母は仕事を大事にしている人だった
何事より優先してた
母だけでなく近くにいる大人（親戚が）
みんながみんなだった
母の実家も商売していたから
母には当たり前だったんだろうな
抱っこして欲しいのだから
そう言えばよっかったんじゃない？
エーエー今の私もそう思いますよ
でも小さいわたしは
ちがう方に考えたのよね
今よりはるかに家事にも時間がかかっていた当時
そして女性が家のことをするのが当たり前で
でも仕事に価値高かった母に
言えなっかた
迷惑だと思っていた
多分、抱っこせがんだ時の反応から
いつの間にかそう思ったんだろうね
親を手伝って手空きの時間を作れば
抱っこしてもらえるようになるかも
と、思ったわたし
手伝うためにはできなくちゃ！になった
迷惑かけると余計に
甘えられないから
迷惑かけちゃダメと思っていたんだ
抱っこして
いやだ
やりたくない
泣きたいetc.……
言えなくなった
早く大人にならなくちゃ
大人になって
迷惑かけないようにしないとってね
大人みたいに何でも出来るように
振る舞うとほめられたから
褒められるループにもはまった
文句言わず便利だから
早くから周りの人たちも大人扱いしてくれた
自分で作り出した負の連鎖
今ならわかるよ
私は大人じゃない！
子供なんだ！
甘えさせろ
遊んでくれ
できないことだってあるんだ
私の気持ちわかってくれ
叫んでます
子供なのよって
