「良い大学(高校)」とは何か | わがままカウンセラーの「おもしろき こともなき世を おもしろく」

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寒くなってきたが、受験シーズンということもあり、家の近くの学習塾の前の道路は夜遅くまでお迎えの車でいっぱいだ。

いつも思うが大変なこった。

「良い大学(高校)」に入りたい、入らせたいと思う気持ちはわからないでもないが、一生懸命テスト問題を考える割には、自分にとって、または我が子にとって「良い大学(高校)」とは何かということを一生懸命考えているように見えないところが妙だ。

つまりは「価格」と「価値」ということについて考えていない人が多いのではないかということなのだが。

偏差値というのは価格であって価値とは限らない。
ちなみに結婚相談所なんかでよく条件として挙げられる「年収」と一緒だ。あれも「価格」であって「価値」とは限らない(もちろん、それこそが「価値」だという人もいる。そういう人はそれで結構だ。価値観は人それぞれだから)。

ただ最低時給で言うと、日本人のバイトの質がそんなに下がったとは思えないが、今や韓国よりも低いんだよな。
僕にとっちゃ、そんなゴム紐みたいに伸びたり縮んだりするものを「価値」にする気にはなれない。

じゃあオマエにとって「価値」というのはいったい何なんだと問われるかもしれないが、そこの学校の何年間かが自分にとってどれだけ「思い出」となるか。それが僕にとっては「価値」となる。

僕の感覚では「校歌」を覚えているかどうかっていうのも、ある意味「価値」のモノサシとしては使えるんじゃないかなって思う。