ご無沙汰しておりました。
約2ヶ月も空けてしまった…。
この2ヶ月、平日は仕事、週末もほぼ家でだらりと過ごす事はなく、なるべく空白の時間を作らないように過ごしておりました。
お猫様も9ヶ月目に入り、先月去勢も済ませましたょ
なんだか、ぼてっとした感じが旦那に似てきた気が(笑)
さておき、12月8日土曜日に「井坂斗絲奈支部発足会」という事で、私達の先生である井坂斗絲奈の支部がとうとう始動しました。
私達、生徒というより、弟子達はこの日に向けて、各々練習を頑張ってきたのだ。
初めて合同練習が行われたのが、先月の17日。
この時、私は…「ま、まずい…このままではいかーーーん」と、初めて気付き、この日から頑張って練習するぞー!と鼻息荒く、意気込んだのが空回りしたのか…三味線が立て続けに調子が悪くなり…。結局、おまめ扱いにしてもらう事になりました
おまめでもおまめがやらなきゃならないところだけは完璧にしなきゃ!とそこからは毎日、お猫様には申し訳ないと思いつつも最低10分だけでも毎日三味線に触れ、合同練習の時に撮った動画に合わせて練習したのですょ、この私が(笑)
そして、迎えた本番当日。
朝10時に会場に到着。
私を含め、斗絲奈先生のお弟子さん数名と…なんと家元まで一緒に準備してくださいました。
その他、家元の内弟子さんまで。
先生の人徳ですね
この歳になって初めて経験する事も沢山あって、とても良い勉強になりました。
そしてそして、井坂流を代表する面々が見守るなか、…いざ本番。
先生の挨拶から始まり、
先生がうるうるしてるもんだから、私までもらい泣き。なんで、お前が泣いてるんだょ!と心の中で自分で自分に突っ込み(笑)…でもね、ここまで来るの、結構大変だったんだょ。
それを知ってるから、一気に私までこみ上げてきてしまった。
そして…弟子の紹介へ。
わかってはいたけど、全員前に並ばされ、先生から一人一人紹介され、軽く自己紹介。
覚悟はしてたけど…。
ここでは話した事なかったかもだけど、先生である前に先生は私の義姉なので、もちろん私の色々を知っていて、この状況で三味線のきっかけを与えてくれたのも兄夫婦。
どん底の更に下に穴が開くんではないかという時、随分と支えて貰いました。
これからが本番だというのに、うるうるどころかほぼ号泣(笑)
普段は言えないけど、本当に感謝してもしきれないぐらい感謝してます。ありがとう。
せっかく始めた三味線だもん、頑張るょ。
間に休憩を挟み、いよいよ演奏へ。
一曲目は全員でソーラン節。
私なんて、おまめもおまめなのに、すげー緊張したょーーー。
終わった途端、緊張の糸が切れたと同時にまた涙が…
あとで動画を見たら、私だけなんだか落ち着きなくて、反省するとこだらけだったけど(笑)終わった直後は「今までで一番良く出来たかも!」と、思ってました(笑)
よし!これで私は観る事に専念出来る
続いて、いつもにぎやかで会うと沢山元気を貰えるNさんも含めた斗絲奈支部のメンバーに喜幸会の公演ではいつもパワフルな太鼓でみんなを魅了してくれる斗絲仁さんが加わり、稗搗き節。
とても繊細でステキな曲だなぁと思ってネットで調べてみたら、なんと!恋の歌らしい。
どうりで優しい歌なのね
続いて、津軽甚句。
斗絲奈支部のメンバーにYujiさん率いる産土(うぶすな)さんも加わってくださいました。
篠笛も太鼓も口をあんぐり開けて聴きいってしまうくらいステキ
津軽甚句とは青森県弘前市の民謡で、盆踊りの歌として親しまれてきた曲だそうです。
甚句とは民謡の括りのひとつで、参加者が順番に唄い踊る類の歌なんだって。
「ほーい、ほい!」がしばらく頭から離れなくなるくらい、結構インパクト大
そして、斗絲奈支部のメンバーが演奏するのはこれで最後の曲。六段。
先生や井坂流を代表する面々も沢山参加してくださり、超豪華メンバー
私、この曲好きなんです。
ネットで色々調べたところ、この曲、津軽三味線の入門曲なんだって。
「ひえーーーーー」
ですょ。こんな曲が入門曲だなんて。
流派が違ってもこの曲は合奏が出来るそうです。
津軽じょんがら節のベースになる曲で、六段で津軽の弾き方をマスターしてこそ、津軽三味線のその先の上達に大きく影響を与えるそうな。
ますます、
「ひえーーーーーーーー」
です。
またしても、今度は感動で、うるうる
無事終わり、ほっとしました。
最後に…井坂流の方々が素敵な演奏を披露してくださったり、家元に三味線のご指導を頂いたり。
こんな曲もやれちゃうのね。
よさこいソーラン節はアグレッシブで毎回元気を貰えます。
ゲストで来てくれていた産土さんの演奏も観られました。
ここで、少し産土さんの話。
和楽器の楽しさが沢山詰まった和楽器ユニット。
前にも書いたけど、基本リズム隊大好きな私ですが、和太鼓はこの歳までお祭りくらいでしか触れる事がなかったので、全くもって未知の世界だったけど、気付くと体が揺れてたり、また時には動けなくなるくらい引き込まれたりとすごく色んな魅力のある楽器です。
太鼓だけでなく、篠笛もとーーーってもステキ
その他、公演によって、三味線があったり、お琴があったり、尺八があったり…まさに和楽器の魅力や楽しさを教えてくれる産土さんのステージは一見の価値アリ
近いところで、↓な公演もありますょ
産土さんもイケメンだけど、イケメンとの共演。楽しみ
産土ホームページ
この日が来るまで、ぶっちゃけ私はやだなー、出たくないなーと思ってたの。
全然、三味線の腕も上達してないし、基本人前で何かするのは得意なほうじゃない。
でも、終わってみたら、すごく楽しかった
やっぱり三味線上手になりたいと思ったょ。
今度、こういう機会がある時までにはもう少し堂々と演奏出来るように成長してますように…!