またNetflixからです。
「The One」というイギリスのドラマです。
DNAの研究者が 、蟻を使った研究から見つけた、
”パートナ”マッチングの定義を人間にも適用し
新たに始めたマッチングサイトの会社が大ヒットします。
が、そのダーク部分が徐々に明らかになっていくというストーリーです。
まだ1シリーズしかNetflixには入っていないのですが
二日で一気に見終えてしまいました。
感想は・・・
「後味悪い」です。
自分に合った(マッチした)相手を見つけるため、
DNAのサンプルが取れる髪の毛などを
所定の場所に郵送していました。
で、最初の疑問。
DNAって思いっきり個人情報やんね?
それを簡単に他人に渡していいん?
で次の疑問。
もしそのマッチングが正しく行われていなかったら?
もしアプリがうまく作動せず、違った人の結果が送られてきたら?
・・・その結果をそのまま鵜呑みにするんだろうか?
たかがドラマなのに完全に感情移入しています。
でも情報過多の今、このドラマをたかがドラマって
笑えないな〜って思ったのも事実です。
ドラマでは、面白いくらいに
それまでなんとも思っていなかった(と思う)
二人が 「マッチングしてる」
という前提でお互いが気になり始めています。
本当にマッチしているかどうかもわからないのに・・・
ここでお分かりでしょうか。
「前提」の怖さを。
NLPでもよく取り上げられます。
「Aという前提だからBになる」
本当にそうでしょうか?
例えば、友人もしくはパートナーを
食事に誘うとしてLineのメッセージを送った。
が、既読になっているのに返事がない。
「あ、嫌われてるかも」
「行きたくないんかな?」
なんて不安がよぎる。
相手は読んでたまたま返事を忘れていたかもしれないのに。
返信しようと思っていたら、急な仕事が入ったかもしれないのに。
そうやって妄想が膨らむ・・・
NLP的考え方は
Aの結果はBだけでなく、
CでもDでもあり得る
です。
タヒチでは、Wifiの環境がよくないことも多く
アプリ(Line)を利用したメッセージのやりとりに
時間差が出ることがたまにあります。
だからたまに会話が前後する。
アプリを利用して簡単にメッセージが取れるこの状況だからこそ
何でも情報に頼るのは危険だと思います。
コロナだって、感染者は増えています。
と同時に感染していない人たちだっていっぱいいるんです。
世の中情報で溢れています。
そんな中だからこそ、一番の頼りは
自分の”感情”と”五感”です。
何となく湧いてくる「嫌だな」って気持ちは
あなたの潜在意識からのメッセージです。
そしてそれは、たいていあなたにとって正しい答えをくれます。
あとね、このドラマを見ていて思ったのは
相手を「好き」という感情は何処へ?
ってことです。
起きることは全て◯
合わない人と会うから
「もっとこういう人がいい」とか
「こうなったらサイコー」という
自分の望みが出てくるのに。
が、このドラマたま〜〜〜〜にですが
「マッチ」が一人ではない時もあるかも、
という疑問で次のシリーズに続くようです。
どんな展開になるやら・・・楽しみです。
よい週末をお過ごしください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。