◆信州・別所温泉 南條旅館◆ 専務取乱役の ”Carpe diem”してますか?

◆信州・別所温泉 南條旅館◆ 専務取乱役の ”Carpe diem”してますか?

好きな言葉はCarpe diem(英語ではseize the day)、今を生きろ!
ワクワクする事、自分自身を奮い立たせるための心に刺さる言葉、お気に入りのジャズの一曲やレコードも紹介してこうかなあと思います。
本業の旅館や温泉地のことはHPのブログをご覧ください

当館は2月が決算です。

決算書が出来上がり、今期の目標をたてたので

ちょっと遅くなりましたがスタッフ皆に集まってもらい、決算の数字と今期の目標計画の発表会をしました。

正直今期はだいぶ高い目標です!

だから今までと一緒ではダメ。

いつもこうやってやってきたから、は一旦やめる。

変わらなければ。

でもまずは私が一番に変わらなければダメなんです。

優しい専務は卒業します!

そんなことを進撃の巨人のエルヴィン団長のことを例に挙げて、今月の手紙には書いてみました。 

image

 

↓  ↓  ↓  ↓

 

 先日は決算報告と今期の計画発表に参加していただき、ありがとうございました。正直に言うと、今期の数字はかなり高い目標です。今まで通りのやり方では確実に届きません。だからこそ、まず最初に変わらなければいけないのは、私自身だと思っています。

 先日、ふと『進撃の巨人』の中のある言葉を思い出しました。「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと、大事なものを捨てることができる人だ」『進撃の巨人』は、人類が巨人に追い詰められた世界で、それでも未来のために戦い続ける物語です。その中でもエルヴィン団長という人物は、仲間の命や自分自身の恐怖と向き合いながら、“何のために前に進むのか”を問い続けたリーダーでした。部下に厳しい決断を求めることもある。でもそれは、自分だけ安全な場所にいるのではなく、誰よりも先頭に立って苦しみを背負う覚悟があったからだと思います。私は、そんなエルヴィンのようなリーダーになりたいと思っています。もちろん、漫画のようにかっこよくはいきません(笑)。迷うこともありますし、弱さもあります。でも、「嫌われたくないから言わない」のではなく、「相手や会社の未来のために、言うべきことは言う」という覚悟を持ちたいと思っています。

 私はこれまで、できるだけ厳しく言わないようにしてきました。人に言われて気づくより、自分自身で気づいてほしいという思いがあるから。でもそれは建前だったのかもしれません。本当はピリピリした空気になるのが嫌だったり、言いづらいことを言って嫌われたくなかったから。今までは本当の優しさではなく、私自身の弱さでもあった気がしています。「スピード感を持とう。期限を守ろう。約束を守ろう。」そういうことを人に強く言うには、まず自分自身ができていなければならない。「自分は本当にできているのか?」という迷いがあったから、強く言い切れなかったのだと思います。

 でも今期は、言うべきことはしっかり言います。時には、今までより厳しく感じる場面もあるかもしれません。少しピリッとした空気になることもあると思います。ただ、それは誰かを否定したいからではありません。皆にもっと良くなってほしい。この旅館をもっと良くしたい。そして厳しい時代の中でも、ちゃんと皆で前に進んでいきたい。自分の子どもに愛情をもって叱るように、皆さんにも向き合っていきたいと思っています。

 そしてそれは、皆に言っているようで、実は一番自分自身に言い聞かせている言葉でもあります。私自身も変わります。甘さや弱さ、表面上の優しさを捨てます。だから皆さんも、ぜひ力を貸してください。もちろん、厳しさだけではなく、楽しむところはしっかり楽しむ。メリハリをつけながら、皆で目標に向かって進んでいければと思っています。  

令和8年5月25日

専務取締役 鈴木隼人

本日46歳になりました。

朝出社して一番にやるのが入口の日巡りカレンダーを変えること。

誕生日にピッタリ!という言葉ではないですが、まあ失敗をたくさんして、裏切られて、悲しみもたくさん味わって、今の私がいるんだなあとしみじみと思いました。

image

 

今日はちょうど休館日だったので夜は久々に家族と食事をして、娘たちからプレゼントをもらいました。

かっこいい靴ベラ

image

 

13年前はこんなだった二人が、いつの間にかこんなセンスのあるものを選ぶようになったものですね。

image

 

まだまだ皆様にはご迷惑をおかけしてしまう若造ですが、

勉強を怠らず、努力して、元気に、46歳を充実したものにしたいと思います。

あっという間に今年も4ヶ月が過ぎようとしています。

時間はあっという間、年をとるたびそう思うようになりますね。

そんなことを給料明細と一緒にスタッフへ手紙を書きました。

 

image

 

 この4月から長女が高校に入学しました。時間の流れの早さに驚かされます。一緒にお風呂に入っていたのも、つい最近の気がるのにもう10年も前のこと。小学校3年生になった時に「今日からパパは一緒にお風呂に入らないよ」と伝えた時には号泣していのに、今ではうっかり着替え中に扉を開けてしまったら「キャー!」と怒られる始末です。成長はうれしい反面、ちょっとさみしいものですね。

 「光陰矢の如し」と言いますが、本当に時間はあっという間に過ぎていきます。SNSや動画を見始めると気づけば1時間なんてことありませんか。私もよくやってしまいます。もちろん、リラックスやストレス発散の時間も大切なので、すべてを否定するつもりはありません。ただ、ほんの少しだけでも「やりたいこと」に使えたら、日々の充実感は変わってくるのかもしれませんね私は本を読みたいと思いながらもなかなか時間が取れず、最近は車の中で音声アプリを使って“耳読書”をしています。移動時間も工夫すれば学びの時間になるものですね。

 旅館では、限られた人数の中で皆さんがマルチタスクで動いてくれていること、本当にありがたく思っています。どうしても「やらなくちゃいけないこと」だけで一日が終わりがちですが、それだけでは少しもったいないとも感じています。南條旅館の経営理念は「共に歓びを紡ぎ出す」ですが、目指す方向性として「一人ひとりを輝かせ、人生に幸せを彩ることを以って、世界中に笑顔を溢れさせ、希望を与えることを為す」があります。これは与えられた作業をこなすだけでは実現できません。自分が「やってみたい」と思うことに向き合い、努力して苦労して、それをやりきったときにこそ、その人らしい輝きが生まれるのだと思います。そのためにも、時間の使い方が大切です。カイゼン活動もその一つです。3月まで私が、4月から小宮山支配人と土屋君が研修に参加していますが、これは参加者だけのものではなく、みんなで取り組んでいくものだと思っています。小さなムダを見つけて、少しずつ時間を生み出す。その積み重ねが、「やりたいこと」に使える時間を増やしてくれます。

 また、去年はお葬式に参列する機会が多くありました。その中で強く感じたのは、「あのとき、会いに行けばよかった」「感謝の気持ちを、ちゃんと伝えておけばよかった」そんな後悔の思いでした。時間はあるようで、実は限られています。だからこそ、「そのうち」ではなく「今」動くこと。会いたい人に会うこと。伝えたい言葉を伝えること。それもまた、時間の大切な使い方だと思います。

 小さなお子さんがいる方は、今この瞬間を大切にしてください。あっという間に大きくなっちゃいますよ。そして、ご両親や祖父母とも、ぜひ時間をつくって会いに行ったり、面と向かって言うのは恥ずかしいとは思いますが「ここまで育ててくれてありがとう」という感謝を伝えてください。

忙しい毎日ですが、やるべきことの中に少しずつ「やりたいこと」を重ねながら、仕事も人生もより良いものにしていきましょう。

令和8年4月25日

専務取締役 鈴木隼人

3月11日。

 

何かを書こうと思っていても、簡単に、軽々しく思いを書けることではないのはわかっています。

だからここ数年はこの日に思いを書くことがなかった。

でも今年で東日本大震災から15年、今思うことをつづりたいと思います。

 

本日、別所温泉の北向観音にて、
震災で被害に遭われた方々、そして尊い命を失われた方々へ心よりご冥福をお祈りいたしました。

 

2011年3月11日。

私はその日、茨城県へ営業に行っていました。

そして帰り道。
高速道路を走っている最中に、大きな揺れに襲われました。

 

車を止めて外を見ると、
道路がまるで波のようにうねっているんです。

あの光景は、今でも忘れることができません。

「これはただ事じゃない」

そんな恐怖を感じたのを覚えています。

 

高速道路は通行止め。
そこから下道で長野へ帰ることになりました。

長野まで約12時間。

本当に長い道のりでした。

 

当時、長女が生まれて間もない頃でした。

だからこそ、
とにかく家族の顔が見たい。

その一心で車を走らせていた気がします。

そしてようやく長野へ戻り、
家族の顔を見たときは、本当にホッとしました。

 

別所温泉も、
南條旅館も、
大きな被害はありませんでした。

それは本当にありがたいことでした。

 

でもその一方で、
テレビに映る被災地の状況を見ながら思いました。

「自分たちに何ができるんだろう」

正直、何もできない自分の非力さを感じました。

悔しかったです。

 

でもそのとき、ふと思いました。

自分たちは旅館をやっている。

旅館だからこそ、
できることがあるんじゃないか。

 

訪れてくださる方に
笑顔になっていただくこと。

温泉に入ってホッとしていただくこと。
美味しい料理を楽しんでいただくこと。
ゆったりとした時間を過ごしていただくこと。

そんなひとときが、
誰かの心を少しでも癒し、

「また明日から頑張ろう」

そう思える時間になったら。

それが、
日本を元気にする小さな力になるのではないか。

そう思っています。

 

旅館に関わるすべての人を笑顔にすること。

お客様はもちろん、
地域の皆さま、
一緒に働く仲間、
そしてその家族も。

みんなが少しでも幸せな気持ちになれる場所でありたい。

それが南條旅館の役割だと思っています。

 

震災から15年。

あの日の出来事を忘れないこと。
そして風化させないこと。

これからも、
自分たちにできることを精一杯続けていきたいと思います。

 

改めて、東日本大震災で被害に遭われたすべての方々へ心よりお見舞い申し上げます。
そして尊い命を失われた方々へ、心よりご冥福をお祈りいたします。

また、長野県北部地震や能登半島地震など、
これまでの地震災害で被害に遭われた皆さまにも心よりお見舞い申し上げます。

 

今日も別所温泉には、
静かで穏やかな時間が流れています。

この温泉のぬくもりと穏やかな時間が、
誰かの心を少しでも癒すことができたら。

そんな思いで、
また明日からお客様をお迎えしたいと思います。

どうも、専務の鈴木です。

はい、週一は更新します!

と断言してから5ヶ月が経とうとしています(^_^;)

 

その間にお客様から旅館のブログではなくて、

こちらの個人的なブログまで見てくれた、というお客様が数人いらっしゃいました。

ありがとうございます!

でも更新していなくて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

ということで、今日からやります!

週一の更新やります!!!!

 

「特にスタッフの皆さんへ書いた手紙、いいですねえ」

とお話しいただいた方も数人いらっしゃいました。

No.8までしかのせていなかったのですが、実は今月の手紙でNo.35になったんです!

今日の給料日に合わせて、またここから投稿していきますね。

※過去の手紙も後程アップしていきます。

 

ということで、今月のテーマは「考えることの重要性」という手紙です。

皆さんアオアシっていうサッカー漫画、ご存じですか?

この漫画、かなりやばいです、熱いです、泣けます。

私がずっとサッカーをやっていたからということもありますが、

サッカーをやっていない方も絶対にはまる。

 

まずね、キャプテン翼もなんでも、主人公はエースストライカーじゃないですか。

それが、だいぶ早い段階で、監督からフォワードからサイドバックへのコンバートを伝えられるんです。

そこで私たち読者はいい意味で裏切られるんですが、そこから主人公がもがいてもがいて、努力して努力して、

そして考えて考えて考えまくるんです。

自分がこのポジションで輝くにはどうしたらいいのか?

というところから手紙を書いてます。

よかったら皆さんも読んでみてください。

 

 

 やっと涼しくなってきましたねえ。皆さん秋と言えば、何の秋ですか?芸術?食欲?私はスポーツの秋ですね。先日まで開催されていた世界陸上も、世界のトップの選手たちの競技を見ていると、ものすごい努力をしてきたんだろうなあと、どの選手も尊敬してしまいます。で、影響されやすい最近の私の楽しみは、ジムのランニングマシーンで走りながらNetflixを観ることです。走って汗をかきつつドラマやアニメも見れるので、タイパも最高。心も身体もリフレッシュできて一石二鳥です。皆さんもぜひ、自分なりのリフレッシュ方法を見つけてくださいね。とにかく寝るでもいいし、おいしい物を食べる、思い切りお酒を飲む、読書や推し活など、なんでも構いません。自分を整える時間を持つことが、働く上での大きな力になると思います。

 さて、Netflixですが今は「アオアシ」というサッカーのアニメを見ています。ただのサッカー漫画ではなく、「考える」ということの大切さを教えてくれる作品です。特に面白いのは、主人公アシトが王道のエースストライカーではなく、まさかのサイドバックに転向させられるところ。サッカー漫画といえば主人公は点を取る花形、という常識をいい意味で裏切ったストーリーなんです!

 アシト本人も、本当はストライカーで活躍したいと強く思っていました。しかし夢であるプロになるために、腐らずに「自分はこの場所でどう輝けるか」「何を学び、どう動けばいいのか」と必死に考えます。フィールド全体を見渡せる視野の広さという天性の素質をさらに磨き、仲間とアイコンタクトを交わし、相手の気持ちを想像しながら、仲間と共に成長していく姿は、観ていて胸を打たれます。

 これは私たちの仕事にも重なります。たとえば「◇◇さんが今お客様と直接接客しているから、私はこの書類をすぐに渡せるようにまとめてしまおう」とか、「2番卓はドリンク待ち、8番卓は蒸し物を待たせてしまっている。でも自分は別の注文を受けていて動けない。今〇〇さんは下膳しているから動ける、8番卓へ。△△さんも6番卓の対応がすぐ終わりそうだからそのまま2番卓へ行ってもらえるな」といった場面です。直接表に立つ人だけでなく、見えないところで考えて動いてくれている人がいるからこそ、全体がうまく回るのだと思います。

 私自身も以前は「専務、これどうしたらいいですか?」と聞かれたとき、すぐに「じゃあこうしよう!」と答えてしまうことが多くありました。でも最近は、あえて「どうしたらいいと思う?」と問い返すようにしています。めんどくさいと思われるかもしれませんが、指示されたことをやるのではなく、立ち止まって自分の考えを形にすることで自分の物になり、成長につながります。皆が「私はこうした方がいいと思うんですが、どうでしょうか?」とまず自分の考えを提案してくれるようになるといいな。さらには「専務はこっちの意見でしたが、私は絶対こっちの方がいいと思います!こっちでいかせてください!!」と私に反抗する、それに対して私の考えもぶつけて、たまには喧嘩したっていい、それくらいお互いの考えをぶつけ合えたら最高ですね。

哲学者パスカルは「人間は考える葦である」と言いました。人間は弱くもろい存在でありながら、考える力によって尊い存在になれる。アシトの姿や皆さんの姿を見ていると、この言葉の意味をしみじみ感じます。今月も一緒に、考える力を磨きながら前に進んでいきましょう。
 

令和7年9月25日(金)
有限会社南條旅館
専務取締役 鈴木隼人

 

 

手紙に補足、おまけ

 

こちらの監督同士の会話

「正解をさっさと教えてしまうのは、指導者としての怠慢」

ここもぐさっとささりました。

答えをすぐ伝えちゃった方が楽だし、早いし、そうしてきてしまった。

でもそれじゃあ成長しないんですよね。

「じゃあ君はどう思う?どうしたらいいと思う?」

めんどくさい上司かもしれないけど、

答えを出すのをぐっと我慢していきたいと思います。

 

あっ主人公がエーススライカーじゃないサッカー漫画あった!

『リベロの武田』、あれも面白かったなあ

サッカー漫画談義してくれるお客様、お待ちしてま~す