憂鬱な気持ち真っ只中の状態のとき、ブログを書き始めました。
妻がガンになるまでは、ブログを書くことはもちろん、見たこともありませんでした。
では、何故にブログを書くことに思い至ったか。皆さんのブログを見ると、備忘録として書かれていたり、同じような境遇の方を励ますためだったりというのが多いようです。
でも、私がブログを書く理由は、何かというと、「逃げ」です。現実逃避。
元々辛いことがあると日記をつけていました。といっても、今迄2回だけですが。
どちらも女がらみです。それも片思い ちょーかっこ悪い。
(でも、二回目の片思いは成就できました。今の妻です。)
書いて辛い気持ちを吐き出すんですね、きっと。なので、ガンが告知されてから、今までで、3回目の日記をつけ始めていました。
そして日記をつけながら、色々ガン情報をネットで漁っているうちにブログに当たり、手当たり次第闘病記を読んでいき、ちょっとブログにしてみようかなと思いました。
でも、かなり迷いました。友人二人に聞いたところ、それぞれ異なった意見。まあ、でも本当は自分の中では結論は、出ていたのでしょうね。あっさりと、自分に都合よく、出しても良いんじゃないか派の意見に従った訳です。
ブログにしてみると、これが日記よりも癒しの効果が大きい。
では、ブログと日記は何が違うかというと、日記は自分に対して気持ちを吐くわけですが、ブログは第三者に向かう訳です。その違いは、文章の語尾の違いだけではなく、ある程度客観的というか、俯瞰して書いていくようになるんだと思います。
そうすると、ブログを書いている間は、妻のガンのことを書いているのに、現実の妻のガンの事を忘れて書いているようなところがあるんです。だから、私にとっては、現実逃避の効果が2倍になる感じなんですね。
あと、日記とブログの違いは....ブログだといい人ぶってます。。。ほんとはちょい悪人