて準備を始めると、「このイベントの意味分かるやろ」と誰ともなしに退去をお願いしていた。
トラブル防止の警官も必要以上に介入しなかった。
あの時は「ワシらも生活があるんじゃ」って言う人いなかったなぁ・・・
世知辛くなったもんだ。