本を読む量と読解力は必ずしも比例しないのではないかと最近思う。


私は小・中・高を通して国語の成績がかなり良かった。
高校時代なんかは理系に進んだので国語の勉強なんて全くしていなかったのに、
模試では偏差値60を越える位には読解力・漢字力があったのだ。
(現代文に限る)


今ほど真剣に本を読むことはなかったけれど、
それでも常駐の司書さんと仲良くなり、
読みたい本をリクエストして買ってもらったりはしていた。


でも正直に言って、部活やバイトや友人関係で忙しかった私は、
今の半分も本を読んでいなかったように思うのだ。



だけど、今より昔の方が読解力はあったように思う。


それってやっぱり国語の問題を解いてるか解いてないかってことだよね。。。
読んだり観たりした作品は自分なりにまとめようとはしているけれど、
私は結局「面白かった」とか「楽しかった」とかの感想ばっかりで、
「この人はこういいたかった」とか
「この人はきっとこう思っている」とかを具体的に文章にはしていないんじゃないか、
と思ったのだ。


読解力は時として独創性を奪うと評されるが、
私は読解力はないよりあった方がいいと思う。

何より他人の心に添えない作者の文章に魅力を感じる人は少ないだろう。



あぁ、日々精進ですね。。。orz