次に向かったのは、安房神社の元宮の「駒ケ崎神社」です。
元宮とは、運んできた神を最初に祀った場所(神社)。
最初は、社はなかったでしょう。
一番最初にこの地に運ばれてきた神様は、
大巫女様(巫女集団)が、海の向こうからこの地に上陸して運んできた神様であろうと思われます。
そして、上陸した場所が、「布良海岸」。
ここは、地質学的にも大きな大地の変動があったようで、
ものすごいエネルギーが動いた場所です。
洲崎海岸よりダイナミックな大地の動きを感じられました。
ここにたどり着いたのは、洲崎海岸にたどり着いた一族と同じ集団だったのか、
同じ一族だけど別の集団なのか・・・
それとも違う一族なのか・・・
また同じ時代にたどり着いたのか、
違う時代なのか・・・
そもそも洲崎海岸にたどり着いた一族が、こちらに移動して行ったのか・・・
私にはまったくわかりませんでした。
洲崎神社の祭神は、「天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)」で、
安房神社の祭神である「天太玉命(あめのふとだまのみこと)」の后神(きさきがみ)です。
「天太玉命(あめのふとだまのみこと)」は、
安房開拓神話に出てくる忌部(いんべ)一族の祖神であり、
「洲崎神社」と「安房神社」は、夫婦神社でともに「安房國一宮」になっています。
きれいにまとめられている気がしないでもありません。
長い歴史の中で、少なからず権力闘争があり、
勝者の歴史(神)にすり替えられているでしょうから。
また、もともとは同じ神を運び、同じ名を名乗る一族でさえ、
この地にたどり着くまでに、いろいろな民族との混じり合いがあり、
もう同じ一族とは思えないようなこともありえます。
考えれば考えるほど迷宮にハマってしまいます。
大切なことは、そこではなく、
この地の人にいろいろなものをもたらした一族がいたということ、
私が「大巫女様一行」と呼ばせていただいている巫女集団が命をかけてこの地にたどり着き、
この地の人々のためのお働きをされた事実です。
それが人類全体にとって、あるいは地球にとって、
良かったのか悪かったのかわかりませんが、
進化がそれを選んだのだと解釈しています。
ここ「布良海岸」は、見てのとおり雄大な地球の営みのパワーを感じます。
参加者各自、自分の好きな場所で祈りました。
Kさん(同姓の女性)が、海岸の先端に小さな鳥居に気づきました。
そこは、拝所のような感じで、皆でそこに意識を合わせて祈りました。
ここにたどり着いた人々が、海の向こうにいるもう二度と会えないであろう両親・家族に
祈りを捧げていたのではないかとのことでした。
「御染弁財天」 (海女さんの守り神)
海岸での祈りのあと、「元宮」に向かう途中にあります。
地層?断層?迫力あります。
女子の目では、見えていても見えない(気づかない)断層。
赤い鳥居と神社しか見えていませんでした。
言われて初めて気づきました。
エネルギーの強いところだから、神社をつくったのでしょうと。
そういう意味で、そういう(断層が見える?)目を持った方が一緒だと、
世界が広がります。
ありがたいことです。
「安房神社元宮・駒ケ崎神社」
祭神は、厳島大神と海祇大神。
地元では「じょうご様」と呼ばれ、漁師さん達の信仰は絶大だそうです。
ひっそりと、優しい感じがしました。
この後、「安房神社の前殿・布良崎神社」の予定でしたが、
時間が無くなり断念。
「『布良崎神社』の神様、ごめんなさい。
この次は、絶対にお参りさせていただきます」
ご神事にて、
参拝する予定にしていた神社にお参りしないということは、
よくありません。
神様は、お参りしてくれるのを楽しみに待ってくださっているので、
たいそうがっかりなさるそうです。
ご神事では、とてもいい気分になることが多く、ついつい長居をしたくなります。
今回も、そうでした。
ご神事においては、無理のない予定を立てること、
時間配分を考慮することが大切だと学びました。
タイムキーパーのような役割の方がいらっしゃるといいですね。
そういうのが得意な方がいらっしゃいますよね。
私には苦役ですが・・・
つづく



