地震発生の時にやらないで欲しい事 | 犬とナミヘイとチョークアート

犬とナミヘイとチョークアート

Namihei*Colors(ナミヘイ*カラーズ) チョークアートの制作。静岡県富士宮市。

それは安否確認。

……って書くと、
ちょっとえーっ?な感じですが、

地震速報を見て
ビックリして、
その土地に住んでいる知人に
電話してしまう!

なんていうことありませんか?


東北のあの震災から
数日が経った頃、
私の住む地域で
震度6弱の地震が発生し、

それは夜の10時台だったので
家族は幸いにも全員揃って居たし、
家が倒壊はしなかったものの、
本棚の本が床一面に散らばり
キッチンの扉や引出しは全開で
食器は全部では無いものの
床に落ちてグチャグチャに割れていて
当然、停電……という状況に陥りました。



私はすぐに
当時小学生だった子供たちを
安全そうな場所に集め、布団を被せ
ワンコ🐶が危険な場所に行かないように
リードに繋いで、
懐中電灯を付けたり
窓を開けたり

大慌てで
取りあえず考えつくことを
次々にこなしていったのですが、


この時、一家の大黒柱である夫は
何をしていたかというと……

地震直後にかかってきた
年賀状のやりとりを年に1回するだけの
イトコさんとの電話でした。

私は色々と対応しながら
夫のやりとりの声を
冷ややかに聞いていた気がするの。

質問されるからか、
状況を細かく説明しているみたいでした。。

。。。

。。。。。。

。。。。。

あの時、叫べば良かったなと思う。

『今、遠くに住んでいるその人に
状況説明しても、なぁんにもなりませんからっ‼被災者が被災してない人のメンタルケアしてどうするの?』 って。

いつ電気が復旧するかもわからないので、
携帯電話のバッテリー寿命も貴重です。
LINEもバンバン入ってくれば
消耗もはやいです。

イトコさんの心配してくれる気持ちは
ありがたいけれど、

災害に合うとその瞬間から
やらないとイケナイ事がたくさんあって、
もっと深刻な状況に陥っている場合であっても、
遠くに住んでいる人には
なかなか助けて貰える事は少ない。


この時の私にとっては、
ありがた迷惑でしか無かった。

長々と対応している夫も夫だから腹がたつ。
(せめて子供たちの精神的なフォローして)


安否確認は
よっぽど身内じゃないと
許されないと思う。

それも手短に済まさないと。

そして

地震発生直後に電話するのは
NGです。