しばしばこのブログに登場する H くん
ほぼ毎日ビリーヴに来ているので
私の被写体になりやすい そして彼は絵になる
重度の自閉症である彼は話せません
この日は同じ色・形のブロックを並べて
彼の落ち着きアイテムの「紐」でブロックの上からピラピラする
絶対同じ色でなければならないし
かつ同じ形でなければならない
ブロックの日もあれば
色鉛筆を並べている日もあります
でもこれをやっている日は
比較的ビリーヴが静かなときです
他に元気な子どもたちがたくさんいて
「キャー
ワー
」となっているときは
ボール
をついて走っています
自閉症の人の感覚として
「全てのものが一斉に自分に話しかけてくる感覚がある」
というのを聞いたことがあります
彼がよく耳を塞いでいるのは
他の子どもたちの声が大きくてうるさいから・・・
だと思っていましたが
周りの声が大きいからではなく
友達や椅子や机 テレビ 壁など全てのものから
一斉に話しかけられてる感覚があるのかもしれません
夕方になると
「はっ」と「へっ」の間くらいの音を口にしながら
職員に頭を下げます
これは彼の「こんばんは」の儀式なんですが
とにかくしつこい(笑)
「何回言うね~ん
」な頻度でペコペコしてます
こちらが「こんばんは」と言わないと納得しません
でもこれは職員に対してだけやる儀式です
他の子どもたちにはしません
「挨拶は1回でいいよ」と言うと「ふん」と頷きますが
またすぐにやります
やらずにはいられないのか・・・そこは分かりません
彼が話せたらな・・・と思うことはよくあります
聞きたいことがいっぱいあります
話して欲しいことがいっぱいあります
彼がこの世界をどのように見て どのように受け止めて
どう関わろうとして どう生きているのか
その感覚を理解し学ぶことが出来ればと思うのです
