明日から幼稚園が始まります~。
幼稚園が始まったら、幼稚園を優先的に通うので、毎日のように更新できたブログも、少し更新が遅れるでしょう……。
幼稚園は午前中だけだし、大晴くらいの年になるとお昼ねもしなくなるんですよ。
そうなってくるとまた大変で。
夜は疲れて子供と一緒に寝てしまいます。
さて、今回は育児書がテーマです。
やっぱり最初の子の時は、育児書を読んじゃいますよね。
わからないことばっかりだし。たまひよの育児大百科はすでに読み込んでぼろぼろ。
私、知識だけは豊富な頭でっかちでして。
現場を無視した知識だけが優先し、育児書とおりに全然いかない大晴に、かなり悩んだものです。
そして、やっぱり、うちの子は育てにくいんだと結論。
そんな育てにくい子供を育てる手助けになる本はないかと調べてみました。
そうしたらぴったりの本がありました。
佐々木正美先生の「育てにくい子と感じたら読む本」です。
育児に関するさまざまな悩みに、何千人という子供を見てきた児童心理の専門の先生が、優しく、わかりやすく答えてくれています。
Q&A式なので読みやすいです。
私、この本を読んで、目の前がぱあっと明るくなりました。
育児の迷路の中で大晴とともに手探りで歩いていた日々に、さっと光が差し込んだみたいに、本の内容がすうっと自分の中に入ってきたんです。
そして、自分のやってきたことは間違ってなかったんだなあと自信が持てたんです。
育児の上で一番大切なのは、「母と子」の関係。
子供は、母親の絶対的な受容と庇護のうちで育ちます。
あるがままの自分を全部許容し、受け入れてくる存在が母親なのです。
そういう親子のあり方を通して、初めて子供は他者を受け入れることができるのです。
愛されたことのない子供は、人を愛することができません。
そして3歳までは、その徹底した庇護と受容のものとで育つことが望ましく、しつけ等を考えるのはもっと後。そしてできればその役割(ルールを教えていくの)として父親が必要。
父の役割、母の役割がきちっとできていれば、子供は自然とよい子に育ちます。
そして一番ココロに響いたのが
「子供に言うことを聞かせたければ、あなたが子供の言うことを聞いてあげなさい」
そうか~!!! って想いました。
いろんなことにマイペースな大晴。人よりもゆっくり育つ大晴。
普通の子と同じようにしたくて、いろんなことをしたけれど、私が焦れば焦るほど想うようにいきません。
大晴が嫌なことはもうやめよう。あの子が喜ぶことを何より一番に考えよう、そんな風に考えてはいたけれど、本当にそれでいいのかと半信半疑でいた自分の、背中を押してくれました。
いつかは必ず、子供の方から「ああしたい」「こうしたい」というサインを発するんです。親はそのときを信じて待てばいいんだ。
そう思えました。
これからも育児に悩んだときにはぜひ読んでいきたい一冊です。
そしてもう一つ。
タイトルにもありますが、ドラえもんはいわば育児書!!!
ドラえもんは子育てに悩む母親みたいなもんですわ。
できの悪い息子(のびた)を、深い愛情と忍耐で子育てしているようなもの。
ドラえもんはのびたをけっして見捨てません。
そして時にやさしく、そして時に厳しく、温かく見守り続けています。
うちにはドラえもんが全巻ありまして、過去に相当読み込んでいるんですぐに内容が思い出せます。
その中でも私の心に残っているエピソードをいくつか。
(さすがに何巻の何話かまでは忘れちゃいましたけど)
のびたがドラえもんに「自分は二人いるんだ」と話します。
今度こそ、がんばっていい子になろうと思う自分と、やっぱりなまけちゃう自分。
そこで、どらえもんは「こころ突き出ししゅもく」という道具でのびたの二つのココロを突き出します。
現れたのは黒いのびたと白いのびた。
二人が戦って、勝ったほうの自分になれるというもの。
結局、ダメのびたが勝手しまって、宿題もやらずに出て行き、ドラえもんは「今度こそもう知らない」と怒ります。
でも負けたほうの良いのびたも、傷つきながらも立ち上がり、宿題をやり始めるのです。
それを見たドラえもんはこう思います。
「これを消さないように根気よく育てていかなければ……」
まさに、育児ってこういうものですよね。根気と忍耐!! さすがドラえもんだ~!!! と私涙しました(^^)
もう一つは泣けるエピソードの代表格、のびたのおばあちゃんの物語です。
思い出に残っている、今はもうない物を取り出せるという道具をドラえもんに出してもらって、過去に大事にしていたおもちゃをいっぱい出していたら、だるまさんがでてきます。
それを見て、のびたはおばあちゃんを思い出します。
おばあちゃんが亡くなる少し前、転んで泣いているのびたに、おばあちゃんが起きてきて助けてくれました。
「おばあちゃん、起きてきて大丈夫なの?」
「のびちゃんが泣いてたら、おばあちゃんは寝ていられないんだよ」
そしてだるまさんを持ってきてこう言いいます。
「だるまさんは転がっても一人でおきるでしょう? のびちゃんもこれからたくさん転ぶことがあっても、一人でおきられるようになってね」
「うん、ぼくがんばるよ。だから元気になっておばあちゃん」
小さいのびたはそう言ったのです。
のびたはだるまさんを机に置くと、一人黙々と勉強を始めます。
「おばあちゃん、これからもぼくは転んでも一人で起きられるようにがんばるよ。見守ってね」
これも大好きな物語で、読むたんび涙します。
短い話のなかに藤子先生の思いがつまっている気がするんです。
小さい頃は、純粋に未来からきたドラえもんの道具の魅力に夢中になってはいたけれど、成長するにしたがって、物語に込められているメッセージに深くココロを動かされるようになりました。
最後にドラえもんではないけれど、同じく藤子先生の作品で私のこころに残っている物語を一つ。
「チンプイ」という漫画で、藤子先生の遺作になったものです。
タイトルは「殿下に負けないで」
主人公のえりちゃんは、小学校5年生。普通の女の子だったのに、ある日突然、マール星の王子ルルロフ殿下に見初められ、お后候補になります。
でも皇室の決まりで、正式に婚約が決まるまで相手の顔を見ることができず、えりちゃんは「顔も知らないよその星の人となんか絶対に結婚しない!」と言い張り、気持ちが変わるまで、えりちゃんお世話を任されたのがチンプイです。
えりちゃんには好きな男の子がいて、同じクラスの内木さん。
勉強はできるけれど、スポーツが苦手で気が弱い男の子です。
ある日、マール星から「ワンダユウ」さんがやってきて、ルルロフ殿下の成績書を持ってきます。ルルロフ殿下は成績優秀なのだそう。
そこで、勉強ならばと内木さんにもっと勉強するように言います。
そしたら今度はスポーツも万能らしい。
えりちゃんは内木さんに勉強はやめて野球をやれと言います。
次にルルロフ殿下は熱いメッセージをこめた詩集をプレゼントします。
内木さんに詩を書いてくれといいます。
とまあ、こんな感じで「ああしろ、こうしろ」と注文をつけてくるので、さすがの内木さんも怒ってしまい「いいかげんにしなよ、君少しおかしいよ」と。
えりちゃんは泣いて、ここままじゃマール星に連れて行かれそうで不安なのだと言います。
「ぼくにできる範囲でがんばるから」
と内木さんは優しく言ってくれるのです。
家に戻ると、ママがパパからお叱りを受けていました。
ママはすぐに他の子と比較して、えりにお小言を言います。
それが「いけないよ」
「いちいち他の子と比較されてたんじゃえりがかわいそうだよ。えりにはえりのいいところがあるんだから。となりの芝は青く見えるというじゃないか」
「そうかしら~」と反省するママ。
えりちゃんも、殿下と比較してばかりの自分を反省し、内木さんのうちに謝りにいきます。
すると、夜遅くまで黙々とバットを振っている内木さんの姿がありました。
「えりちゃんと約束したから、がんばらないと」
その姿を見てえりちゃんは涙します。
私も涙しちゃいます~☆☆
内木くんえらい~!!
そしてパパがママに言っている言葉は、藤子先生の言葉なんだと。
日本中の母親に向けたメッセージなんだと受け止めています。
また読み返して素敵なエピソードがあったら、披露したいです☆