インディバ(INDIBA)とはスペインのインディバ社の物理医学博士である電気メスの発明者、ホセ・カルベット氏により開発された、電磁波エネルギーによる高周波温熱機器のことを言います。
もともとは癌治療のために発明された機器でした。
インディバは体内の細胞分子レベルの振動により、熱を発生させる温熱療法になります。
電極板と円板の電極で身体を挟み、この二つの間を高周波が行き来することにより、身体すべての細胞分子が細かく振動します。
振動している細胞同士がぶつかり合い、細胞間で摩擦熱が生じます。(この摩擦によって生じる熱をジュール熱と呼びます。)
高周波によって生じるジュール熱の発生により、細胞組織の温度を3~7℃上げることができるため、自分の身体の力で身体の深部から温めることができます。
例えば他の温熱療法として身体を外から温める岩盤浴やサウナなどは、熱源が身体の外側にあるため、身体の表面(皮膚)から熱を吸収しています。
皮膚は熱に弱いため、表面的に吸収した熱は脳が冷やそうと働きだすため、20~30分で体外に熱が放出されてしまいます。
インディバ社が特許を取っている『抵抗性電移法』により身体の中から熱を作り出すため、深部の熱が放出し終わるまで約2~4時間(実際はそれ以上、身体の温感を実感していただけます)かかるといわれています。
岩盤浴やサウナと違い、身体の中から熱を作り出し温めるため、保温効果が長時間持続するが特徴です。
保温効果が長時間持続している間に、血液が全身にこの熱を運び、動きの鈍ってしまった細胞を活性化させることができます。
身体が冷えることにより身体に与える悪影響には様々なものがあります。
●冷えを予防・改善に導き体質を改善に導く
インディバでは身体の冷えを根本から改善し、代謝を高めることができます。
体温が上がり、基礎代謝が上がると脂肪を燃焼しやすくなるのはもちろん、むくみや便秘の解消、セルライトを付けにくい、痩せやすく太りにくい身体になります。
インディバは予防医学にも効果的であり、体質改善することにより免疫力が高まり、風邪をひきにくい強い身体を作れるのも特徴です。
●高いダイエット効果
セルライト化や肥大化した余分な皮下脂肪・内臓脂肪を活性化し燃焼に導きます。
また、インディバによる高周波は、脂肪細胞の増殖を抑制することも学会で報告されています。
●肌のしみ・しわ・たるみ改善
今まで眠っていた細胞を動かすことにより、肌の代謝も良くすることができます。
細胞が正しく働くことにより、ターンオーバーが正しく行われるよるようになり、シワ・たるみ・くすみ・シミなど、肌の代謝も活性化することによりメラニンなどの老廃物を流しやすくします。
さらに、肌の内側で細胞が新しく生まれ変わるための幹細胞を増殖させたり、顔の深部のコリをしっかりとほぐすことができ小顔やリフトアップにも効果を発揮します。
●内臓機能の向上
加齢やストレス・乱れた生活習慣や冷えにより低下した内臓機能が、本来のはたらきができるよう、細胞そのものの力を引き出します。
「病気ではないけれどなんとなく調子が悪い」と感じる〝未病〟の状態を、内臓機能を高めることにより病気を予防し、予防医療の観点でも注目されています。