僕にとって、抗がん剤って何だったのか、今でも謎です。





もちろん、抗がん剤に救いを求めて、事実、助かってる人もいるわけだと思う。



 



手術が終わって、しばらくしてから、担当医、教授なんですけど、手術の説明とステージ2だと言うことを聞かされて、淡々と説明されて、それで抗がん剤どうしますか?て言われて、した方がbetterですよ!て言われてる気がして、その場で答えないといけない空気になって、それじゃお願いします!って答えたけど、今は、少しあの時に戻って、もうちょっと考えた方が良いよってアドバイスしてあげたくなる。






抗がん剤自体は、苦痛もなく、ただ冷たいものが痺れたり、ちょっと下痢したり、くらいで、あとは、3週ごとに通院するのが面倒だったし、実際には、白血球の値が下がり出して、限界を下回ってたので、4週おきとか、もっと言えば5週おきにしてもらって、先生もキチンと8クール終わらせることが大事だからと、無理にしようとはせず、僕も終わらせることに意識を集中させて、結局、半年で終わる予定が、2ヶ月くらい遅れて終了しました。





それで無事終わるはずだったのに、である。







その頃から先生は変わってしまい、抗がん剤を受けたからだと思うけど、肝臓の値が標準値をずっと超えてる、2年くらい、それと血小板が明らかに少ない、これは実感できる、血が止まりにくくなった。白血球が低い、いつも標準値を下回ってる。

毎回、血液検査するけど、狂ってしまった値が、2年経っても元に戻らない。貧血もある。かと言って、鉄を摂ると、肝臓に良くないから、鉄剤は、飲まない。








抗がん剤のおかげかどうかわからないけど、今のところ、造影CTは、クリアしてる。







その辺は良いんだけど、血液データがガタガタなんだけど、これで、良かったのか、今でも疑問だし、不安。





まだ、経過観察は、続いてるけど、僕の血液は、どうなったの?もっと悪い病気になったのかな?






一度、血液内科にも行かされたけど、大学病院でジーパン履いてる先生に通されて、めちゃくちゃ血液取って調べたけど、うーん、と唸ってるだけで、今のところ、様子見で行きましょうと服装みたく、ラフに扱われて、それで血液の病気の件は、終わりみたい。







抗がん剤って、使ってる時は、そこまで深く考えてなかったけど、特定の人には、体の仕組みを変えてしまうほどの破壊力があるようです。








今のところ、血液データ、ガタガタですけど、癌は見つかってないです。





コレって幸せなことですか?