貫井徳郎さんです。


捜査一課長・佐伯さんが、キャリアとして事件を指揮する幼女誘拐事件。
異例の昇進の裏を揶揄され影で冷遇的な扱いを受ける彼が、自らの手腕でこの捜査の解決に尽力する。


・・・なんて思っちゃいけないんだよっ!

私はいつものクセで、固くて怖くて、だけども一心不乱に解決を望むカッコイィエリート刑事を想像しながら読んでたんだよ。
一つ一つの台詞に、
「佐伯さん!! かっこいー! 」
なんて思っていたりね。

言外に匂わせる同僚との攻防や、権力や権威との争い。

そんな見たこともない警察内部に憧れつつ、読み進めていたのです。
えぇ、それは全くもって、勘違いそのものでした。



全く違うから!

正直、ここまで「えっ!? マジで!? 」と思った小説はない。
決め手の台詞を読んだ時、駅で叫びそうになった。
ホームで一人、鳥肌立ってたよ。
寒くないってば!


興奮冷めやらぬ私は、その場で勧めてくれたMくんに思わずメールしてしまった。
私「よく黙ってられたね! こんな展開! マジでびっくりなんだけど!!! 」
M「お、そこまでいった?! 」
みたいな。

大人だよ、M・・・。



あー!!!!
言いたい!

全て暴露してやりたい!


・・・でも、下劣な行為だと重々承知しているのでやめておく。
とにもかくにも、どんな先入観も持たずに読んで欲しいです。
あとがきから読むとか、解説から読むとか、はたまたネットで検索とかやめた方がいい。

人間たった1回しか持つことの出来ないものってのは確実にあるから。

全ては読んだ後・・・。
こっそりメッセくれたら、とても嬉しいです。