かねてより乗りたいと言っていた娘の友人を、
「人力車に乗せてあげたいな」
と思い立ったのが事の発端。

常々思っていたことなのだが、
彼女の感受性は同年代の他の子とちょっと違うような気がする。
例えば、
見目麗しく華やかなプリンセスドレスに憧れる友達が多い中、
彼女は好んで着物を着る。
その歳で、すでに「和」の良さを理解している。

好きな食べ物、選ぶもの。
趣味嗜好が、なんだろう。
他の子とちょっと違うのだ。

私はそれを凄く好ましいと思っている。
「人と一緒」であることより、
「自分の厚み」を知っている子のような気がする。
その感性は、とても大事なものだと私は思う。


そんなわけで、そこに便乗したいと思った。
同時に、プレゼントと言えば目に見える「モノ」をあげる概念しかない娘に、もう一つの選択肢を加えてやりたくもあった。

そこで娘に提案をした。
「お誕生日に、彼女が喜ぶことをありったけ詰め込んだツアーを決行したい。それがプレゼントになる。Bellは一緒に考えることは出来るだろうか」
娘はきらきらと目を輝かせて言った。
「できる! 」


いや、実際は出来てないんだけどね・笑。

とりあえず人力車に乗せるのがメインテーマなので、
場所は浅草。
他に楽しめることを何か考えて欲しいと娘に頼むと、
「猫カフェ! 」
と即答した。

年末に浅草で入った猫カフェが、余程気に入っているらしい。
「ウリーちゃんもねこすきだからぜったいうれしいよ! 」

人力車→浅草寺お参り→みはらし屋ランチ→猫カフェ
というプランが出来上がる。

数週間前に招待状を作り、
当日の「人力車チケット」と「お誕生日ツアー旗」作り。
前日に一度ツアーを下見して、
「いい? 当日はママは一切教えてあげられないからね。ガイドさんはBellだよ。Bellがわからなくなっちゃったらツアーはそこで終了だからね」
と念を押した。

道順がわからない時は必死にメモをとり、
「おうだんほどうはハンバーガー」
「A5」
「わたってみぎ」
とかちょっとシュールなメモを持ち、
人力車のちょっとした大金を自分で持ち、
「おさいせん、ウリーちゃんママよういしてくれるかな? 」
って疑問の電話を投げ掛け、
「おみくじはBellからのたんじょうびプレゼントにしたいんだけど、おこづかいからはらってもいいか」
と先方に伝えなくてはならないのに、
「おみくじやってもいいですか」
とかいうなんかものすごーく足りない事前説明で相手を霍乱して当日を迎えました。



そこは7歳児なのである程度のぐだぐだは許容範囲だけど、
思った以上には頑張りを見せたなかな。

いつもウリーちゃんといる時は、
「困った時はウリーちゃん頼み」
なことが多いBellにとって、
「自分が全て考えて動く」
ということが一番のテーマになる気がしたんだけど、
そこは凄くよく出来ていた気がします。
一生懸命なのが伝わってきたので、ちょっと成長を感じました。

そして予想以上に旗の効果は素晴らしく、
「これ持って歩くの恥ずかしくない・・・? 」
と内心では思っていたんだけど、
その旗のおかげで色んな人が微笑んでくれたので嬉しかったです。
子供の「一生懸命」を見守ってくれる大人の優しさに触れました。


楽しい一日になったかな?
娘は凄く楽しい一日だったみたいです★
何度も何度も「たのしかったね」って言いながら、
家についたらバタンキューでした。
気の張ることだし、疲れたよね。
お疲れ様でした!



面白いことに、ウリーちゃんに何が一番楽しかったかと聞いたら、
「ねこカフェ! 」
と答えた・笑。
人力車じゃないの? 笑。

こっちがいくら一生懸命考えても、所詮は大人の考えること。
同年代の子が考える提案には負けてしまうんだなぁ。。。。
Bellに完敗でした・笑。


ウリーちゃんお誕生日おめでとう!
素敵なお姉さんになって下さい♪