オーストラリア・パースで、3人娘の子育てをしながら通訳・翻訳の仕事、心理学も大学で勉強しているさくらマセックです
大きな国土と広い空に囲まれ、マルチリンガル・マルチカルチャーかつ、人生の色々な面を楽しむ、マルチライフを追求中♬
今日は、オーストラリア・・・というか、私の住む西オーストラリア州の、ゴミ事情について。
私が17年ほど前にパースにやってきて、ホームステイをしたときから、こっちのゴミ事情には色々衝撃を受けました。
まず、細かく分別しない。
こういう、緑と黄色の蓋の車輪付きのゴミ箱が、一軒に1セットずつあります。
緑の蓋のゴミ箱は、一般ゴミ。
可燃のものも不燃物も、全部いっしょくたに入れています、というのは、オーストラリアは、ゴミは埋め立てなんですね。
なので可燃物・不燃物というのはあまり関係ないらしい。
で、黄色の蓋のゴミ箱は、リサイクル。
プラスチックボトル、アルミ缶、ガラス瓶、紙類、、、、
とにかく’リサイクル可’なものは、全部このゴミ箱。
(電池や古い携帯電話など、特殊なリサイクル品は別に収集される場所がありますが、ちゃんとやってる人の割合は謎)
日本で、ものすごく細かく分別することに慣れていた私は、この’全部一緒に突っ込む’ことに衝撃。
一応ルールとしては、袋に入れたりまとめたりせず、バラバラで入れることと、もちろん普通ゴミは入れちゃだめということだけ。
そして特にボトルを洗ったりする必要はなく、汚れたままで入れていました。
ホストファミリーの人たちによると、分別工場で分別されて洗われるからいいらしい。。。
この、2つのゴミ箱はかなり大きくて、胸の高さほどまであります。
緑のゴミ箱は毎週、黄色いリサイクルのゴミ箱は隔週で、地域によって毎週決まった曜日に収集車がやってきます。
回収日当日の朝か、収集車が早くくる場所もあるので、大体前夜から、道路に出してあります。
この収集車も、かなり豪快!
こうして、トラックから出た腕? でゴミ箱をつかんで、ひょーいと持ち上げます。
ゴミが空っぽになったあとは、ごとんっとまた元の場所に置いて、去っていきます。
ゴミの日には、ゴミ箱が歩道をふさいでたりするので、子連れにはバギーや自転車で通りにくいのが少し難点💦
次に衝撃だったのは、この大きなゴミ箱が、毎週毎週ぱんっぱんになること。
私が当初滞在していたホームステイ先は、夫婦+留学生を最大4人受け入れていたので、ゴミを出す人数も多かったといえば多かったのですが、とにかく毎週毎週、両方のゴミ箱が、溢れんばかりに。
特にパーティをした週末のあとなどは、飲み物のボトルなどが大量に出て、2週間に1度のリサイクルゴミ収集では追いつかないほど。
ゴミ収集日の前夜に、他のおうちのゴミ箱が出たのを見計らって、入りきらなかったゴミをお隣や近所のゴミ箱に入れるホストマザーの姿を、覚えています
でも驚いたことに、多くの家庭のゴミ箱がいつもかなり満杯。
ゴミ箱に入る大きさなら、なんでも捨てていいらしく、開けると古い子どもの三輪車が捨ててあったり、家具が捨てててあったり、芝刈りや雑草などの緑ゴミがたくさん入っていることも。
本当はいけないんですが、日曜大工で余ったのか、セメントの残りとか、欠けたレンガとか、砂そのものが入っていることもありました。
なんでもありなのか・・・と思ったのは昔で、そういえば我が家も、去年キツネに飼っていたニワトリが6羽全部やられたときは、埋める場所がなくて手を合わせつつゴミ箱に入れたっけ・・・ごめんなさい
それから、もう一つ衝撃だったのは、日本に比べれば(多分)そこらじゅうにゴミ箱があって、分別も難しくないのに、ポイ捨てする人が多いこと。
でもこれは、オーストラリアだからというより、人によるのかな・・・。
ポイ捨ては、日本でも大きな問題ですよね。
なんだかね・・・
こういうの見ると、ほんとに悲しくなっちゃうし、気持ちが荒んでしまいますよね・・・。
悲しくなっちゃうし、申し訳ない。
地球と、動物たちに。
少しドキッとする画像ですが、これが、私たちがゴミをそのままにした結果。。。
海を汚し、地球を汚し、地球を共有する動物たちを痛めつけ、
私たち人類は、どこに向かっているんだろう???
と、正直思います・・・。
何百年、下手すると何千年も分解されないプラスチックゴミが大きな問題ではあるけれど、他の種類のゴミも、自然のサイクルから切り離されてごみ埋め立て地に持って行かれては、自然に還れない。
我が家は、自分たちにできることを少しずつでも、と思い色々やっています。
まず心がけるのは3R!
それは何かって?
考えてみてください、答えは次回のブログで♬
答え早く知りたい!
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