こんばんわ、ベルコートの瀬尾です。
今日も、暗いニュースばかりの1日でしたね。
平均株価1,000円超の下げ、震災のこと、原発のこと…
特に原発については、どうでしょうか 東電いや東京都
ひいては政府は、国民に包み隠さず全てを伝えて欲しい
ものです。本当の所はかなり危険な状態なのではない
でしょうか?
震災の被災者の今後の生活も含め、1日も早く事態が終息
に向かうように、みんなで頑張っていきましょう!
本日3月15日は、280年呉の孫晧が晋に降伏し、晋が全国統一
した日だそうです。私も大好きな三国志の終了日です。
司馬炎(司馬懿仲達の孫)が魏最後の元帝から禅譲を受けて
建国した晋が、結局中国を統一するわけですが、魏でも呉でも
蜀でもないところが、三国志の面白いところだと思います。
その晋も、あっという間に宋に滅ぼされるわけですが…
さて本日は悪徳リフォームの続き、リフォームのトラブルに
巻き込まれないためには?
リフォームをする際のチェックポイントとしては、
①建設工事業者の免許(建設業許可番号)や建築士事務所
登録の有無を確認することです。
1,500万円未満の建築一式工事や500万未満のその他工事は、
「軽微な工事」という扱いから現在では免許不要となっています。
このため建築の素人でも簡単に開業が可能となっており、免許
を取得せずに営業している業者が多数存在しているのが実情
ですが・・
そして次に、許可の種類も確認することが必要です。建設業許
可業種は工事内容によって建築工事業など28種類に細かく
分類されています。水道工事や塗装工事などの単工事しか
持っていない業者もあるので、増改築を検討している場合は
要注意です!
②一級・二級建築士、一級・二級施工管理技師の存在は特に
重要です。
これらの国家資格を有するスタッフがいない場合、大型工事の
依頼先からははずしたほうが賢明です。その他、増改築相談員
や福祉住環境コーディネーターなど専門分野の資格も確認して
ください。依頼したい工事に関する専門スタッフがどの程度揃って
いるのかも聞いてください。
③会社の規模・実績・社歴・社員数・株式公開企業かどうかなど
は、ホームページや会社案内で事前に確認しておいてください。
どの程度、企業情報を公開しているかも重要です。その上で会社
を直接訪問してください。この段階で来訪をいやがる会社があれば、
依頼先の候補からはずすのがよいでしょう。訪問したらまず店構え
の確認。次に、会社の受付や玄関口に建設業許可票が掲示してあ
るか確認してください。そして、電話応対やスタッフの対応などから
社員を細かく観察チェックしてください。社員教育の度合いが分かり
ます。さらに、その会社の施工実績を尋ね施工事例集を見せてもら
いましょう。その会社が信頼の置ける公的な団体に加盟しているか
も重要なポイントです。
④一式だけの見積もりを出すところはNGです。必ず明細まで確認
して不明な点は必ず確認してください。工事の規模によっては、見積
書以外に各種図面・仕様書・工程表などの書面が整っているかをチェ
ックしてください。基本的に品質と価格は比例するものです。
例えば、個人業者で社長が営業マン、そして現場管理も兼ねている
という場合と、しっかりとした会社組織で営業と設計や工務が役割分担
して業務を遂行している場合とを単に価格比較しても意味がありません。
個人業者のほうが、安くて当たり前です。求める品質と価格の整合性、
つまりプラン・デザイン・工事内容・保証力などを総合的に判断してくだ
さい。
⑤事前に工事の保証内容を確認してください。自社保証だけでなく、
工事保険を掛けているかどうかもポイントです。工事後もケアをしてくれ
るのか、アフターサービスの体制もしっかり聞いてください。最後に、
その会社が潰れてしまっては保証も何もありませんので、会社の経営
体力など総合的に判断してください。
とまあ長くなりましたが、リフォームで失敗しないためには、お客様も
それ相当の努力が必要となりますが、ご自身で住まわれる建物です。
ご自身で、しっかり確認することが一番大事なことです。
本日はこれまで・・・
明日はいい日でありますように