先週の日曜日、祖母の3回忌の法事があった。
朝7時30分上野発の東北新幹線にて出発、眠い。
仙台の更に約80km北へ行ったところにあるお寺は
のどかで静かで、8ヶ月前にあんな大きな地震があったとは思えなかった。
この日の最高気温は17度。
この時期にしてはとても暖かい日だったのだが
お寺の中は冷え冷えとして、ストーブが点けられていた。
少人数の法事はあっという間に終わった。
お坊様のお話も簡潔に終わった。
(このあと3件檀家を回らなくてはならないらしい)
震災でお寺の建物にヒビが入ったり
飾り物・置物が倒壊したりと被害を受け
色々と片付けたら、境内が大分すっきりしたとのこと。
大工さんに修理を依頼しても、なかなか来てもらえないとおっしゃっていた。
確かにうちのお墓も、ずれた墓石は何とか直したけれども
倒壊した燈篭はそのままだ。
見積もりを依頼しても、それさえも半年以上返事がない。
他の家のお墓周りも同様。
崩れっぱなしは見苦しいし、ご先祖様に申し訳ない。
自分たちで修理したいと思うのだが・・・
会食の後、レンタカーを借りて松島方面へ走る。
松島海岸に着いたのは日暮れ時。大分寒くなってきた。
中国からの団体も来ていたようで、観光客の多さに驚く。
なんだかほっとした。
少しずつ、少しずつ、元に戻ってきているのかなって・・・
お坊様が「震災から時間が経つにつれ
皆様の心にも供養をするこころの余裕が出来ていらしたようで
そのこころを忘れずに、少しずつ供養されてほしい」
とおっしゃっていたのを思い出して、お墓の前で両手を合わせた。
「お祖母ちゃま、随分と不義理をしてごめんなさい」
と、こころの中で詫びながら・・・
特定の宗教を持たぬ私でも
今回の震災で被害を受けた風景を見ると
胸が苦しくなり、何かにすがりつきたくなる。
こういう時、宗教を持っているひとは強いな、と思う。
そして現在国賓として来日中のブータンの国王夫妻の話に繋がるのだが
長くなりそうなので、ここで一度おしまい。
松島の美しい夕暮れ。
ずっとずっと眺めていたかったなぁ。
朝7時30分上野発の東北新幹線にて出発、眠い。
仙台の更に約80km北へ行ったところにあるお寺は
のどかで静かで、8ヶ月前にあんな大きな地震があったとは思えなかった。
この日の最高気温は17度。
この時期にしてはとても暖かい日だったのだが
お寺の中は冷え冷えとして、ストーブが点けられていた。
少人数の法事はあっという間に終わった。
お坊様のお話も簡潔に終わった。
(このあと3件檀家を回らなくてはならないらしい)
震災でお寺の建物にヒビが入ったり
飾り物・置物が倒壊したりと被害を受け
色々と片付けたら、境内が大分すっきりしたとのこと。
大工さんに修理を依頼しても、なかなか来てもらえないとおっしゃっていた。
確かにうちのお墓も、ずれた墓石は何とか直したけれども
倒壊した燈篭はそのままだ。
見積もりを依頼しても、それさえも半年以上返事がない。
他の家のお墓周りも同様。
崩れっぱなしは見苦しいし、ご先祖様に申し訳ない。
自分たちで修理したいと思うのだが・・・
会食の後、レンタカーを借りて松島方面へ走る。
松島海岸に着いたのは日暮れ時。大分寒くなってきた。
中国からの団体も来ていたようで、観光客の多さに驚く。
なんだかほっとした。
少しずつ、少しずつ、元に戻ってきているのかなって・・・
お坊様が「震災から時間が経つにつれ
皆様の心にも供養をするこころの余裕が出来ていらしたようで
そのこころを忘れずに、少しずつ供養されてほしい」
とおっしゃっていたのを思い出して、お墓の前で両手を合わせた。
「お祖母ちゃま、随分と不義理をしてごめんなさい」
と、こころの中で詫びながら・・・
特定の宗教を持たぬ私でも
今回の震災で被害を受けた風景を見ると
胸が苦しくなり、何かにすがりつきたくなる。
こういう時、宗教を持っているひとは強いな、と思う。
そして現在国賓として来日中のブータンの国王夫妻の話に繋がるのだが
長くなりそうなので、ここで一度おしまい。
松島の美しい夕暮れ。
ずっとずっと眺めていたかったなぁ。









