観光を終え、宿へ向かいました。
「東洋館」は、武雄温泉楼門のすぐ近くにあります。
(画像は翌朝)
旅館に入ってすぐに、見たことのある肖像画。
「宮本武蔵」だそうです。
そう言えば、前日楼門近くで撮った説明書き。
「東洋館」は、宮本武蔵が「五輪の書」の想を練った
由緒の宿だそうです(旅館パンプレットより)
部屋割は、ツアー参加者の意向を考慮してくださりました。
「東洋館」で予約できた部屋数の関係で、
一人部屋を希望の人は、他のホテルや旅館になるとのことで、
武雄に来たら「東洋館」でしょうと、
見ず知らずの人との相部屋を希望しました。
それも、出発前の心配の種になっていたのですが・・・
ただでさえ眠れないのに、眠れるかしら…って。
私と相部屋の方は、東京からどちらも一人参加されたお二人。
一人は私より年上で、もう一人は私より年下(見た目から)。
バスの中で部屋割は発表されましたが、
その人がどの人なのかは、お部屋の中で初めてわかりました。
お部屋で、最初にご対面して話し始めたのは年下さん。
キャリアウーマン的な、シンプルで切れのいい思考をされてて、
グズグズ堂々巡り思考の私には、とても刺激的でした。
私が、ここに至るまでの緊張や不安、怖さなどを話すと、
「来るか来ないかわからない台風を恐れて、
台風が来たら行けないって苦しむのはナンセンス。
要は、台風でも行きたいか、台風ならあきらめるのか。
台風は、前もって進路や天候やわかるのだから、
『行く』と決めたら、どうやって『行く』かを考えればいいだけのこと。
グーグルで調べればすぐにわかるはず。
九州なら鉄道で陸続きだから、
早く出発して新幹線で行くって方法もある。
沖縄は無理だけどね。
『行く』って決めたら、
いろんな方法があることはわかるよ。
そもそも、自然相手に
自分に都合の悪いことがあれば、
神様が…
神様に見放されたなんて考えるのは、
神様に失礼よ」
ごもっともなお話です。
頭を金槌でガツンと叩かれたような気がしました。
で、目が覚めました。
そこで、ちょっと引っ掛かったのが、
「お金」の問題。
「お金の心配がなければね!」
と、ささやかな反論を試みました。
専業主婦の私にとって、
やはり「お金」の問題は重要事項でして・・・
「行きたいんでしょう?
どこまでして『行きたいか』の問題かな?
そもそも台風が来ると決まったわけでもないのに、
そんなことで悩むことが不自然。
事実と妄想を分けて考えた方がいいよ」
初対面にして、ここまでアドバイスをいただけるとは、
必然的な出会いに思えてなりませんでした。
明らかに思考回路が違っていました。
もう一人の方は、
私に似ているタイプ。
でも、この方もバリバリ働いていて、
乗馬や旅行や美容等、
自分のために惜しげもなくお金を使っているようでした。
この三人の組み合わせは、
それぞれに思うところ感じるところがあったと思います。
夕食の前に、4階にある「おつうの湯」へ。
一階の元湯を薄めていると言っていましたが、
前日入ったホテルのお湯より、ヌルヌルしていていいお湯でした。
ちなみに、寝る前に入った一階の元湯は、最高ランクでした。
「夕飯」
最初に出ていたものの写真しかありませんが、
とってもおいしかったです。
食べられないかもしれないとの心配はどこへやら、
まさかの完食。
興奮してだかどうだかわかりませんが、
夜はあまりよく眠れなかったので、
早朝から24時間入浴可能の元湯へ。
私一人だけでした。
「朝食」も完食。
ツアーは、朝食で終了。
出発までお部屋で歓談。
一人部屋希望で、他のホテルに泊まっていた年下さんのお友達(男性)も合流。
そこで、あれよあれよと、
年下さんが、そのお友達の午後のフライトに合わせて
私も福岡空港近くまで連れて行ってくれることになりました。
そこで、それまで一緒に行動することとなり、
お二人の午前中の施術にもついていくことになりました。
またあの空間に行けることになるなんて・・
そして、マリア先生が、
「庭のレモンちっちゃいけど、
無農薬だから持って行ってね」
と、言ってくれたではありませんか。
そうなんです。
前日は、写真を写しただけでした。
1ついただきたいと思っていたのですが、
帰りはバタバタしていてすっかり忘れてしまい、
それがちょっと心残りでした。
お友達の分も、いただきました。
香りが強くてびっくりです。
帰ってすぐ絞ってみたら、濃厚で高貴な味でした。
すごいすごい!!
で、施術が終わり、レモンをいただいて、
お友達さんにお昼ご飯を御馳走していただき、
結局、福岡空港まで連れて行っていただきました。
チケットを取ったときはまだ元気だったので、
近くの街に寄り道しながら帰ろうかと思っていたのですが、
前夜によく眠れていないから早めに帰りたいなと思って。
おまけに、施術院を出てすぐに雨が降ってきました。
もうどこかに立ち寄る気力も体力もこれっぽっちの願望もなくなったのでした。
そこで、できるだけ早く帰りたかったのですが、
こんなときに、マイル予約は便利です。
予約の便より早い便に空席があれば、
変更ができるのです(来年からはできなくなるそうです)。
そこで、空港内移動に余裕を持って
予約より2時間前の便に変更していただきました。
帰りをマイルにして正解でした。
そして、羽田に着いたときも雨。
リムジンバスに乗って、
キャリーケースから折り畳みの傘を取り出しておいたのですが、
最寄り駅に着いたときは、雨は止んでいました。
夕飯の買い物(自分の)をしようと思っていたのですが、
できるなら雨が止んでいる家に帰りたいと思って、
また降り始める時間をウエザーニュースで調べると、
これは早く帰った方がいいと思い、
買い物をせず家路を急ぎました。
すると、家では、主人が夕飯を作ってくれてたようです。
雨が止んでいたことといい、
主人が夕飯を作ってくれていたことといい、
なんだか「狐につままれた」気分。
「きつね?」
「まさか、祐徳稲荷神社のお狐様が?」
誰にも言えない妄想をしてしまいました。
それにしても、後から考えると、
すべてうまくいっているんですよね。
あの食べられない眠れない苦行は、
何だったのでしょうか??
おしまい
ありがとうございました。











