正しさを求めて戦争をしている私たち | 波動エネルギーを人生や暮らしに生かして運勢を好転させよう

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新潟県上越市を中心に
波動改善法による、
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波動改善士の、しあわせデザイン研究所の波動改善士Keikoです。

先日の金曜日、

地元上越市にある、

日本最古級映画館である高田世界館で

「ひまわり」を観てきました。

 

 

独身の頃、

一度TVで見たと記憶していましたが、

映画ストーリーはすっかり忘れていました。

 

もしかしたら、

映画の場面でとても有名な、

見渡す限りに続くひまわり畑と、

流れる主題曲のメロディーがあまりにも有名で、

もしかしたら観ていないのに

観た気になっていたのかもしれません。

それくらい昔のことになっていました。

 

映画は、

戦争によって愛し合う男女が引き裂かれ、

戦争がもたらす惨禍と

その理不尽さを伝える映画。

 

人としてどう生きるかと言うテーマも

その中には含まれているかもしれません。

 

戦時下では、

みんなが必死になって生きていたと思うから、

誰かを執拗に責めると言うのは酷のように思います。

 

これまで幾度となく繰り返された戦争で、

このような体験や思いをして来た人たちがどれほどいたのか、

そう思うと、

とても切ない気持ちにされせられました。

 

今この世に生きている人たちの中に、

このような体験をした方がいらっしゃって、

今もその傷を抱えて行きてらっしゃる。

 

そうと思うと、

戦争はそう遠くない現実であって、

私たちとは全く無関係ではないところにあると感じます。

 

映画館でばったり

以前私が活動していた脱原発の仲間に会って

映画を観終わってからお茶をしました。

 

話題に上がるのは、

現政権への批判。

 

安倍政権が憲法を改正して戦争をしようとしていると、

お二人の顔に憎しみと怒りの表情を見るのは辛かった。

 

私が、

自分なりの意見を伝えても

受け容れられることはない。

 

でも、

そこにはかつての自分がいました。

 

脱原発活動から離れてずいぶん経ちますが、

私は本当に変わってしまったのだと。

 

お二人と私の間に在る隔たりは、

もう埋められないほどに深くなってしまっていると感じました。

 

でも、

政治的なことから離れれば、

お二人は私にとっては人生の先輩であり、

良き友達。

 

たとえ意見が違っても

付き合うことは普通にできて、

友達にとしての友情は

変わりません。

 

世の中には

平和を求めていながら

実は、

心の中に

戦争を起こしていることに

気づく人は少ない。

 

怒りや憎しみをたぎらせて

常に、

自分の周りにあるものに対して批判の目を向けるその心に

調和も

平和も

感じることができない。

 

コロナ禍の中、

人々は、

正しいものは何なのかと求めながら

自分の正しさで、

相手を批判してせめぎ合い、

争いを繰り返している。

 

私たちの心の中には、

自分の正しさで、

相手をやり込めて

潰したいと言う心がある。

 

今の日本には、

いつ戦争が起きてもおかしくない、

心の準備が出来ているのではと感じる。

 

戦争をしない、

してはいけないと願う心は、

決してそのような心とは相通じない、

と私は思う。

 

正しさを主張することにエネルギーを費やすことに意味はない。

 

大切なのは、

相手とどう融和するのか。

 

互いの意見の違いを乗り越えて、

その先に

どのような世界を構築するのか。

 

たとえ意見が違っていても

自分を尊重して欲しいと願うならば、

同じく相手のことも尊重すると言うこと。

 

互いの意見の違いを

言葉を通じて堀下げてい行く中で、

必ずや理解は深まって行くと信じたい。

 

そのことにエネルギーを注ぎ、

努力することのできる人こそが、

この世に調和をもたらすことができるのだと思っています。