スマホを見ていて偶然出会った話題の写真集。

一晩寝ても、もう一度見たいという気持ちから、調べてみた。

 

千葉の房総で暮らしているおばあちゃんの家の納屋で生まれて、兄弟は次々と亡くなって一人ぽっちになった時

おばあちゃんに育てられた猫との日常写真。

ふくまるは聴覚障害、おばあちゃんも高齢になって耳が聴こえにくくなっていたようです。

そんな一人と一匹はアイコンタクトで全てが通じていたようです。

どこに行くのも、何をするのも、いつも一緒の写真が美しくて・・・、心震えるものばかりで、理想の姿です。



 

 

 

 

 

 

 

言葉は要りませんね。

 

 

2017年2月22日猫の日に、ふくまるは旅立ったそうです。

腎臓病を患っていたそうです。

おばあちゃんと寄り添って暮らした11年だったそうです。幸せでしたね、ふくまる。

おばあちゃんに看取られて、安らかな顔が・・・、私の涙をずっと誘って止まりません。

 

 

撮影者の伊原美代子さん、お写真お借りしました。

みさおおばあちゃんの生きた証を残したいと撮り始めた途中でふくまると出逢って、こんなに

自然体の、静かな、温かな、寄り添う姿を撮り続けて下さってありがとうございました。

憧れそのものです。

 

私も、猫と寄り添って、日々を大事にして暮らしています。

二人(もうそう呼ばせて下さい)の、語らないけど、伝わる気持ちがお孫さんであるあなたを

ずっと惹きつけて、神様の導きのように撮り続けられたのだと思います。

”ふくまる”の名前がそのものですよね。(神様から福をもらって丸く収まるようにと)

 

こんな世界があることを伝えて下さった”みさおとふくまると美代子さん”ありがとうございました。